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夏への扉 の商品レビュー

4.1

465件のお客様レビュー

  1. 5つ

    146

  2. 4つ

    164

  3. 3つ

    81

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    1

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2026/03/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猫好きによる猫好きのためのSF作品なので、猫好きの方はぶっ刺さるかと思います。 その当の猫ちゃんであるピートは、作中でかなり重要な役割であると感じました。 まず、時間旅行の不可逆性(未来から過去へは比較的簡単に行けるが、その逆は難しいこと)と、人間と猫との間の一方通行な関係とがリンクしているように思います。主人公ダンはピートの意図を"解釈"することはできるので、ある程度ピートの望み通りに動くことができるが、ピートはもちろん猫なので人間の意図など介せずに好きなように行動する。そのピートに振り回されるダンは時間の狭間でも振り回されて、と常に忙しない演出に一役買っているかと思います。 そして、本来であれば恐らくループものにできたはずであろう物語を、ピートの存在がめでたしめでたし、というようにまとめているかとも思います。 ダンは色々と未練があって過去に戻りましたが、その最たる目的であるピートにもう一度会うためにすべての行動をしていきます。結果、ピートに会えたことでその後の未来は非常に明るいものとなります。あそこでピートに会えていなかったら、もう一度過去に戻って会えるまでループしていたかと思えます。ピートが夏への扉を見つけるまで諦めずにダンに扉を何度も開けさせるように。そうした意味では、ピートはダンを正しい時間軸に乗せるための錨のような存在であるとも言えるかと思います。

Posted byブクログ

2026/02/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

親友と恋人に裏切られ、失意のドン底にある主人公ダンが再起していく姿が胸熱。 愛猫ピートの描写で「だが彼は、どんなにこれを繰り返そうと、夏への扉を探すのを、決して諦めようとはしなかった。」とあるように主人公も諦めず逆境の中で困難に挑戦していく。 序盤に張り巡らせた伏線が後半に一気に回収されるのもタイムトラベルものならではの爽快感。 リッキィが蘇生するシーンの「今日とかぎらず、彼女は蘇生の意志はまったくないー」「あなたがここに来られるまではね」はベタだけどメチャ好き。 個人的にはマイルズにももう少し痛い目にあって欲しかったと思う。 「そして未来は、いずれにせよ過去にまさる。誰がなんといおうと、世界は日に日に良くなりまさりつつあるのだ。人間精神が、その環境に順応して徐々に環境に働きかけ、両手で、器械で、かんで、科学と技術で、新しい、よりよい世界を築いてゆくのだ。」とあるように、未来の暗いディストピア描写が多いSF作品の中で、未来へのポジティブな期待に満ちている希望ある作品だと感じた。

Posted byブクログ

2026/02/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

爽快タイムトラベルハードSF ハードSF → タイムトラベルの設定がよく練られている。タイムトラベルすることは前評判から知ってたけど、コールドスリーブとタイムマシンの二つがあるとは思わなかった。タイムマシンも時間航行の保存則?により、片方は未来、片方は過去に行くという設定が面白かった 爽快 → 結婚詐欺にやられて、未来で新しい人生を見出そうとする中で、タイムマシンに出会い、過去に戻ってやり直して、幸せになる。スカッとした。 その他 主人公の、海外小説の技術屋らしい、捻くれたものいいや他人を見下すような語り口が良い。 リッキーの描写が少ないから、どうしてコールドスリーブしてまで年の離れた主人公と結婚したいのかよくわからない。 昔の人が考える未来を読むのは、ズレていても当たっていても、いつだって楽しい。

Posted byブクログ

2026/02/17

ラストに向かうにつれなるほどとなり、最後はスッキリと面白かった それまでは長くてところどころ何だかわからなくなりつつ、頑張って頑張って読んだ

Posted byブクログ

2026/02/14

コールドスリープ後から一気に盛り上がって楽しかった。ジンジャエールを飲む猫を想像するとかわいすぎる。私も猫の肩を持つ派です。 ハッピーエンドやけど、ロリコンなんかい! 裸クラブってなんやねん! と地味にツッコミを事欠かないのもお気に入り。 んー結局ダンは30年前に戻る時に、2...

