奇界遺産 の商品レビュー
写真集だと舐めていたら想像以上に読み応えがあった。 この1冊で色んな種類の感動が出来て脳が活性化するのと若干のトラウマが残る。 佐藤健寿の淡々とした解説も面白い。
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美しさに感動、というジャンルではない。ページを開いたら目が離せなくなる、不思議な引力に満ちた本。脳みそバーン!という言葉がこだました。
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紹介されている建築物件がもつ、熱量の凄まじさ。 =人間の意志の強さ、深さ、複雑さを思い知らされる。 読後、放心状態から戻るのに、しばしの時間がかかった。
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「究極の無駄」としてうまれた呪術的想像力こそが、ヒトを生存と進化へと向かわせたという過程の下、「余計なもの」を探す旅をした軌跡。…だそうです。 聞いたことがあるものもあればないものも。 ジープ島の項で「エクストリーム一人暮らし大会があれば優勝は間違いなくこの吉田さんにあげるべ...
「究極の無駄」としてうまれた呪術的想像力こそが、ヒトを生存と進化へと向かわせたという過程の下、「余計なもの」を探す旅をした軌跡。…だそうです。 聞いたことがあるものもあればないものも。 ジープ島の項で「エクストリーム一人暮らし大会があれば優勝は間違いなくこの吉田さんにあげるべきだと思う」と、この島に住んだ人に対して書いてあるんだけどエクストリーム一人暮らし大会って響きがじわじわくる。 横浜leaf献血ルーム
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おっもしろーい! ページをめくりながら、「わー」とか「ひぇー」とか「どひゃ~」とか言い通し。こんなインパクトの強いのを久々に見た。 本屋さんで見かけたことはあったのだが、でかくて高いのでスルーしていた。チープな感じの(そしてそれを面白がる)ものだろうと決めこんでいたのだが、いや...
おっもしろーい! ページをめくりながら、「わー」とか「ひぇー」とか「どひゃ~」とか言い通し。こんなインパクトの強いのを久々に見た。 本屋さんで見かけたことはあったのだが、でかくて高いのでスルーしていた。チープな感じの(そしてそれを面白がる)ものだろうと決めこんでいたのだが、いやいやこれは。大きな写真が大迫力で、実に美しい。図書館の棚で発見してパラパラ見だしたら、もうやめられない止まらない。買う!買っちゃう!と即決。 いやあ、人間って不思議だ。単純で、フクザツだ。自分が「普通」と思ってることなんかあっさり蹴散らかされてしまう、この世界の多様さよ。それを脅威とは感じずに、なぜか可笑しく思えてくるのがまた不思議なところ。意味もなくダハハ!と笑えてくる。 最初に出てくる「洞窟の中の村」からもう圧倒される。このビジュアルインパクトのすごさよ。こういうのって写真ならではだなあ。キャプションが別ページになってて、しかも字が小さくて見にくいのだが、これは写真の迫力を最大限に生かすために仕方がないだろう。このキャプションがまた面白い。著者と一緒になって、呆れたり驚いたりする。 東南アジアのど派手な寺院(やそれに類するもの)がいくつも紹介されていて、これがいちいち面白い。著者も指摘していたが、キリスト教関係ではこういう珍妙な情熱あふれるものってあんまりないよなあ。東西文化の根源的な違いなのか?などと、真面目方面にも思いは及ぶ。 中にはグロテスクな(というよりはトンデモない)ものも載っているのだけれど、全体に漂うおかしみで、その毒は中和されている感じ。いやあ、面白い。これは2も出ているそうだ。うーん、買ってしまいそう。高いのよ、トホホ。
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なんなんだ、これは! 各国の地獄テーマパークが キッチュというか何というか。 表紙にもなっている、 ベトナムのスイティエン公園に 行って見たい‼︎
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世界には何とも不思議なものが・・・と、絵本感覚で味わえる。 建物だけでなく、人(民族)や場所など、個人的趣味で作られたものもあれば、世界遺産を(勝手に?)模倣して作られたもの、オカルト系、宗教系、エロ系などもあってさまざま。 そして著者・フォトグラファーの佐藤健寿氏の解説がまたク...
世界には何とも不思議なものが・・・と、絵本感覚で味わえる。 建物だけでなく、人(民族)や場所など、個人的趣味で作られたものもあれば、世界遺産を(勝手に?)模倣して作られたもの、オカルト系、宗教系、エロ系などもあってさまざま。 そして著者・フォトグラファーの佐藤健寿氏の解説がまたクスクス面白い。オカルト系にも「なんともシュール」なんて解説があったら一気に引き込まれちゃう。 図書館で借りたので、期間をあけて忘れた頃にまた借りたい(笑)
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タモリ倶楽部より。これこそ「取材」。右へならえ、ではなく、自分の感性で面白いものを持ってくる。 玉石混淆っぷりも楽しく、玉の方は、しれっとメディアに新たなブームとして仕掛けられそうなクオリティのものもある。 クリエイターが何かインスピレーションを受けずにはいられない、そんな尋常で...
タモリ倶楽部より。これこそ「取材」。右へならえ、ではなく、自分の感性で面白いものを持ってくる。 玉石混淆っぷりも楽しく、玉の方は、しれっとメディアに新たなブームとして仕掛けられそうなクオリティのものもある。 クリエイターが何かインスピレーションを受けずにはいられない、そんな尋常ではない事共の連続。
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世界の不思議、キッチュで好きな素材なのに、何でしょう、私の好みには合わなかった…。めくってるだけで悪酔いしてくる感じ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
真面目なものから笑えるものまで幅広く扱っている。 とにかくインパクトがあるものが目白押し。 読み終わるとグッタリしてしまう。 とりあえず1つ感想。 「ボリビアの忍者学校」 ⇒爆笑wwwwwイイwwwwwwこれ最高!!B級通り越してF級ぐらいのこのダメダメ感。 多分この本で紹介された中で、最もくだらなくて最も金が掛かってなくて、最も人に知られてない遺産だと思う。他のはなんだかんだ言って、ごく一部の人には知られてたり、すごい大金が投じられてたり、多少の歴史があったりしてた。でもこれは本っ当に個人の趣味レベルなんだ。金も歴史も、世間の認知度も。これは唯一の『奇界遺産』のみが認定してる遺産じゃなかろうか。
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