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奇界遺産 の商品レビュー

4.2

75件のお客様レビュー

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2020/12/19

佐藤健寿氏の著作を読むのは今回が初めて。X51.ORGやクレイジージャーニーで見たように、どれも自分の足で取材していることにまず驚く。 一番興味が湧いたのは、ヒラ・ラタン・マネクという、太陽を凝視することであとは水分だけで生活できるという人。しかし、食べるときは食べる、ただ「食べ...

佐藤健寿氏の著作を読むのは今回が初めて。X51.ORGやクレイジージャーニーで見たように、どれも自分の足で取材していることにまず驚く。 一番興味が湧いたのは、ヒラ・ラタン・マネクという、太陽を凝視することであとは水分だけで生活できるという人。しかし、食べるときは食べる、ただ「食べなくても平気」ということらしく、クスッと笑ってしまった。それでも、アメリカの科学者により130日太陽と水による生活ができたことは確認されているので、否定もしきれない。 あとがきに当たる部分で心に残った言葉は、「人間を人間たらしめ続けているもの。それは例えばUFOやUMAを見ることであり、変な建築物やオブジェを作ることであり、見えないものを見えると言い、そこにないものを信じてみる力である。」であった。

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2019/09/26

9/27は世界観光の日写真家・佐藤健寿さんの写真集。 世界は広く、多様性にあふれていることを、生々しく実感できる一冊です。

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2019/03/17

フォトグラファー、佐藤健寿が過去五年に渡って世界を股にかけ、撮影・取材した世界の奇妙な人・物・場所。 中国の洞窟村から、東南アジアの新興宗教、アメリカのUFO基地・エリア51、ギリシアのオーパーツ、 南米ボリビアの忍者学、太平洋の呪われた遺跡、チベットのイエティ、インドのサイババ...

フォトグラファー、佐藤健寿が過去五年に渡って世界を股にかけ、撮影・取材した世界の奇妙な人・物・場所。 中国の洞窟村から、東南アジアの新興宗教、アメリカのUFO基地・エリア51、ギリシアのオーパーツ、 南米ボリビアの忍者学、太平洋の呪われた遺跡、チベットのイエティ、インドのサイババ、あるいは何故か中国・三国志の子孫まで。 訪問国40を超える、壮絶な現地取材を敢行。世界の奇妙なモノをただひたすら撮影、集成した強烈な写真集。 なおアートディレクションには古平正義、イラストには漫☆画太郎が参加。(アマゾン紹介文) なんとも素敵な写真集! メジャーもマイナーもごった煮で、ただただ『奇妙さ』を軸に取り揃えられている。 奇祭やオカルト的なものはある程度知っていると思っていたけれど、軽々と未知の世界が提示され大興奮。あぁ、海外旅行をなんなくできる方が羨ましい。

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2019/03/01

不可思議な風景や光景・・・奇妙な世界の遺産の写真集。 53の場所を、奇態・奇矯・奇傑・奇物・奇習・奇怪に分類。 一か所につき2~6ページ。ほぼ写真。添えられた文は軽妙洒脱。 奇界地図有り。イラストは漫☆画太郎。 ぶっちゃけて言ったら、ヘンな建造物と死体がいっぱい。 でも、詳細に見...

不可思議な風景や光景・・・奇妙な世界の遺産の写真集。 53の場所を、奇態・奇矯・奇傑・奇物・奇習・奇怪に分類。 一か所につき2~6ページ。ほぼ写真。添えられた文は軽妙洒脱。 奇界地図有り。イラストは漫☆画太郎。 ぶっちゃけて言ったら、ヘンな建造物と死体がいっぱい。 でも、詳細に見れば、人間の執心の現れでの、蒐集や建造、作成。 不可思議でキッチュなテーマパークのようでも、 その地域の者からは敬虔なる宗教心の現れと捉えられる建造物。 日本にもある巨石や男根信仰、遠隔地の寺院、奇妙な建造物等は、 国が違えば、おおらかでスケールが違う。岩に挟まれた場所に 家屋を作っちゃうなんて・・・。 しかも、よくもまぁ現存していることに驚かされてしまいました。 そして過去・・・遺跡や滅亡した民族の記録は哀愁が漂います。

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2019/02/20

クレイジージャーニーで見てずっと気になっていた写真家の方。ほんとうに奇妙な世界観の集大成といった写真集。まさに奇界遺産。佐藤健寿さんのコメントがまた面白い。ゾワッとするものもたくさんあれば、シュール極まりないものまで、濃い、ほんとうに濃い写真集でした。

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2019/02/14

本を選ぶ時は見たい本を探す時もあるけど、適当に惹かれる本を手に取って、選ぶ。 この本は色合いが素敵な写真に惹かれて、「世界遺産だからか」と思って、「あれ?」という感じで本を開いてみた。 「<芸術>と<オカルト>、一言でまとめると<余計なこと>には、実は人間を人間たらしめてきた謎...

本を選ぶ時は見たい本を探す時もあるけど、適当に惹かれる本を手に取って、選ぶ。 この本は色合いが素敵な写真に惹かれて、「世界遺産だからか」と思って、「あれ?」という感じで本を開いてみた。 「<芸術>と<オカルト>、一言でまとめると<余計なこと>には、実は人間を人間たらしめてきた謎が、もしかしたら隠されているかもしれないのだ。・・・・つまり<余計なこと>、それは人間が人間であるために、絶対的に<必要なこと>だったかもしれないのである。」 自分が思考が変わった時に感じていたことで、世の中の人間がこのことを知っているかどうかを探りながら、話していた事があった。 気づいている人もいるけど、公にあまり話さないのが一般的なように、感じた。 写真家の写真集。きれいで素敵。 行ってみたくなる。 日本でも、訳わかんないお寺があってもいいと思うのに、なぜ無いのかな。

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2018/03/18

眺めるだけで脳味噌に刺激。世界は広い。人間は深い。地球のパワー。旅に出たくなる熱く厚い書籍。面白い!

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2017/05/02

興味があるから見にいくと語っていた著者だけあって、好奇心の赴くままに様々な国で怪しい物を見てきている。 世界遺産に登録されてもいいのではないかと思わせるものもある。 下ネタの延長線で作られたようなもの多い。

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2016/12/18

人間、特に個人が作り出すものに奇怪が多い。 奇怪度も、狂気としか思えない、形作っている内に狂気に至るのでは?と思ったり。

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2016/11/29

前書きにある言葉が、なにしろ私の心を捉えた。 一見無駄な行いが、もしかすると人間存在そのものに迫るものなのかもしれない。 素敵だ。

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