陰陽師 天鼓ノ巻 の商品レビュー
陰陽師・安倍晴明と貴族で横笛の名人・源博雅の二人による平安奇譚。 中学生の頃に夢中になって読んで、映画を見てその世界観に酔いしれたシリーズです。先日映画がテレビ放映されたのをきっかけに「読みたい」欲求がむくむく沸き上がってきたので久しぶりに手に取りました。 晴明と博雅、二人の仲の...
陰陽師・安倍晴明と貴族で横笛の名人・源博雅の二人による平安奇譚。 中学生の頃に夢中になって読んで、映画を見てその世界観に酔いしれたシリーズです。先日映画がテレビ放映されたのをきっかけに「読みたい」欲求がむくむく沸き上がってきたので久しぶりに手に取りました。 晴明と博雅、二人の仲の良さに ほっ としつつなんとも言えない間合いが心地良かった。 映画版の影響で平安時代は今よりも 音が少なく静かなイメージなのですが詰まり過ぎていない文章が非常にマッチして、雅で妖面な空気感に浸れました。
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なんか、だんだんとつまらなくなっている… シリーズには、よりよくなるのと、飽きてくるのがありますね。
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「器」と「ものまね博雅」が面白かった。読む側の自分も年を重ね、同じ話でも違った心境で読めるのがうれしいシリーズの一つです。
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いつもながらのまったりした不思議さと、清明と博正の仲良しっぷりがたまらないw 今巻は、蝉丸さんの話が、切なかったよう……
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これだけあっという間に読める本も珍しい。 一時期より話が薄くなってる気がするのは、仕方のないことなんだろうなあ。ますますまったりしてきた。とは言えじんわりさせてくれるのは確か。 清明と博雅の 「ゆくか」 「ゆこう」 「ゆこう」 のやりとりは、きっとずっと続くんだろうね...
これだけあっという間に読める本も珍しい。 一時期より話が薄くなってる気がするのは、仕方のないことなんだろうなあ。ますますまったりしてきた。とは言えじんわりさせてくれるのは確か。 清明と博雅の 「ゆくか」 「ゆこう」 「ゆこう」 のやりとりは、きっとずっと続くんだろうね。
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とっくに借りて読んでいたのに、書き忘れていた模様。 このぶろぐの意味が・・・。 さて、今回も安定の面白さ。 切なさ、儚さ、不思議さ、てんこ盛り。 個人的には、器、逆髪の女、が良かった。 晴明・博雅・蝉丸、誰が一番楽しんでいるだろうかな。 ネタバレはナシ。 気になったら、また図...
とっくに借りて読んでいたのに、書き忘れていた模様。 このぶろぐの意味が・・・。 さて、今回も安定の面白さ。 切なさ、儚さ、不思議さ、てんこ盛り。 個人的には、器、逆髪の女、が良かった。 晴明・博雅・蝉丸、誰が一番楽しんでいるだろうかな。 ネタバレはナシ。 気になったら、また図書館で借りれば良い。
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2010.01.28読了。 今回もよかった。 「器」と「逆髪の女」がお気に入り。毎回思うけど、夢枕獏氏の表現力に感動。 ―散りゆくもの、滅びゆくものは、よく人の心を映す― すっごい共感。 ―言葉というものは、心を盛るための器なのだ― いつも素敵な表現力に魅せられ...
2010.01.28読了。 今回もよかった。 「器」と「逆髪の女」がお気に入り。毎回思うけど、夢枕獏氏の表現力に感動。 ―散りゆくもの、滅びゆくものは、よく人の心を映す― すっごい共感。 ―言葉というものは、心を盛るための器なのだ― いつも素敵な表現力に魅せられてあっと言う間に読み終わっちゃう。
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”人の心は厄介だなぁ” との博雅の台詞があるが、平安時代に生きた人の愛し方は直向きで命がけだ。 生霊も死んで憑りつくかたちも、愛しすぎた結果だと思うと怖いよりは切なく愛しい。 晴明はこんな情念と何度も向き合い何を感じているのだろう。
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気づかないうちに発売されていた本(笑) 読むタイミングを逃し、 いつどこで読もうか考え中。。。 水戸黄門とか 大岡越前とか 遠山の金さんとか そういった本。 大きな事件が派手に起こる訳でもない 人によってはマンネリ、と捉える人もいるんじゃないかな ただそれがこの陰陽師...
気づかないうちに発売されていた本(笑) 読むタイミングを逃し、 いつどこで読もうか考え中。。。 水戸黄門とか 大岡越前とか 遠山の金さんとか そういった本。 大きな事件が派手に起こる訳でもない 人によってはマンネリ、と捉える人もいるんじゃないかな ただそれがこの陰陽師の面白さであると思っているのだが。
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読書日記。 蝉丸さんがたくさん出てくる巻。 自身のお話もあり。 巻末に夢枕さんの著作目録もある。 えらい書いてはるんやなあ、と。 あんまりたくさん読んでるわけやないけど、「猫ひきのオルオラネ」を持ってるので、けっこう古い読者ではあるみたいや。 (2010年11月09日読了)
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