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Invitation の商品レビュー

3.3

32件のお客様レビュー

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2010/06/27

+++ 八人のミューズがささやく八つの物語。とてつもなく甘美で、けっこう怖い…絶品短篇小説館。 +++   江國香織  蛾   小川洋子  巨人の接待   川上弘美  「天にまします吾らが父ヨ、世界人類ガ、幸福デ、ありますヨウニ」   桐野夏生  告白   小池真理子  捨てる ...

+++ 八人のミューズがささやく八つの物語。とてつもなく甘美で、けっこう怖い…絶品短篇小説館。 +++   江國香織  蛾   小川洋子  巨人の接待   川上弘美  「天にまします吾らが父ヨ、世界人類ガ、幸福デ、ありますヨウニ」   桐野夏生  告白   小池真理子  捨てる   高樹のぶ子  夕陽と珊瑚   高村薫  カワイイ、アナタ   林真理子  リハーサル +++ うれしくなってしまうような豪華な顔ぶれである。それぞれがそれぞれらしく上手い。気だるさ、ちょっとした捻れ、しんとした恐怖、官能・・・。それぞれの著者のエッセンスが効いた一冊である。

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2010/06/04

 巨人の声が小さいのは、死者に向かって語りかけているからだ。死者はとても耳がいいから、小さな声で充分なのだ。/小川洋子「巨人の接待」 (P.52)

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2011/07/20

文芸雑誌に連載されていた短編を一冊にしたものらしい。なかには「こんなふうにひとくくりにされちゃって・・・」と憤慨する作家もいそうな、めずらしいラインアップだ。内容はともかく、各々作者は見事に作風を確立しているなぁと読後改めて思った。

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2010/04/21

川上弘美さんの作品は、笑える。 小川洋子さんの作品は、不思議な世界に足を踏み入れてしまったカンジ。 それ以外は、皆、ちょっと怖い。 特に林真理子さん高樹のぶ子さんのは、ゾクッとした。

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2011/07/16

様々な話がありましたが、何の「招待」なのかと読み終えた後考えました。「老い」の世界への招待状の様に感じました。痴呆症と偽った昔の女性に殺される話は、怖ろしいです。この話に限らず、怖い物語が沢山あります。

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2010/03/15

2010.03.12. それぞれの作家さんらしさが出ていたけど、どれもそんなに好みじゃなかった。久しぶりに読んだ高村薫さんの文章のタッチが、妙に気になる感じ。また、読んでみようか。

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2012/06/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

8人の女流作家の短編集。川上弘美「天にまします吾らが父よ、世界人類が、幸福デ、ありますヨウニ」過去の男との再会をとおして、自分の心、体、の気持ちを整理?していく様子がおかしい。結局、結論なんてないのだけど。 それぞれ良い短編なのだけど・・・。

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2010/03/07

100307byWingsKyoto 八人のミューズがささやく八つの物語。とてつもなく甘美で、けっこう怖い…絶品短篇小説館。

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2010/03/04

八人のミューズがささやく八つの物語。とてつもなく甘美で、けっこう怖い…絶品短篇小説館。 女が描くお話は真に迫っているからこそ、面白くて怖い。

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2010/02/15

不思議で、美しくて、ちょっと怖いお話が並んだアンソロジー。 好みだったのは、小川洋子、川上弘美、桐野夏生、あたり。

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