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日本経済復活 一番かんたんな方法 の商品レビュー

3.7

22件のお客様レビュー

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2011/02/12

タイトルの答えとしての本書の結論は.おカネの供給を増やすこと。それは確かにいいことかも、とは思った。 ただ、随所にある、アンチ成長派や定常型社会論に対する批判は、底が浅く、逆に著者三人の人間性とは言わないまでも、価値観には違和感をかんじた。 健康食品を食べるようになったり、故障も...

タイトルの答えとしての本書の結論は.おカネの供給を増やすこと。それは確かにいいことかも、とは思った。 ただ、随所にある、アンチ成長派や定常型社会論に対する批判は、底が浅く、逆に著者三人の人間性とは言わないまでも、価値観には違和感をかんじた。 健康食品を食べるようになったり、故障もしていないものを買い換えたりすることが、量から質への転換と言っているのは、全く賛成できず。 価値観はほんと多様だなあと思い知ることができた。

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2010/11/22

日本経済について、思想的・抽象的に議論。 勝間和代、宮崎哲弥、飯田泰之の鼎談。 久しぶりに思想的な本を読んだら、全く理解できませんでした。 そもそも、鼎談本をきっちり理解できた試しがないです。朝生もそうです。

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2010/10/24

友人に貸してもらって読みました。 デフレいくない!2%に目標設定して誘導すべき。 インフレいくない!とか、なんとなく反成長な論調は問題がある。 経済成長で税収は増えるし、失業率もデフレのままでは改善はされない。 日銀はインフレはダメとか言ってないでそっちに誘導しろ! そ...

友人に貸してもらって読みました。 デフレいくない!2%に目標設定して誘導すべき。 インフレいくない!とか、なんとなく反成長な論調は問題がある。 経済成長で税収は増えるし、失業率もデフレのままでは改善はされない。 日銀はインフレはダメとか言ってないでそっちに誘導しろ! そのため理解してる経済学者出てこい! 庶民は経済リテラシー身に付けろ! というお話・・・( ゚ω゚)? わっかんねぇ/(^0^)\ というのが問題なんでしょうか・・・。 この本で批判されてた人はきっとこの本の論者を批判するし、それを自分が評価するだけのリテラシーがない。 多分自分みたいにようわからん・・・って人はいっぱいいるやろうけど、それやと、政策評価できんやん・・・ 自分の国が何しようとしてるのか理解しないといけないし、できれば間違ってると思えばそのときいる立場でできることはしたいです。 とりあえず勉強します・・・。

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2010/10/04

やっぱり、デフレはよくないものだのだ、と実感した。生活観で見ると、価格が下がってラッキーと思うけど、そうではなくて、社会一般の視点で見ると、失業が増えて、経済が停滞することだから。 面白くて、流し読みしてしまったので、もう一度読みたいと思う。

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2010/09/18

経済まったく無知なので結構難しかったです。デフレの弊害、日銀の無策ぶりなど多少なりとも理解できたのは収穫でした。

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2010/07/25

「経済の素人として~」の立場の宮崎氏が早々と前言撤回されて議論をリードしていたのが面白かった事を除いて、三方ともロジカルで明快。反対のポジションを取る方でもこれくらいエビデンスベーストな主張をしてほしいものである。 反リフレ派やデフレ容認派の一般人に読んでほしい一冊。

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2010/07/23

金融政策やデフレに対する認識が基本的に同じ人たちの本なので、わかりやすい。でも、通貨の供給量があとどれくらい増たらインフレになるのか、国債が膨らみ過ぎたらそののちの影響は?といろいろ気になることも。他の意見に関する本も読まないと。

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2010/05/21

デフレの原因はデフレ恐さに金融政策をうてなかった政府や日銀にあり、デフレがひどくなる先には給料カットや失業率増加があるということ。対策としてインフレ率2%を金融政策(貨幣供給)でコントロールすることでのりきれるとしている。最後のほうで宮崎さんが「目の前の商品のプライスが下がるのは...

デフレの原因はデフレ恐さに金融政策をうてなかった政府や日銀にあり、デフレがひどくなる先には給料カットや失業率増加があるということ。対策としてインフレ率2%を金融政策(貨幣供給)でコントロールすることでのりきれるとしている。最後のほうで宮崎さんが「目の前の商品のプライスが下がるのはうれしいとしても、「それは何が原因なのか、その先に何があるのか」を推論してみること」と語っている点に頷けた。

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2010/03/18

勝間和代、宮崎鉄弥、飯田孝之著「日本経済復活 一番簡単な方法」光文社新書(2010) う~ん、、、勝間さんが書いているからと思ったんだけれど、個人的にはあまり面白くない経済書だったな・・・。 一言で言えば今の日本経済政策に対する不満を3人で言い合っているといった感じ。 ここ...

勝間和代、宮崎鉄弥、飯田孝之著「日本経済復活 一番簡単な方法」光文社新書(2010) う~ん、、、勝間さんが書いているからと思ったんだけれど、個人的にはあまり面白くない経済書だったな・・・。 一言で言えば今の日本経済政策に対する不満を3人で言い合っているといった感じ。 ここに来てようやく日本経済の停滞がここまで長期化し、旧来型の財政支出やシステム改革の校かが見られなかった理由が明らかになった。それは、日本の経済政策の失敗、つまりは人為的なデフレ、であると論じている。 確かにそうだが、今まで気がつかなかったのか、といった感じで・・・。読む時期が遅かったのかな~なんで思ったけれど。 まあでも多少は経済の勉強になる本かもしれないかな。

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2010/03/03

三人の著者による座談会形式の本。三人ともテレビで見て口調を知ってるので、 頭の中でバーチャル座談会が展開されて大変楽しく読めた。 飯田氏が主に提言を行い、宮崎氏は聞き手、勝間氏は身近な例をあげつつ飯田氏の発言を補強といった役割分担。 第1章 「失い続ける日本」の課題、第2章 デフ...

三人の著者による座談会形式の本。三人ともテレビで見て口調を知ってるので、 頭の中でバーチャル座談会が展開されて大変楽しく読めた。 飯田氏が主に提言を行い、宮崎氏は聞き手、勝間氏は身近な例をあげつつ飯田氏の発言を補強といった役割分担。 第1章 「失い続ける日本」の課題、第2章 デフレは百害あって一利なし では 経済学者の名前や学説を引用しながらの討論で、ちょっと難しいなぁと思いながら読んでいたが、 第3章 正しい金融政策を実行せよ になると、三氏とも日銀批判でヒートアップし、読む側もスピードアップ して一気に読み終えることができた。 「最近ようやく待機児童の問題が取り上げられたのは、政治家の孫が引っかかり始めたから」「日銀はかって業務 命令権を握られていた財務省(旧大蔵省)に過剰な警戒心がある」と言うのはあまりにもお粗末と言うか、 あまりに人間臭くて苦笑せざるを得ない。 本文の最後に勝間氏が、我々が今日からできる行動のまとめ(ツイッターやブログで反デフレを発言、地元の 政治家に働きかける、ハイパーインフレを懸念する人をやさしく説得など)を書いていて、とても親切設計。 巻末にある、三氏それぞれのオススメ本を順次読んでいきたいと思う。

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