Invitation の商品レビュー
とてつもなく甘いのは、やっぱり江國香織さん。 彼女の世界は私にとっては全然怖くなくて近しく親しい。 でも、人から見たら、少し不気味で怖いでしょう(笑) あと、小川洋子さん、川上弘美さんも甘かった。 好きな作家さんのクオリアは、どこをとっても甘いと思う。
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人気女性作家8人がそれぞれに腕を振るった短編集。さすがにそれぞれ一癖、二癖あります。ほとんどが恋愛がらみなのですが、そうではなかった小川洋子の「巨人の接待」が妙に心に残りました。巨人(偉大な外国作家)と日本人通訳との関係は、どこか「博士の愛した数式」を思い出させるものでした。 ...
人気女性作家8人がそれぞれに腕を振るった短編集。さすがにそれぞれ一癖、二癖あります。ほとんどが恋愛がらみなのですが、そうではなかった小川洋子の「巨人の接待」が妙に心に残りました。巨人(偉大な外国作家)と日本人通訳との関係は、どこか「博士の愛した数式」を思い出させるものでした。 ▼巨人の声が小さいのは、死者に向かって語りかけているからだ。死者はとても耳がいいから、小さな声で充分なのだ。(「巨人の接待」小川洋子より)▼ 2010/1/17 読了
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