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海猫ツリーハウス の商品レビュー

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26件のお客様レビュー

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2025/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ああ、共感とまではいかないが、主人公の悶々とした心のウチは分かるような気がする。 信頼してた人達に手のひら返しされ、自分とは正反対の兄弟に好き勝手やられて、言われても逆らう事もできずに…終盤のチェーンソーの件は、ツリーハウス全部燃やすくらい大暴れしたら良かったのに。 でも、一つ思ったのは、兄さんが、薄っぺらい人間だったのは、主人公にとって救いだったのかな?とも思ってみたり。 だってあの兄が、ちゃんと地に足をつけて、まともな人生歩むような人だったら、亮介の悶々はこんなもんじゃなかったのでは? あと、東北弁は馴染みが無いからサッパリわかりませぬ。 まあ、これは彼らが、逆に九州弁サッパリわからないであろうって言ってるようなもんで、しょうがないよね(汗

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2024/11/26

青森県八戸に暮らす25歳の主人公 行き詰まり、先に不安しか持てず 地域の人気者の兄との関係に悩む 本の題名からふんわりした小説を想像したが 希望も救いもない狭い世界の話だった・・・

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2023/07/30

2昔前に出た小説を今更読む。 ずっと視界に入るところにあって、引っ越してもそれは変わらなくて、もうこれは読むしかないだろと。 青森の海の近くの実家暮らしの25歳の亮介。頻繁に見る、ヘリコプターに吊るされぶらんぶらんと揺れている自分の姿の妄想に悩まされている。高校のあと弘前の服飾...

2昔前に出た小説を今更読む。 ずっと視界に入るところにあって、引っ越してもそれは変わらなくて、もうこれは読むしかないだろと。 青森の海の近くの実家暮らしの25歳の亮介。頻繁に見る、ヘリコプターに吊るされぶらんぶらんと揺れている自分の姿の妄想に悩まされている。高校のあと弘前の服飾専門学校に入ったが卒業を待たずに中退して以来、ずっと中途半端な状態。いつかは洋服づくりで身を立てたいと思うものの具体的な行動を起こさぬままに祖父母の農業と地元の先輩のツリーハウスづくりや雑用に紛れる日々。そんなとき、兄の慎平が帰ってきて。 兄弟の関係、地元のみんなとの関係、家族との関係などなど、丁寧に描いているのに重たくない。全編、会話は殆ど青森弁(八戸辺りだから南部弁?)でそれが唯一読み難い要素ではあるが、作品の味になっている。 驚いたのが、創作物の描写の巧みさ、再現性。ツリーハウスもそうなのだけれど、香子のミニチュアール、亮介が香子のために作るワンピースなどなどが、文章から目の前に立ち上がってくる。それらは魅力的で、実物を見てみたいと思わせる。この作家自身、文章以外にも何か作ったりしている人なのだろうか。こんな作品、もっと読んでみたい。亮介、頑張れ。 ちょっと検索してみると今も作品を少ないながらも出し続けており、この後出た作品では芥川賞候補にもなったことを今更ながらに知った。他の作品もちびちびと読んでみよう。

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2021/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

キャラも場所もいいのに、展開で苦手な小説になった。きっとおもしろく読む人もいるのだと思う。けれどもなかなかないなあこんなこと。 この小説に出てくる要素のなかの希望の部分(香子やツリーハウス)を一生懸命一生懸命削ぎ落とそうとしているように感じてしまう。僕にとってだめな裏切られ方をされた。

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2020/01/31

25歳の亮介と、地元コミュニティで人気者の兄・慎平。 ふたりのヒリヒリとしたやりとりに心がざわつく。 ファッション・デザイナーを目指し、 実家の農業を手伝い、 「親方」の元でツリーハウス作りをする亮介の努力を 慎平はなぜ認めず、貶めるようなことを言うのだろう。 p111 ―兄弟...

25歳の亮介と、地元コミュニティで人気者の兄・慎平。 ふたりのヒリヒリとしたやりとりに心がざわつく。 ファッション・デザイナーを目指し、 実家の農業を手伝い、 「親方」の元でツリーハウス作りをする亮介の努力を 慎平はなぜ認めず、貶めるようなことを言うのだろう。 p111 ―兄弟だからだ― p112 ―兄弟なんて、言ってみれば生まれたときから 親の愛情を奪い合う敵同士みたいなものじゃないか― すとん、と腑に落ちた。 慎平のことも亮介のことも どちらの気持ちも、少しだがわかる気がした。

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2015/02/16

 八戸出身の著者が、八戸を舞台に、登場人物たちに八戸弁で語らせた八戸フリークな物語だ。第33回すばる文学賞を受賞している。  全体を通して八戸弁で語られているためか、とても感情移入した。ツリーハウス以外の周りの景色などは、実在の八戸そのままであり、読みながら実際の映像が脳裏に浮...

 八戸出身の著者が、八戸を舞台に、登場人物たちに八戸弁で語らせた八戸フリークな物語だ。第33回すばる文学賞を受賞している。  全体を通して八戸弁で語られているためか、とても感情移入した。ツリーハウス以外の周りの景色などは、実在の八戸そのままであり、読みながら実際の映像が脳裏に浮かんできた。  自分には兄弟がいないので、もし兄なり弟がいたら、こんな確執も生まれるのかなと思うと、ちょっとゾッとした。でもこんな心理描写ができるところが「現代の太宰治か」といわれるところなのかもしれない。  最近、地元紙のデーリー東北で木村友祐氏による「空飛ぶ鉄犬」という小説の連載が始まった。これもまたファンタジックな物語のようだ。お話の続きに期待したい。

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2013/12/02

兄弟の愛?憎は細かく描かれていたけど、読んでいる途中もラストの唐突さも、いまいちな話。文芸〜。 (すばる文学賞)

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2013/11/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第33回すばる文学賞受賞作。青森の方言と26歳と30歳の宙ぶらりんの兄弟と、自称アーティストの親方とその周辺の話。暗いし、ヘリコプターだし、全くだめだった。寝ているのがツタンカーメンみたい、という表現だけ笑った。

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2012/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

青森八戸 服飾の専門学校を中退し 就職することもなくほぼバイトみたいなもんで生活する亮介 兄の慎平は破天荒で感情的で自由奔放で 農業を継ぐわけでもなく都合のいいようにふらふらしている。 兄の紹介で親方の趣味の延長みたいな ツリーハウスを建てるのを手伝う日々 兄弟。 同じ腹から生まれてきても、考えも性格もまったく違う。 気が合わない他人となら、簡単に距離を置いて接しなければいいだけなのに 血がつながっているということだけで、簡単にそうもいかなくなる。 いつだってヘリコプターにつるされた「おれ」がやってくる。 もろくて孤独で危うい日々。 暗い話かと思えどそうでもなくて 亮介が親方の娘を送るときに、親方に疑われて怒鳴られるところとか 文字が太字になっていたりでしかもめっちゃ方言でなまってて どこかぷぷってなるときもある。 終わり方はこんなもんだよねー。

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2012/08/12

薄い割に時間かかった 亮介は甘いかもしれないけど、亮介なりに考えたんだよなー それをやる前から全否定されて、死んじゃうかと思った 救いがねぇ

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