陰陽師 天鼓ノ巻 の商品レビュー
短編集のシリーズ第八弾。 ・瓶博士 ・器 ・紛い菩薩 ・炎情観音 ・霹靂(はたた)神 ・逆髪の女 ・ものまね博雅 ・鏡童子 今回は神の話や女性の哀しい話が多かった。 神様もいろいろあるねー。 表紙の陽気に太鼓(鞨鼓)を叩いてるのは、普段は不動明王の右側にいる制託迦童子(せいた...
短編集のシリーズ第八弾。 ・瓶博士 ・器 ・紛い菩薩 ・炎情観音 ・霹靂(はたた)神 ・逆髪の女 ・ものまね博雅 ・鏡童子 今回は神の話や女性の哀しい話が多かった。 神様もいろいろあるねー。 表紙の陽気に太鼓(鞨鼓)を叩いてるのは、普段は不動明王の右側にいる制託迦童子(せいたかどうじ)。 博雅の笛と蝉丸の琵琶の音に合わせて楽しそうだ。 霹靂(はたた)神というわずか10ページの短編で、なんてことない話だけど楽し気で良かった。
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今回も楽しめた! やはり短編集は軽やかで気取らずに読めて、おもしろい! 今回は蝉丸法師の登場多め。神様の登場多めですが、季節の移ろいの表現も上手く、もののけもどこかユーモラスだったり、切ないお話だったり、とにかく飽きさせない。オススメです♪ あとがきの親父節もウケる^_^
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シリーズでは10作目? 「瓶博士」「器」「紛い菩薩」「炎情観音」「霹靂神」 「逆髪の女」「ものまね博雅」「鏡童子」以上8篇収録 ゆったりとした時間の流れの中で晴明と博雅が 庭の草花を眺めながら簀の子の上で酒を酌み交わす 一方では業や神々、地脈が乱れた事による不思議が 人々を戸惑わ...
シリーズでは10作目? 「瓶博士」「器」「紛い菩薩」「炎情観音」「霹靂神」 「逆髪の女」「ものまね博雅」「鏡童子」以上8篇収録 ゆったりとした時間の流れの中で晴明と博雅が 庭の草花を眺めながら簀の子の上で酒を酌み交わす 一方では業や神々、地脈が乱れた事による不思議が 人々を戸惑わせ追い詰める 博雅が持ち込んだ厄介事を晴明が解決?するという流れ。 獏ちゃんの雅でシットリとした不思議な物語。 大好きです♪
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安定の安倍晴明モノ。 逆を言えば、この巻はそれほどインパクトのあるお話はなかったかな…。 あとがきの「親父節」が気になったくらい。
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晴明は博雅を大事にしてるよなぁ、というのが表にでてる話が多かった。珍しくストレートでなんかむずがゆい気持ちになる。 印象的なのは、器と逆髪の女です。 幽霊モノだから怖いのはもちろんあったりするんだけど、どこか物悲しくて愛しい、そんな感じ。 2015.09.05
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陰陽師シリーズ。 安定した面白さ。今作は蝉丸法師が出てくる話が多かったかな。「逆髪の女」の物哀しさが沁みた。シリーズ通して飽きの来ない文章で大好き。
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目次 瓶博士 器 紛い菩薩 炎情観音 霹靂神 逆髪の女 ものまね博雅 鏡童子 あとがき
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久々にこのシリーズを読んだ。清明が表に出すぎず、博雅の人の好さがよく出ているのが好き。これくらいの短編集がテンポがよくていい。
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相変わらず良いな~ そして相変わらずお酒が飲みたくなる… 博雅と晴明のやりとりがいつもどうりで心落ち着きます 二人とお酒飲みたいな~ 菊の香のお酒かぁ素敵だなぁ
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読んでないと思っていたら読み終わっていた。 どれも短編で似ているので。。 特徴的なのは、蝉丸殿が今回は大活躍です。 蝉丸殿の話も多く、通常通り博雅の笛も重宝。 方違を間違える話は秀逸。
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