コールドスリープ後から一気に盛り上がって楽しかった。ジンジャエールを飲む猫を想像するとかわいすぎる。私も猫の肩を持つ派です。 ハッピーエンドやけど、ロリコンなんかい! 裸クラブってなんやねん! と地味にツッコミを事欠かないのもお気に入り。 んー結局ダンは30年前に戻る時に、2000年のダンは一人になるってことで合ってるかな?笑 SFもっと読まないとねー。

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2026/02/07

好きすぎて何度読んだかわかりません。この先一生、ジンジャーエールを見ると、勇敢な猫ピート思い出すでしょう。

Posted byブクログ

2026/02/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ピート可愛いよ、ピート。 冒頭の「世のすべての猫好きにこの本を捧げる」も、いかしてる( *´艸`) いや、ホント、世のすべての猫好きな皆様は、一度は読んでいただきたい! 一度読んだら、何度も読み返したくなる事うけあい! 1970年から2000年に、コールドスリープする。 1970年に、その技術が一般的になっていたかというと、そうではなかったし、 今、既に2000年を超えて2016年だけれども、まだ、その技術は、あるんかもしれんけれども、まだ実用にはなっていない。 ハインラインさんが考えた程に、技術は進化しなかった。 そう、タイムマシンも。 ハイヤードガールもいない。 だけど、ある意味 ルンバ(や、それと似たような掃除機)は、ハイヤードガールに近いものがあるのかなぁ とか思ったり。 この物語の面白さは、 ピートの可愛さ。猫好きなハインラインさんによる見事な猫の描写も一躍買っているのは確か。 もちろんそれだけではない。 主人公ダニィの発明にもわくわくするし、彼の波乱万丈な人生はもちろん。 彼の人柄も、読者を引き付けるんだろう。 ”なんどひとにだまされようとも、なんど痛い目をみようとも、結局は人間を信用しなければなにもできないではないか。” と、2000年から1970年に戻ったダニィの言葉。 「君が僕を信じてくれたから、僕も君を信じる」 いいねぇ・・・・男同士の友情。 マイルズとは、保ち切れなかったもの。まぁ、それは、ベルという「悪女」のせいなんですけれども・・・・・ある意味、一番不幸なのは、マイルズさんかもしれんがな。 タイムマシン理論は、何度説明聞いても、頭がぐるぐるしますwww ふーーーーーーーーん と、頭が理解するのをやめてしまいますね。 卵が先か鶏が先か、そんなカンジ。 でもでも、面白いのは確かなの。 でなければ、「サマータイムマシンブルース」に食いついたり「インターステラ」で大きなため息をついたりはしない! こういうの、頭は理解できなくてぷしゅ~ってなるんですけれど(理論を考えようとするとね!)でも、好きなのだ! マイルズとベルにしてやられたり、残念な2000年生活 と、一瞬思わせておいて、そこからの巻き返しは、とにかく、ドキドキワクワクする。 気分よく読み終われる。 そうしてまた、読み返したくなる。 この世界から離れたくなくなる。 そんな物語。 SFの中ではこれが一番好き  まぁ、偉そうに言えるほど、SFは読んでないんですけれども(/ω\)

Posted byブクログ

2026/02/03

コールドスリープにタイムマシン、タイムトラベルものはいくつになってもワクワクしますね! 昔の人が考えた西暦2000年の描写も趣があって◎ ハッピーエンドなので読後感もスッキリな名作。

Posted byブクログ

2025/12/21

最後まで読み切ったけど、何が何だかよく分からなかった…というのが正直な感想です。用いられている冷凍睡眠やタイムトラベルのようなSFでは王道とも言うべき設定が、こんな昔から鮮やかに描かれているとは思いませんでした。

Posted byブクログ

2025/12/07

思ってたのと違ってた(°_°)ネコ大活躍の冒険モノかと、、、途中脱落しそうになったけど最後すごかった!結果めちゃくちゃ面白かった

Posted byブクログ