1,800円以上の注文で送料無料

日本経済復活 一番かんたんな方法 の商品レビュー

3.7

22件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2020/04/03

反デフレ本の最初の一冊としては、 この本がいいのではないだろうか。 3人の論者の立場から論が展開されるので、 分かりやすい。 また、巻末に参考書リストが掲載されているのが、 私にとってはありがたかったです。

Posted byブクログ

2018/11/12

デフレの理解だけに限れば、上念さんの本のほうが分かりやすいが、もう少し広い視野で現在の経済の問題を理解できる。 宮崎さんが時々、飯田さんに、中学生でもわかるように説明してとリクエストしている部分が面白い。 デフレ=失業であるし、日銀がお金をすればあっという間に問題が解決するのに、...

デフレの理解だけに限れば、上念さんの本のほうが分かりやすいが、もう少し広い視野で現在の経済の問題を理解できる。 宮崎さんが時々、飯田さんに、中学生でもわかるように説明してとリクエストしている部分が面白い。 デフレ=失業であるし、日銀がお金をすればあっという間に問題が解決するのに、本当に歯がゆい限りだ。

Posted byブクログ

2018/10/14

政府の経済政策などのニュースに色々文句や不満を言っていたのですが、この本を読んでみて「俺はこんな事も知らずに一端の評論家気取りで批判していたのか・・・。」と、恥ずかしくなってしまいました。(汗) 全くの素人には、若干難しい部分もあるのですが、今の日本経済を考えるときには、この本...

政府の経済政策などのニュースに色々文句や不満を言っていたのですが、この本を読んでみて「俺はこんな事も知らずに一端の評論家気取りで批判していたのか・・・。」と、恥ずかしくなってしまいました。(汗) 全くの素人には、若干難しい部分もあるのですが、今の日本経済を考えるときには、この本は必読です。

Posted byブクログ

2012/02/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

日本経済復活のためには、本書を購入することだということが分かった。 内容が、日本経済復活のために関係があるか、関係がないかはよく分からなかった。 皆で物を購入し、金を回し、コンピュータを使い、電気を使う。 そうすれば、日本経済は復活するかもしれない。 本を読むことは貢献しないかもしれない。 3人の推薦文献が最後に掲載されている。 2人は、読んでも役にたちそうにない本を推薦している。 一人は、かんたんな方法の割りに、参考文献で経済学の教科書を上げていた。 ここで、3人の立ち位置の違いが分かった。 一人は政治的なマスコミ 一人は経済的なマスコミ 一人は経済 を見ていることが推測できた。

Posted byブクログ

2012/01/23

デフレ克服について知りたくて読書。 デフレの現状から引き起こす諸問題、解決法について討論形式展開する本。 最近、勝間さんは脱デフレの提言を積極的に行なっているようである。『自分をデフレ化しない方法』 でも述べていることのリマンドとなる。 私は記憶がある時にはすでに日本はデフ...

デフレ克服について知りたくて読書。 デフレの現状から引き起こす諸問題、解決法について討論形式展開する本。 最近、勝間さんは脱デフレの提言を積極的に行なっているようである。『自分をデフレ化しない方法』 でも述べていることのリマンドとなる。 私は記憶がある時にはすでに日本はデフレ経済だつたので、インフレ時代の日本の実体験がない。現在、大連に住んでいてインフレを体験しながら生活しているが、人々が感じる内面的な将来へ希望や期待とは一体何かを日中比較して感じることが多い。 インフレが進めば進むほど富裕層に有利になるのは新しい気づきである。 寝不足の中で読んだのでしっくり感が低いため再読する予定。 読書時間:約50分 本書はバンコクのブックオブワールドで購入しました。

Posted byブクログ

2012/01/15

 本書は、経済評論家の勝間和代氏と評論家の宮崎哲弥氏、駒澤大学経済学部準教授の飯田康之氏の対談であるが、日本経済の現状についてわかりやすくかつザックリと切り込んだ興味深い本だと感じた。  本書は、日本に充満している閉塞感や、少子高齢化、長期化する不況等々の原因として「デフレ」をあ...

