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吉原花魁日記 の商品レビュー

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51件のお客様レビュー

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2025/02/13

大正時代の花魁記。 大河ドラマで「べらぼう」が始まってようやく読めた。 自由のない、出口のない生き方。精神をしっかり保つことが書くこと、読むこと、楽器の演奏と、そういう助けがあったことがせめてもの救い。

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2024/12/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伏字が多いことから、途中で実話と気が付いて驚いた。 母からではなく妹から手紙が届くのは、親は遊廓がどんな場所か知っていたからだろうと思うと胸が痛い。 また、どんなに働こうが借金が増えるばかりで年季が明けないシステムは恐ろしいと思った。 作者を調べると無事に逃げ切ったあと、結婚していたので、ある程度幸せに過ごせたんだろうと思うと少し救いがある。

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2024/03/23

1926年。 今から100年前に書かれた「吉原花魁日記」。 借金のために吉原に入り 男に酒を注ぐだけと聞かされ 綺麗な着物に美味しいご飯 と騙された花魁達。 でも稼ぎの多くは搾取され、 しかも客が呼べないと罰金などで借金も増える。 最近、問題になっていた舞妓さんの生活に近いと思っ...

1926年。 今から100年前に書かれた「吉原花魁日記」。 借金のために吉原に入り 男に酒を注ぐだけと聞かされ 綺麗な着物に美味しいご飯 と騙された花魁達。 でも稼ぎの多くは搾取され、 しかも客が呼べないと罰金などで借金も増える。 最近、問題になっていた舞妓さんの生活に近いと思った。

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2023/07/06

吉原の遊女の日記。ただ江戸時代の話ではなく、大正末期の話。主人公・森光子は大正13年に19歳で吉原に売られる。1924年、今からほぼ100年前のことである。そして2年後に脱出し、この日記を出版する。最後、唐突に脱出で終わっており、その後が気になる。

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2023/02/19

ふと目につき、手に取ってみたら、「大正15年、柳原白蓮の序文で刊行され、当時の社会に波紋を呼んだ、告発の書」 というので気になって読んでみた。 親の借金のため19歳で吉原へ売られた光子が、花魁・春駒として過ごした日々を綴った壮絶な記録。 この本の出版の翌年に、もう1冊「春駒日...

ふと目につき、手に取ってみたら、「大正15年、柳原白蓮の序文で刊行され、当時の社会に波紋を呼んだ、告発の書」 というので気になって読んでみた。 親の借金のため19歳で吉原へ売られた光子が、花魁・春駒として過ごした日々を綴った壮絶な記録。 この本の出版の翌年に、もう1冊「春駒日記」を出版し、彼女を自由廃業へと導いた外務省の役人と結婚し、没年や著作権継承者も不明だという著者に興味が引かれる。

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2021/07/07

引き込まれるように読んだ。 読みにくいと感じる箇所もあるが、フィクションでみる花魁よりもとてもリアル。 金勘定が本当に酷く働けど働けど借金が嵩み、読んでいて辛く感じた。 突然脱出編に入るので森さんが脱出に至るまでの経緯や具体的にいつから計画していたのか、白蓮さんとのお話なども知り...

引き込まれるように読んだ。 読みにくいと感じる箇所もあるが、フィクションでみる花魁よりもとてもリアル。 金勘定が本当に酷く働けど働けど借金が嵩み、読んでいて辛く感じた。 突然脱出編に入るので森さんが脱出に至るまでの経緯や具体的にいつから計画していたのか、白蓮さんとのお話なども知りたかった。

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2021/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんと聡明な方なのだろうという感想が読み進めていて何度も湧いた お客をとるきがないのにお客がつくのは、きっと彼女と話していると楽しかったからではないかと思った 脱出に至るまでの胸中が書かれていないので、続きを読もうと思う

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2020/06/19

実在した花魁の日記。 伏字も多々あり、読み取れない部分があった。 日記というよりは小説のようだ、それほど物語性のある書き方だった。 花魁というと映画や小説、ゲームの中の人物というイメージが強かったが、日記という本書の花魁たちの会話を読むと彼女たちが本当に生きていたんだと思い知っ...

実在した花魁の日記。 伏字も多々あり、読み取れない部分があった。 日記というよりは小説のようだ、それほど物語性のある書き方だった。 花魁というと映画や小説、ゲームの中の人物というイメージが強かったが、日記という本書の花魁たちの会話を読むと彼女たちが本当に生きていたんだと思い知った。 そして現代の女性たち、私たちと何も変わらない。 お店のやり方に文句言ったり、励ましあったり、お客に恋したり。 昔の人はその時代の貧しさに慣れ、遊女なんかも「仕方ない」と慎ましく働いている感覚だったがそんなことは無く、常に自分の置かれた状況から逃れようと心すり減らしていた。 当たり前なんだけどね。 でも現代の花魁はきらびやかなイメージが強く、魅力的な花魁言葉にかき消され、彼女らの不満がダイレクトに響いてこなかった。 本書では現代言葉に直したのか、それとも客前以外では普通の言葉で会話をするのだろうか。 とにかくカフェで隣り合わせた女性グループの愚痴を聞いているように身近に感じられた。 また、遊郭に来る客は全く想像できなかったがこちらもちゃんと人間としてイメージできた。 遊女を気遣う人、手荒に扱う人。 同じように楼主やあの、おばさんね・・・ 楼主なんかは買ってきた女の子たちに対し厳しいのかと思いきや敬語を使い、「お仕事がんばりましょうね」と優しく語りかけていたのが意外だった。 売春させてる時点で優しくないけど、全てがもっと手荒だと思った。 振り返れば過去観た映画などでも遊女たちの苦悩は描かれていたが、現代のイメージだろうという思いが拭いきれなかった。 それが本書によりわたしの中で吉原の遊郭という舞台が生身のものになった。

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2020/03/08

昭和初期に売られて吉原で働いた女の子の手記。 強烈な内容のルポ。彼女はすごく強靭な知性と理性の持ち主だと思う。 騙されて毎日男に春をひさぐ仕事をさせられる時点で死ぬか狂うかという心境だと思うのに、それをたんたんと日記につけるとは。 家族のためにという大義が、個人の意思を上回...

昭和初期に売られて吉原で働いた女の子の手記。 強烈な内容のルポ。彼女はすごく強靭な知性と理性の持ち主だと思う。 騙されて毎日男に春をひさぐ仕事をさせられる時点で死ぬか狂うかという心境だと思うのに、それをたんたんと日記につけるとは。 家族のためにという大義が、個人の意思を上回っていた時代とはいえ。 ちらりと、「母はこういう仕事だということを、わかっていて私を行かせたのか?」という疑念。もう家族のもとにも、帰りたくはないだろう。 時折やってくる大学生たちとの交歓が、一瞬、青春を感じさせる。本やマンドリンを貸してもらったり。けっこう対等な会話もできるから、人気になってしまったのかも。 中には、花魁たちの生活実態を知ろうと質問してくる、社会主義走った青年もやってきたり。 借金や、毎月の差し引き費用について調べたり、なかなか賢い。 けれども、「今日は忙しかった。12人客を取った」という凄絶な一行に、何も言えなくなる。 たびたび体調不良で入院したりと、壮絶な肉体労働を窺わせる。 脱走、廃業した少女に喝采を送りたい。

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2019/08/26

春駒、という源氏名で大正時代の吉原を過ごした森光子という女性が残した記録でした。 ところどころグレイになって読めない部分がありました。解説を見たところ、当時の検閲のあと、とのこと。出版された時代の、生々しさを感じます。

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