わたしのマトカ の商品レビュー
はじめて旅のエッセイを読んだけど、フィンランドの人たちの人柄や街と自然の風景、全てが「いいなあ」としみじみ思える様な文章だった。 フィンランドはおろか国外に出たことすらないけど、東京を離れたときは東京の忙しなさに気付いて驚いたことを思い出した。 わたしはその忙しなさに嫌気がさし...
はじめて旅のエッセイを読んだけど、フィンランドの人たちの人柄や街と自然の風景、全てが「いいなあ」としみじみ思える様な文章だった。 フィンランドはおろか国外に出たことすらないけど、東京を離れたときは東京の忙しなさに気付いて驚いたことを思い出した。 わたしはその忙しなさに嫌気がさしてしまったけれど、それすらも愛おしく感じてしまう著者の人柄やフィンランドの空気はほんとうにいいなあと思った。 行ってみたい国が増えた! 2022/8/18再読 好きな旅エッセイの一つ。旅とか外国とか、日々の景色に飽きたときに触れたくなる。 フィンランドに行きたい。 はやくコロナが収束して、円安もおさまってほしい。
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読んでいる間じゅう片桐はいりで脳内再生されていた。 同じくムーミンやマリメッコのイメージくらいしか知らなかったのだけれど、フィンランド人の気性や暮らしぶりが垣間見れて小旅行気分を味わえた。 帰国後の片桐さんから見た日本も日本らしかった。
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2021.07.10 旅のエッセイを連続して読んでいる。これで3冊目。 読み始めから、「これ、わたしが絶対好きな旅エッセイだ…!」と確信。そして憧れのフィンランド。もちろん『かもめ食堂』も観ている。 片桐はいりさんはコメディ寄りの個性派女優というイメージしかなかったので、こん...
2021.07.10 旅のエッセイを連続して読んでいる。これで3冊目。 読み始めから、「これ、わたしが絶対好きな旅エッセイだ…!」と確信。そして憧れのフィンランド。もちろん『かもめ食堂』も観ている。 片桐はいりさんはコメディ寄りの個性派女優というイメージしかなかったので、こんなに読みやすく面白い文章を書く人とは思わなかった。新たな扉が開けて嬉しい気持ち。 浮わついたところのない独特の視点でのフィンランドを楽しませてもらいました。 「グアテマラの弟」も楽しみです。
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フィンランドの撮影現場では、撮影中に携帯電話を鳴らした人が全員にビールをおごる、というエピソードが素敵だった。恥ずかしがり屋で感情があまり表に出ないイメージがあるけど、色んな面があるんだと知った。
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「かもめ食堂」の撮影滞在時のフィンランドでの日々を中心にしたエッセイ。 「かもめ食堂」の映画が公開され、話題になった時は今ほど北欧ブームにはなっていなかったように感じる。まだまだ遠い北の国、サウナとムーミンの国というイメージが強かった。 その頃から比べると今は北欧の情報も多くなり...
「かもめ食堂」の撮影滞在時のフィンランドでの日々を中心にしたエッセイ。 「かもめ食堂」の映画が公開され、話題になった時は今ほど北欧ブームにはなっていなかったように感じる。まだまだ遠い北の国、サウナとムーミンの国というイメージが強かった。 その頃から比べると今は北欧の情報も多くなり、日本から観光にいく人たちもふえている。しかし、ここに出てくる生活文化、食文化等は実際体験した人でなくては表現できないものである。 そして内容もさることながら、片桐入りという女優さんの文章力にも驚かされた。歯切れがよく、テンポよく展開していく。読者をひきこむ文章で楽しませてもらった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
気になっていた本 わたしのマトカが読みたくて、前日にかもめ食堂を観た 映画を観てから本を読んで正解だった! はいりさんの本を詠むのは初めてだったので、ひねくれ者とは知らなかった笑 それを知ってから妙に親近感が湧いてしまい 久しぶりに会う友人の旅行記のように読んでしまった フィンランド、ぼんやり知っているだけだった国が一度訪れたような錯覚に陥る不思議な本 初対面ではシャイだけど、自分の興味がある分野になると畳み掛けるように話し出してしまうのはなんだかわたしと似ている気がした ジーンズの謎のポケットはコインを入れるためのものだったのかー!と勉強になった わたしも1.8セントをコインポケットに入れて、トラムに乗りたい 帰国後の時差ボケ、本屋での時間の喪失 日本ならではの表現もとてもしっくりきた ニュージーランドもそういえば、急かされたりしなかったなぁーと 余裕が足りないのかな、と思う でも日本が嫌いなわけでは無い あと、旅の姿勢が似ていたので、他のエッセイも読んでみたいと思う わたしも旅に出た後帰りたいと思わない人種で洋服は現地調達組笑 大変癒されました!
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ふらりとフィンランドを訪れたくなる旅行記。 旅行が満足にできない時代ではあるけど、やっぱり旅したいと思わせてくれる一冊でした。
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片桐はいりさんの旅に対する姿勢、好きだわ〜。 チャレンジ精神と時に見せる乙女なところ、魅力詰まってるエッセイ。
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自分の調子が悪くてのめり込みづらかったけど、でもユーモアあって片桐さんらしさが感じられて面白かった。 多分余裕のない中で読んだせい。 余裕ある時に、また読みたい。
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日本を遠く離れた北欧の地でも、足取り軽やかに飄々と過ごすはいりさん。彼女のレンズを通して描かれるフィンランドの人々は、生き生きとしていて、クスリと笑える可愛らしさがある。ファームステイでサウナに入ったら思わぬ事件に巻き込まれたエピソードが秀逸でした笑
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