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Invitation の商品レビュー

3.3

32件のお客様レビュー

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    2

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2023/11/11

短いどの物語にも女性の強さというか強かさというか盛り込まれていて読みごたえのある本だった。とんでもない事件に巻き込まれるわけではないけど、だからこそリアルに感じられる。私の代わりに物語の中でそれぞれの主人公が色々行動してくれてて、なんだか満足。

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2022/06/21

江國香織先生の短編読みたさに手に取りました。 初期のちょっとおどろおどろしい若干ホラー?不穏な??雰囲気の不条理世界観だった…。こわくて懐かしかった…。 小川洋子先生の短編も全力で小川洋子してたな…巨人の接待ってタイトルがもう小川洋子過ぎるでしょ…。 川上弘美先生もめちゃめちゃ川...

江國香織先生の短編読みたさに手に取りました。 初期のちょっとおどろおどろしい若干ホラー?不穏な??雰囲気の不条理世界観だった…。こわくて懐かしかった…。 小川洋子先生の短編も全力で小川洋子してたな…巨人の接待ってタイトルがもう小川洋子過ぎるでしょ…。 川上弘美先生もめちゃめちゃ川上弘美してた。初期と中期のあいのこみたいな。

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2018/11/13
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*八人のミューズがささやく八つの物語。とてつもなく甘美で、けっこう怖い…絶品短篇小説館* テーマも個性もバラバラな女性作家さんたちの短編集ですが、これが大当たり!各々の特徴や個性、世界観がこれほどまでに煌めく作品集も珍しいのでは。雑多、と言われる向きもありましょうが、お話ごとに色々な世界に導かれていくのがとても楽しい。いや、久しぶりに物語の面白さを堪能、どっぷり浸かりました。

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2014/09/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

8人の作家のオムニバス。 何もかもがうまくいかない「その日」。夫が家出してからの日々ー江國香織 有名作家の巨人と通訳の二人だけの会話ー小川洋子 昔ほんの少しの間恋人だった人との関係を進展させようとした結果ー川上弘美 海外へ逃げきれたと思いきや、昔奴隷として海外に売り飛ばされた貧しい子どもたちの絶望の話ー桐野夏生 夫も妻という立場も何もかもを捨てて、ひっそりと引っ越す春の風の強い日ー小池真理子 認知症の女がかつて愛した男のもとへ面会するたびにヘルパーと企てた計画が進む日々ー高樹のぶ子 警察官だった小生が先輩から聞いたカワイイアナタの話ー高村薫 人生の節目ごとに浮気相手と別れようと決意するも反対の行動になってしまう女心ー林真理子 告白とカワイイアナタはよくわからなかったけど、全体的にどれも面白かった。 巨人の接待は久々に小川洋子さん読めて優しい気持ちになる。 江國さんからの小川さんからの川上さんってこの三人揃ったら最強でしょ)^o^(

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2014/08/16

高樹のぶ子と高村薫の小説を読むのは初めてだったのではないか。本当ならば感想を書きたいのだが、読んでから少し時間があいて感想を書けそうにない。今度は長編小説を手にとってみたいものだ。

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2012/08/09

 ホラーテイストからミステリー、そして官能までが揃う盛りだくさんの内容でした。  桐野さんの編ではゾクッとし、髙樹さんの編では最後にあっと驚いた。この2編は特に印象に残っています。残念ながら他の方は、つかみどころが無いと感じたり、官能であったりとかでどうもピンと来ない・・・・・・...

 ホラーテイストからミステリー、そして官能までが揃う盛りだくさんの内容でした。  桐野さんの編ではゾクッとし、髙樹さんの編では最後にあっと驚いた。この2編は特に印象に残っています。残念ながら他の方は、つかみどころが無いと感じたり、官能であったりとかでどうもピンと来ない・・・・・・すぐに忘れてしまいそう(好きな方には、ごめんなさいです。)  好き嫌いがはっきりと別れてしまったけれど、それぞれの編は私の持っているその作家のイメージ通りでした。

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2012/07/29

8人の女性作家による、恋愛短編集 この手の短編集は、普段あまりお馴染みでない作家さんに作品に出会うために、手に取ることが多いです。 前半5作品は、それぞれの味が良く出ていました。 後半3作品は、少し出会うのが早すぎた感が・・・

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2012/03/27

現代女流作家8人による短編集 高村薫・川上弘美・桐野夏生 目当てで読みました 殆どの作家が新作の読みきりを並べる中で 高村女史だけは自身の合田雄一郎シリーズのスピンオフという形をとっているので 義兄弟ファンにとっては胸躍る一編かと思います というか女史が<ミステリ>...

現代女流作家8人による短編集 高村薫・川上弘美・桐野夏生 目当てで読みました 殆どの作家が新作の読みきりを並べる中で 高村女史だけは自身の合田雄一郎シリーズのスピンオフという形をとっているので 義兄弟ファンにとっては胸躍る一編かと思います というか女史が<ミステリ>を意識して書いているということが何よりの衝撃だった一冊

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2012/03/13

好きな作家ばかりの短編集なので楽しみだった。 江国香織-蛾、小川洋子-巨人の接待、川上弘美-「天にまします吾らが父ヨ、世界人類ガ、幸福デ、ありますヨウニ」、桐野夏生-告白、小池真理子-捨てる、高樹のぶ子-夕陽と珊瑚、高村薫-カワイイ、アナタ、林真理子-リハーサル 恋愛・結婚な...

好きな作家ばかりの短編集なので楽しみだった。 江国香織-蛾、小川洋子-巨人の接待、川上弘美-「天にまします吾らが父ヨ、世界人類ガ、幸福デ、ありますヨウニ」、桐野夏生-告白、小池真理子-捨てる、高樹のぶ子-夕陽と珊瑚、高村薫-カワイイ、アナタ、林真理子-リハーサル 恋愛・結婚などの話が主だけど、時代は現代のものや幕末のもの、男性(おじさん)の視点から描かれたもので、誰しも心に持っている暗い部分を表現したものが多かった。 高樹のぶ子のが一番面白かったなー。ここにある方々の作品をまた読んでみよう。

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2012/02/14

前に一度読んでいたことを 図書館から借りてきて家でページを開いて数分で気づいた。 それでもまた面白く読むことが出来ました。 私が一番好きなのは高樹のぶ子さんの作品。 ラストでほくそ笑んでしまった自分が少し恐ろしかった(笑)

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