暮らしのなかの工夫と発見ノート あたらしいあたりまえ。(2) の商品レビュー
あいかわらず、文章が読みやすい。心も洗われる。 「自分のカプセルをこわす」という項目が印象に残っている。自分のことだけでなく、外部で起きている事に対しても「自分事」として捉える。見て見ぬふりをしない。 この本を読む前に、アドラーの「幸せになる勇気」を再読していた。「自分のカプセル...
あいかわらず、文章が読みやすい。心も洗われる。 「自分のカプセルをこわす」という項目が印象に残っている。自分のことだけでなく、外部で起きている事に対しても「自分事」として捉える。見て見ぬふりをしない。 この本を読む前に、アドラーの「幸せになる勇気」を再読していた。「自分のカプセルをこわす」というのは「共同体感覚をもつ」とリンクさせて考えることができるのではないか。 本作も面白かった。
Posted by
最初から終わりまで、あたりまえのようでありあたりまえにはできないことが書かれている。 荒れることのない海の音が聞こえてきて、サラサラの砂の上を裸足で歩いているみたいに穏やかな気持ちになれます。 だけど、私は読んでいる間もソワソワしてしまいました。 そんなことはありえないという目...
最初から終わりまで、あたりまえのようでありあたりまえにはできないことが書かれている。 荒れることのない海の音が聞こえてきて、サラサラの砂の上を裸足で歩いているみたいに穏やかな気持ちになれます。 だけど、私は読んでいる間もソワソワしてしまいました。 そんなことはありえないという目線から読んでしまっていたのです。 身の丈にあったものを身に付けましょう 過去にあった怒りや恨みは水に流しましょう 全部、いまのわたしには無理でした。 「何を見るのかではなく、何が見えてくるのかである」はとても心に響きました。 ただ、常に自分らしくいるために、変わらないために 変化し成長していかなければいけないのは分かりますが 、松浦さんが思う“成長すること”への捉え方が根本的に私とは違うと感じました。
Posted by
松浦さんの本はまだ2冊目ですが この方は本当に心に余裕がありすぎる仏のような方だと確信。 私が既に意識して実践してること、これから意識しようとすること、まだ私にはこの境地は理解し難いこといっぱい書かれていました。 一貫してるのは心の広さがあるからこそと感じ、 毎日の積み重ねで...
松浦さんの本はまだ2冊目ですが この方は本当に心に余裕がありすぎる仏のような方だと確信。 私が既に意識して実践してること、これから意識しようとすること、まだ私にはこの境地は理解し難いこといっぱい書かれていました。 一貫してるのは心の広さがあるからこそと感じ、 毎日の積み重ねでこのような心を得られればいいと感じます。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
生活は自分にストイック、でも心は柔軟という印象を受ける。 リラックスすることとだらしないことは同じではない。日頃の態度や身につけているものから、なんとなくその人のだらしなさやよどみが外に出てしまう。このような考えを持っているので、現代の日本人の感覚からすると、少し生活スタイルがストイックな感じがしてしまうが、言われてみるとなるほどそうかも、と思い当たることがある。はっと気づいたときに、この本の内容を思い出してその都度直していきたい。 生活スタイルとは対照的に、心のあり方は実に柔軟という印象を受けた。心もお腹も、余裕を残して、正解は一つじゃないというゆとりを持っている。そのゆとりが人への寛容さにつながり、それがおそらく著者の書く文章のほんのり優しい雰囲気になっているのではないだろうか。 芯はしっかり、周りはやんわり、著者はこのような感じの人なのかなと想像してしまう。
Posted by
あたりまえだと思ってただ過ぎてくのではなく、あたらしいあたりまえを見つけたい。 「一度掘り始めたら、そのあとはひたすら同じ場所を掘り続けること。一途に継続し、そこに自分なりのよろこびを見つけ出すこと。一途さがその人の魅力になります。」 「面倒くさいという言葉には、すべてを否定す...
