奇界遺産 の商品レビュー

佐藤健寿【写真・文】,漫☆画太郎【イラスト】

2010/12/04

これはかなり強烈な写真集！
表紙のインパクトが凄くて気になっていたのを、ブックカフェで見つけたので、全部読んだ。世界中の奇々怪々な遺跡や建物だけかと思えば、人や文化までその対象として捉えている。
その内容は熱海秘宝館レベルから、自然の脅威まで、あるいはかなりグロいミイラ博物館など。
買わなくて良かったと思える大変満足度の高い一冊。

2022/07/21

洞窟に家を作り住む人々、砂漠の真ん中にあるオアシスの町、反重力装置を追求するサイエンティストの研究所。普段取り上げられることのない世界の各所に焦点をあてた写真集。

表紙にあるような奇怪な遊園地のような公園なども取り上げられていますが過激な写真（生物の標本だらけの部屋を紹介する頁など）のありますので心臓の弱い方はご注意ください。

先述のオアシスの町や崖の真上の町など空想的な世界が広がるように感じられる写真がオススメです。（スタッフ大岩オススメ）

2010/11/14

とにかくパンチのきいた「遺産」が次から次へと出てくる。狂った所業ばかりであったが、途中からは何が狂っているのかがちょっとよくわからなくなってきて、頭がくらくらした。お気に入りは過剰なまでに男根崇拝な村。

2010/10/11

世界中の奇妙な建造物や収集品、遺跡などが掲載されています。なんでこんな発想が生まれるの！と人間の想像力の奥深さと面白さに感動さえ覚えてしまいました。奇妙に思えるものも作った人やその地域、宗教・時代によっては当たり前のものだったりするのだと思います。
ページをめくる度に驚きの写真の連続。最後までドキドキ・ワクワクで、テーマパークをめぐっている様な感覚でした。

2010/09/09

高いけどお勧め。しかし高い。でもお勧め。
人によっては何も面白くないかもしれないし、気持ち悪いかもしれない。
ただ読めばとりあえず見識は広がるんじゃないですかね。

2010/08/21

こんなのが現実に存在するの！？という奇々怪々な建築物や景観、人物などなど。写真を眺めていくだけで結構な衝撃を味わえる。店頭での試し読みを観て、衝動買いしてしまった。とにかく、撮影物のチョイスが秀逸。

2010/07/20

あり得ない風景のワカチナ、ハウパーヴィラのカニ女の微笑み、精神破壊度200％の金剛宮の甲子太歳金辨大将軍・・・行ってみたいような、絶対行きたくないような・・・？　作者のナイス連発の解説も楽しくて、手元に置いておきたい１冊！　大自然の生んだ奇界よりも、人間のイマジネーションの方が勝ってます。

2010/07/16

著者の斉藤健寿さんが好きなので購入
ページをめくるたびにソワソワしてました。
世界は奇妙なもので溢れているなあと。
人間ってすごい!!と思いますね
気持ち悪いページが多々あり心臓にはあまりよろしく無いかも。
ゾクっとするものが好きな方にはおすすめです

2010/07/11

自然も人も、よく変なモノを創るものだ。

いわゆる世界遺産のような壮大さではなく、ひたすらヘンなモノを探した結果、がこれ。全てイロモノで構成されているような・・・。
特に多かったのが道教のアミューズメントパーク(?)。
道教の世界観云々より、なぜああいうテーマパークを作ってしまうのだろうか？

でも、道教パークは序の口だった。
ただでさえ大判なのに、見開きのアップで、ドーン、と気持ち悪いものがでてくると、もうムリ。
貝殻のとかついに開ききらなかったなぁ・・・ハァ。

少し心臓に悪いページもあるけれど、「奇妙」というならイチオシ。

2010/07/05

世界中の「奇界」な建物、造作物を「遺産」ととらえて写真に撮り、全面フルカラーで掲載したぶあつーい写真集。（もしかして図鑑？）

素直に、人間ってすごいなぁ。表現するってすごいなぁ、こんなのあるのかよ！！とビックリ思わせてくれる本。

「アウトサイダー・アート」とも言われるものも多数掲載しており、人が表現をすること、「アウトサイダー・アート（アール・ブリュット）」とは何なのか、はたしてその名前が本当に適切なのか、をいろいろと考えさせてくれる本でもある。ただ、日本にもこの手のものはあると思うのに、日本のものがないのが少し残念。

他のレビューで「高い」というコメントがあったけれど、このボリュームとクオリティで、¥3,990は安いと思う。なので、思わず購入。