 本書は、経済評論家の勝間和代氏と評論家の宮崎哲弥氏、駒澤大学経済学部準教授の飯田康之氏の対談であるが、日本経済の現状についてわかりやすくかつザックリと切り込んだ興味深い本だと感じた。  本書は、日本に充満している閉塞感や、少子高齢化、長期化する不況等々の原因として「デフレ」をあげ、それからの脱出策として「脱デフレがボウリングの一番ピン」だと主張している。その内容は説得力がある  また、本書では、興味深い知識も披露されている。「不況は好況のための準備期間とされるシュンペンターの想像的破壊論は、実証研究で否定されている」という。実証研究では、安定していた方が成長しているというのだ。  デフレについての論議も興味深かった。デフレギャップが35~40兆円あり、これだけ需要が足りない現状をマクロ経済学的に言及している議論は説得力があると感じた。確かに、本書の言うとおりに、ここ20年他の多くの先進諸国が成長し、日本だけが成長できずにいる理由は、日本が経済政策で大きな誤りを犯したことによるのだろう。ただ、日銀のインフレターゲット政策だけで、それが解決できるのだろうか。もっと深く知りたいと感じた。  本書の題名は「日本経済復活一番簡単な方法」であるが、既に「失われた20年」と言われるような日本経済の低迷が、この内容で脱出できるのだろうか。本書の結論は、議論の先駆けなのか、それともさまざまな議論が収斂された結果なのか、テーマの大きさに比べ、新書ではちょっと内容が物足りないとも感じたが、興味深い良書であると思った。

Posted byブクログ

2012/01/07

いわゆるリフレ派の本。 お金を刷れば経済が良くなるかどうかまでは確信は持てない。 が、一度どうなるかは試してみる価値があると思う。 ついでに今のデフレの原因は、日本の人口構成にも原因があるかと…。

Posted byブクログ

2011/09/20

勝間和代氏、宮崎哲弥氏、飯田泰之氏による対談集。 日本経済の現状の最大の問題はデフレにあるとし、マスコミや一部のエコノミストの主張の問題点を挙げ、最後に日本経済の処方箋として日銀による金融政策を主張しています。 対談ということで少し冗長な面があります。個別の議論について知りた...

勝間和代氏、宮崎哲弥氏、飯田泰之氏による対談集。 日本経済の現状の最大の問題はデフレにあるとし、マスコミや一部のエコノミストの主張の問題点を挙げ、最後に日本経済の処方箋として日銀による金融政策を主張しています。 対談ということで少し冗長な面があります。個別の議論について知りたい場合は専門書を見た方がいいでしょう。

Posted byブクログ

2011/06/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 デフレを迎えている日本経済を立ち直らせるため、気鋭の経済評論家の勝間氏、知識該博なコメンテーターの宮崎氏、若き経済学者である飯田氏の3人が鼎談という形で処方箋を提示した本。 ・デフレ克服は、景気回復の一番ピン(最重要課題)である。 ・バブル崩壊が官僚不信や新自由主義を招いた。 ・丸山眞男が「作為の契機の不在」と指摘した通り、日本人は政治をお上に丸投げしてしまい、政治をコントロールする意識に欠けている。それは、不況を天災のように考えるところに見られる。 ・事業仕分けの本質は効率化であって、削減ではないようにするべきである。 ・デフレ期(停滞期)に取るべき経済政策なのは、 1.実質GDPの上昇 2.景気対策 3.所得の再分配 であり、これは経済成長が社会の安定をもたらすというシュンペーターの考えに通底する。 ・ドイツやジンバブエのようなハイパーインフレが起こるのは極端な供給不足の時だけである。 ・小泉改革での規制緩和のほとんどがブルーカラーのみに適用され、ホワイトカラーやマネジメント部門には適用されなかった。その結果、ブルーカラー同士の過当競争が問題になっている。  全体的に、前後して読んだ『デフレと円高の何が「悪」か』と被る内容も多いが、それ故に相乗効果があってタメになった。わかりやすくて勉強になる一冊。

Posted byブクログ

2011/04/11

[ 内容 ] このままでは、日本はほんとにダメになる―飯田「脱デフレ政策、金融政策というのは、そんな難しい話じゃないんですね。 それなのに、脱デフレ政策って非常に遅れたわけです」。 宮崎「というか、まだ本格的には全然始動していない」。 勝間「最近ようやく、しぶしぶ認めたぐらい。 ...

[ 内容 ] このままでは、日本はほんとにダメになる―飯田「脱デフレ政策、金融政策というのは、そんな難しい話じゃないんですね。 それなのに、脱デフレ政策って非常に遅れたわけです」。 宮崎「というか、まだ本格的には全然始動していない」。 勝間「最近ようやく、しぶしぶ認めたぐらい。 現状認識して、これから対策を立てて実行に移すっていう段階です。 それを後押しできればと、こうして緊急で座談会をしているわけです」。 徹底的に考えました。 [ 目次 ] 第1章 「失い続ける日本」の課題―閉塞感を打破するために(成熟した社会とは;一身独立して一国独立する;政治に対してシニカルになれ ほか) 第2章 デフレは百害あって一利なし―実力を発揮できない日本経済(問題はサプライサイドか?デマンドサイドか?;日本でハイパーインフレが起きる可能性;まずは安定化政策を ほか) 第3章 正しい金融政策を実行せよ―デフレ脱却のポイント(おカネとモノは表裏一体;5つの提言;2%のインフレを目指せ ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

Posted byブクログ