あたりまえだと思ってただ過ぎてくのではなく、あたらしいあたりまえを見つけたい。 「一度掘り始めたら、そのあとはひたすら同じ場所を掘り続けること。一途に継続し、そこに自分なりのよろこびを見つけ出すこと。一途さがその人の魅力になります。」 「面倒くさいという言葉には、すべてを否定する強烈な打ち消しのパワーがあります。面倒くさいことのなかに、本当のたのしさがある。」
Posted by
松浦さんの本を読みすぎたことで、だいたいいつも同じようなことを一貫して書かれているために、★の数は少なくなってしまうけど、これは定番のごとく各論の最後に箇条書きでポイントを読者に語りかけるものがついているのが好き。(これが嫌いな人もいるだろう) 変わらないために、自分を新しくして...
松浦さんの本を読みすぎたことで、だいたいいつも同じようなことを一貫して書かれているために、★の数は少なくなってしまうけど、これは定番のごとく各論の最後に箇条書きでポイントを読者に語りかけるものがついているのが好き。(これが嫌いな人もいるだろう) 変わらないために、自分を新しくしていくこと。そういうことがテーマでまとめられた本だったんだな、と、あとがきを読んで思い出した。
Posted by
私の仕事は、種をまく仕事だと思ってたけど、 これまでにいろんな人が蒔いてくれた種の芽を出す仕事でもあるかもなぁ〜と気づけた。 なるべくなるべくバランスよく、 心の掃除もしながら生きていきたい
Posted by
仕事と暮らしにおいて、私たちが社会と分かち合うべきことは、自分が発見したり、工夫したり、気がついたりした「あたらしさ」なのである。昨日より今日を少しでもあたらしい自分で過ごすために、たくさんの「あたらしいあたりまえ」を収めたエッセイ集。 今までに読んだ著者の他のエッセイは言葉が...
仕事と暮らしにおいて、私たちが社会と分かち合うべきことは、自分が発見したり、工夫したり、気がついたりした「あたらしさ」なのである。昨日より今日を少しでもあたらしい自分で過ごすために、たくさんの「あたらしいあたりまえ」を収めたエッセイ集。 今までに読んだ著者の他のエッセイは言葉がすっと心に沁みるように理解できたが、本書は抽象的、観念的な話が多くてなかなか馴染むことができなかった。しかしいくつかの話には、はっとさせられた。 「約束の目的は守ることではなく、人を喜ばせることである。 人を喜ばせるとは、その人の役に立つことである。」 「ものごとには、功徳と福徳がある。 功徳とは、まったく見返りを求めない無償の行い。 福徳とは、品物の対価としてお金をもらうことや、すべての仕事である。 あたりまえに暮らしていたら福徳は増えていく。 だから意識して、功徳をしなければならない。」 「『面倒くさい』という言葉にはすべてを否定する 強烈な「打消しのパワー」がある。 だから、どんなことがあっても絶対に『面倒くさい』と言わず、 『面倒くさい』そのひと手間に本当の楽しさを見出すべきである。」 「言葉づかいは、マナーではなくて相手への気持ちである。」 こうしたことをちょっと意識して行動に移すことで、いつも通りの暮らしの中から新しさを得ることができるだろう。
Posted by
漠然と頭の中にあった生きる上で大事にしていることが、とても丁寧な日本語で書かれていて、読むと心の整理ができた気がしました。
Posted by
毎日を丁寧に生きる著者がこだわる自分で決めたルール。 年に3つずつ、無理の無いように増やしていく。 思うことと考えることは根本的に違うものである。 誰かが教えてくれたことは、上辺だけの常識だけでなく本質を見ぬくことが大切。 マトリョーシカみたいな教えの話が良かった。 何を見るかで...
毎日を丁寧に生きる著者がこだわる自分で決めたルール。 年に3つずつ、無理の無いように増やしていく。 思うことと考えることは根本的に違うものである。 誰かが教えてくれたことは、上辺だけの常識だけでなく本質を見ぬくことが大切。 マトリョーシカみたいな教えの話が良かった。 何を見るかではなく、何が見えてくるのか。
Posted by