数えずの井戸 の商品レビュー
京極夏彦さんの文章は読みやすく、先が気になるのも相まってサクサク読み進められるので厚さが気になりません(^_^) いや、気になるわ!( ゚д゚ )クワッ!! 読みながら、うわーまだだいぶ残ってるなーとか思ってたわ! だいいち重すぎるわ! なんの同調圧力やねん! あれか?気...
京極夏彦さんの文章は読みやすく、先が気になるのも相まってサクサク読み進められるので厚さが気になりません(^_^) いや、気になるわ!( ゚д゚ )クワッ!! 読みながら、うわーまだだいぶ残ってるなーとか思ってたわ! だいいち重すぎるわ! なんの同調圧力やねん! あれか?気にならない言わなきゃ村八分か! って『覘き小平次』の自分のレビュー読み返したら「気にならないわー」書いてましたw いやまぁ気になった言うことは、単にそこまで面白くなかったんだろうね うーん、なんかずーっと気持ち悪かった なんか登場人物全員ずーっと気持ち悪かった そしてその気持ち悪さを丁寧に丁寧に描くので、もうちょっと耐えられない 人間の持ってるなんかちょっと説明のつかない後ろ暗いような感情を切り分けて、それぞれのキャラクターに持たせてめいいっぱい膨らましたような もう全員物の怪ですよ 理解出来るような、受け入れられないような ある意味妖怪です 人を突き詰めると人じゃなくなるような そんな怪談話でした
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帯裏 瞑く冷たく澄みわたる「おはなし」の淵にようこそ。 「四谷怪談」を気高く生きる男女の哀しき純愛物語に昇華した『嗤う伊右衛門』、「小幡小平次」を歪んだ愛情に囚われた人々の群像劇として描き切った『覘き小平次』、そして本書ー 人口に膾炙し怪談となった江戸の「事件」を独自の解釈で語り...
帯裏 瞑く冷たく澄みわたる「おはなし」の淵にようこそ。 「四谷怪談」を気高く生きる男女の哀しき純愛物語に昇華した『嗤う伊右衛門』、「小幡小平次」を歪んだ愛情に囚われた人々の群像劇として描き切った『覘き小平次』、そして本書ー 人口に膾炙し怪談となった江戸の「事件」を独自の解釈で語り直す人気シリーズ、待望の第三作!
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終盤からラストにかけては、そこまでの積み上げが生きていて良かったと思う。でも、そこに至るまで話が掴めず長かった。元の怪談をよく知ってる方が楽しめると思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
新訳番長皿屋敷。単体でも読めるが、巷説百物語を読んでいると更に楽しめる、はず。前半は正直読むのが辛いが、後半多少盛り返してくる。 とにかく揃いも揃って拗らせ系。なにか欠けている、やる気がしない、やらかすまで気づかない播磨、何もかも壊せばいいと言いつつ、結局狭い世界でしか生きられぬ主膳、馬鹿だから仕方がないという言い訳で結局事態を悪くする菊、分かりやすく悪いお嬢様吉羅、それぞれ方向性は違っても、面倒なことに変わりはない。主役級では柴田も面倒だが、一番分かりやすく、ある意味ヒトに近い。
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番町皿屋敷が京極夏彦によって、書きかえられた。 「一枚、二枚、・・・」 数えなければ有るのに、数えてしまうと足りなくなってしまう。 数に対して様々な考え方をもつそれぞれ。 それが悲しい結末につながる。
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いわゆる皿屋敷、お菊さんの井戸のお話。 章ごとが登場人物たちの一人称で描かれていて、それぞれの章扉の○や●が印象的でした。 自分は身分の低いバカな娘だと自覚しているお菊さんの純粋な生き方は、他からみたら悲劇かもしれないけれど、本人は案外数えられない空を見ながら一瞬で死ねて良か...
