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トギオ の商品レビュー

2.5

39件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    9

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    5

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2012/02/07

このミス大賞受賞作・・でしたっけ。たしか。 なんというかこういう変化球的なお話を好む傾向にあるような気がします。このミス。 なんというか、近未来というか疑似異世界な雰囲気は初めはもっとわくわくするような印象がありましたが、後半は失速気味。近未来的な設定もとってつけたようだし、それ...

このミス大賞受賞作・・でしたっけ。たしか。 なんというかこういう変化球的なお話を好む傾向にあるような気がします。このミス。 なんというか、近未来というか疑似異世界な雰囲気は初めはもっとわくわくするような印象がありましたが、後半は失速気味。近未来的な設定もとってつけたようだし、それなりにピンチに陥っている主人公を読んでいても緊迫感みたいなのが感じられないし・・どうもこのミスって「これ!」っていう当たりが少ない気がするなあ・・・

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2012/02/04

「このミス」らしからぬ純文学風エログロ作品。 とはいえ吉村萬壱「バーストゾーン」ほどのグロでもエロでもなく、比較的読みやすい。 選評に言われるほど「新鮮」でもなく「駄作」でもないという感じ。 「オリガミ」という媒体を使ったサイバースペース話と「東暁」というデストピアもののお話。

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2016/05/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

好みが分かれる物語です。 我ながら、よく最後まで読めたなー・・・と思うくらい、摩訶不思議な世界観、まさにミステリー。 説明不足な文章やキナ臭感が、逆に読者の想像やいったい何?・・という釈然としない気持ちを刺激して、ページを進めさせたような気がします。 いろいろな解釈があると思いますが、私は、資本主義が崩壊した未来の日本(日本じゃなくてもいいけど)を想像しました。 もしくは、ハイテク分野の描写を除けば、今現在にもどこかの国でありうる思想かと・・・。 死んだ主人公の語り口で物語が進み、物語の時系列の行き来は面白いと思いました。 でも、内容は好み的には・・・うーん・・かな・・・。 コノミス大賞の対象幅が広くなっているのは、いいことだと思います。

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2012/01/04

いまいちよくわからない世界観でした。 AKIRAぽいのかなと思っていたが、そうでもない。 説明を省いた文章が、成功しているような、そうでないような。。。 僕にとって、「このミス大賞」作品は当たり外れがあります。 でも、折り紙は欲しいな~。。。

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2011/10/23

ぶっちゃけ…、よく…わかんない作品でした…。 よく…わからないといっても…、純文学的な…難解ではなく…、 単純に…、よく…わかんな~い…みたいな…。 けっきょく…何が…言いたかったんだろう…?? でも…、一番…よく…わかんなかったのは…、 選考委員さんが…、 なぜ...

ぶっちゃけ…、よく…わかんない作品でした…。 よく…わからないといっても…、純文学的な…難解ではなく…、 単純に…、よく…わかんな~い…みたいな…。 けっきょく…何が…言いたかったんだろう…?? でも…、一番…よく…わかんなかったのは…、 選考委員さんが…、 なぜに…ここまで…高評価なのか…ということ…。 それもひっくるめて…「このミス」大賞なんだろうか…。 ひょっとして…、こんなことを書いてる時点で…、 なんだかんだと…投げ出さずに読み進めた時点で…、 実は…すごい作品だったのかなぁ~。

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2011/09/17

2011.9.13読了。 パラレルの東京で、田舎の捨て子を拾った事で村八分にされた少年が都会にでて…という話。

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2011/09/08

(´・ω・`)購入したあとでネット上のレビューを見てしまい、微妙な評価にガッカリしながら読み始めました。が、雑とも言われる荒々しいタッチが殺伐とした舞台に調度良く感じました。私はすんなり世界観にはまることができ、一気読みさせられてしまうくらい楽しめました。 …ミステリではないけ...

(´・ω・`)購入したあとでネット上のレビューを見てしまい、微妙な評価にガッカリしながら読み始めました。が、雑とも言われる荒々しいタッチが殺伐とした舞台に調度良く感じました。私はすんなり世界観にはまることができ、一気読みさせられてしまうくらい楽しめました。 …ミステリではないけど。

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2011/01/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

まぁ、このミスなんで粗いところは読むのが常ですが、この文体に最後まで慣れなかった、というのがまず一つです。 独特な世界観はさすがですが、どうしても最後までこのちぐはぐ間は拭えませんでした

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2019/01/16

 このミス第8回大賞作品。  何しろ序文が最高だ。「結局、僕よりも白のほうが長生きした。僕が死んで1世紀近く経ったのに、白はそのことをずっと気にしている。」  この一文からぐいっとこの小説の世界観に入っていく。まるで高校生の時に読んだ「AKIRA」のような感覚。舞台は頽廃的なもう...

 このミス第8回大賞作品。  何しろ序文が最高だ。「結局、僕よりも白のほうが長生きした。僕が死んで1世紀近く経ったのに、白はそのことをずっと気にしている。」  この一文からぐいっとこの小説の世界観に入っていく。まるで高校生の時に読んだ「AKIRA」のような感覚。舞台は頽廃的なもう一つの東京である「東暁」。量的には細かな設定ができないので、その世界の姿は読者に依存している。登場人物もかなり冷静なトーンで描かれながらも、しっかりと存在感を持っている。  小さい頃は、想像力豊かだったからこそ、自分の心の中にある世界で遊んでいた。冒険心が、あったからこそ訪ねていける世界があった。大人になるにつれて忘れ、霞んでいくもう一つの世界がこの小説にはあるのではないかと思う。

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2010/11/15

前半は、ほとんど説明的な文章がないままに話が進んでいく。舞台設定が読み手にゆだねられているとも言え、これはこれで荒削りだけど新鮮な感じがして興味深く読んでいた。個人的には、この本の世界観はキライではない。 ただ、後半になって前半の説明のなさを埋めるような感じで話をまとめ始めてか...

前半は、ほとんど説明的な文章がないままに話が進んでいく。舞台設定が読み手にゆだねられているとも言え、これはこれで荒削りだけど新鮮な感じがして興味深く読んでいた。個人的には、この本の世界観はキライではない。 ただ、後半になって前半の説明のなさを埋めるような感じで話をまとめ始めてからは単なる普通の物語になってしまった。そうすると、話全体のアラが目立つようになり、結果として中途半端な世界観だけが印象に残ってしまった。 この人って次回作とか書けるんでしょうかね?

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