いわゆる皿屋敷、お菊さんの井戸のお話。 章ごとが登場人物たちの一人称で描かれていて、それぞれの章扉の○や●が印象的でした。 自分は身分の低いバカな娘だと自覚しているお菊さんの純粋な生き方は、他からみたら悲劇かもしれないけれど、本人は案外数えられない空を見ながら一瞬で死ねて良かったのかも…。 自分の人生には何かが欠けているとずっと思いながら生きた来た青山の殿さまや、手に入れられるものはすべて手に入れる努力を惜しまずに生きてきた大久保吉羅姫とか、いろんな人生を読めました。 それぞれ共感できるところがある。 人ってたぶん複雑なんだ。 このお話に出てくる登場人物たちは、ある意味シンプルに突き抜けていて、それはそれでうらやましい。 この作家さんのお話にしては読みやすかったし、文章や内容も簡潔である意味すがすがしくて、とても良かったと思います。 脇役2人による後日談でお家断絶の結末を知るラストはちょっと微妙だったけど、まぁこの形しかなかったのかな…。
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読了日2011/09 辞書かと思うほど、気が遠くなるほど、分厚い本。しかも、登場人物の独特なべらんめい口調で、読みにくい・・・ けど、思った以上に早々と読み終わった。 日本人なら誰もが知ってる怪談「番町皿屋敷」を下敷きに書かれた本。 でも、こちらは怪談話ではありません。 怪談で...
読了日2011/09 辞書かと思うほど、気が遠くなるほど、分厚い本。しかも、登場人物の独特なべらんめい口調で、読みにくい・・・ けど、思った以上に早々と読み終わった。 日本人なら誰もが知ってる怪談「番町皿屋敷」を下敷きに書かれた本。 でも、こちらは怪談話ではありません。 怪談ではないけど、終始ドヨ~ンとした鬱鬱感が京極氏独特のいい雰囲気です。 京極氏の本は、「暗いけど美しい」が特徴だなぁと感じます。 しかし、おかげで2日続けて怖い夢を見てうなされました(笑) 最後は、やりきれない結末で、読後感までドヨ~ン。 でも、面白かった。
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番町皿屋敷に住む人と、それを取り巻く人々と過去。 いつも何がが足りない、十全ではないと感じて生きてきた当主。 褒められるために生きてきた家来。 考えすぎるがゆえに愚鈍にみえ、自分でも馬鹿だと思って生きてきた下働きの菊。 己の才覚で手に入るものは必ず手に入れる出世頭大久保の娘。 米...
番町皿屋敷に住む人と、それを取り巻く人々と過去。 いつも何がが足りない、十全ではないと感じて生きてきた当主。 褒められるために生きてきた家来。 考えすぎるがゆえに愚鈍にみえ、自分でも馬鹿だと思って生きてきた下働きの菊。 己の才覚で手に入るものは必ず手に入れる出世頭大久保の娘。 米をつくこと、数を数えることが生きる全てと思って生きてきた菊の幼なじみの男。 生い立ちに不満がくすぶる当主の友。 おもしろかった! 額を真っ二つに斬られた吉羅はどっちに殺されたのだろう。
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なんといってもページ数がかなりあるから読み始めるまでは時間がかかる。でもそこは京極ワールド、読み始めたら一気でした。何回数えても足りない。数えるから足りなくなる。そもそも数えられない。限界を知りたくないから数えない。私も数えるのやめようかな。
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怪談のお菊さんといえば、番町皿屋敷です。 奉公勤めをしていたお屋敷の家宝の皿を一枚割ったために お殿様から手打ちにあって、井戸の中へ捨てられたお菊。 それ以来、夜な夜な井戸の中から 「一枚、二枚・・・」と何かを数える声が聞こえ、 最後には、「八枚、九枚・・・一枚足りない」と す...
怪談のお菊さんといえば、番町皿屋敷です。 奉公勤めをしていたお屋敷の家宝の皿を一枚割ったために お殿様から手打ちにあって、井戸の中へ捨てられたお菊。 それ以来、夜な夜な井戸の中から 「一枚、二枚・・・」と何かを数える声が聞こえ、 最後には、「八枚、九枚・・・一枚足りない」と すすり泣く声が聞こえてきたとか。 まあ、怪談として語り継がれているのは、大体こんなあらすじでしょう。 この作品は従来のお菊さんの怪談話に お屋敷事情とお菊さんの哀れな身の上話を絡めて、 怪談「番町皿屋敷」を裏話的に仕上げたものでした。 怪談好きな方には面白いかもしれないし、 京極ファンにはたまらないストーリー展開でしょうが、 特にファンとまで行かない私には・・・ うーん、ちと、分厚過ぎるかな、この作品。 お話も、もうちょっと、すんなり進んで欲しいような。。。 それに、菊という少女があまりにも愚鈍に書かれているので そこまでしなくても、とも、思ってしまいました。 扉や目次が葛飾北斎挿画となっていたのが、 面白かったです。
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