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夜がはじまるとき の商品レビュー

3.5

37件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

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  4. 2つ

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2018/12/25

面白かった。物語に引き込まれっぱなしでした。『今日の早川さん』の著者、cocoさんによる解にやり説が、なるほどぉ〜と頷ける素晴らしいもので、漫画もキング・ファンならニヤリとさせられる遊びが盛り込まれていて楽しめました。

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2018/11/05

短編集。アメリカでは1冊のものを2分冊にしている。 複数の手記を組合わせる形式をとったクトゥルー神話風の「N」。解説によるとキングには直接にクトゥルー神話に題材をとったものは少ないそうだが、前にも短編で1つ読んだことがあったな。 超自然的なものは何ひとつ出てこないが身の毛もよ...

短編集。アメリカでは1冊のものを2分冊にしている。 複数の手記を組合わせる形式をとったクトゥルー神話風の「N」。解説によるとキングには直接にクトゥルー神話に題材をとったものは少ないそうだが、前にも短編で1つ読んだことがあったな。 超自然的なものは何ひとつ出てこないが身の毛もよだつ描写の「どんづまりの窮地」。 あいかわらず実にうまい。

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2017/01/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

多分これは再読。 ただただどうしようもない悪意の底もしぶとい生存も哀しい生と死もあり。 ニューヨークタイムズを特別割引価格で が良かったですね。

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2016/12/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「N」がすごく怖いし、好みだった。この作品読むだけでも価値があったと思う。 ネタとしてはクトゥルー神話がベースにあるようなんだけど、そんなこと関係なく(知らなくても)充分怖い。 患者Nの治療記録から描かれる、とある場所にある岩。それを見てしまったら…もう逃れられません。 ひさびさに読みながら「行かないで」と思ってハラハラした作品。言ってしまうと絶望的なラストなんですけど(笑。でもキングのこういう作品が久々に読めて、これだけで大満足でした。

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2015/01/24

まァ、面白かったのだけれど、短編集にしては読み辛くもあったな。なんでだろう。一番気に入ったのは救いのある話の「アヤーナ」。「どんづまりの窮地」は、いままでもフェスやら観光地やらに行って仮設トイレを使う際に感じていた不安感というか嫌悪感を具体的な形にしてくれちゃったワケで、これから...

まァ、面白かったのだけれど、短編集にしては読み辛くもあったな。なんでだろう。一番気に入ったのは救いのある話の「アヤーナ」。「どんづまりの窮地」は、いままでもフェスやら観光地やらに行って仮設トイレを使う際に感じていた不安感というか嫌悪感を具体的な形にしてくれちゃったワケで、これからその手のトイレを使う際には必ず反芻してしまうこと請け合い。マイッタな。TOTOやINAX等日本のトイレメーカーの皆さん、日本のトイレは世界一キレイみたいなので、仮設トイレも「どんづまりの窮地」が笑い話になってしまう位、どうかひとつよろしくお願いしますよ。じゃないと、トイレに行けなひ。です。

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2013/12/27

1312 始めから最後までキング色一色でした!どれもじんわり怖い良い作品ばかり。最後の『どんづまりの窮地』だけは何とも。。。読んでて鼻が詰まりそうでした。

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2018/10/15

図書館:131022 「N」を収録。 一見、常人では理解できない行動をしている人は得体の知れない何かと戦っているのかもしれない。

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2013/09/26

六話のお短編集。面白かったのは一話目と六話目。 一話目の「N」はクトゥルー神話系かな。医者の手記や手紙で構成。世界は薄っぺらで不安定ですぐ近くにいる邪悪で大きな力を持つものが浸食してきているという強迫性障害を持つ患者の話が現実のように思えてしまう話。 最後の「どんづまりの窮地...

六話のお短編集。面白かったのは一話目と六話目。 一話目の「N」はクトゥルー神話系かな。医者の手記や手紙で構成。世界は薄っぺらで不安定ですぐ近くにいる邪悪で大きな力を持つものが浸食してきているという強迫性障害を持つ患者の話が現実のように思えてしまう話。 最後の「どんづまりの窮地」は、仮説トイレに閉じ込められる話。これは容易に想像できてしまって辛いwww

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2013/06/03

凄いうんこな本だった。アメコミ化もされているクトゥルー神話系に分類されうる「N」や2つの意味での死後の世界をしんみりと描ききった「ニューヨーク・タイムズを特別割引価格で」という傑作がありながらも最後に文字通りのうんこ作品「どんづまりの窮地」が全てをかっさらってしまった。

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2013/03/31

強迫から逃れられない嫌悪感で具合が悪くなりそうな作品から始まり、吐きそうになりながら読み終える短編集。「幻想というバーベルを持ち上げるだけの想像力(解説より)」が備わってきたのか、一回目に読んだ時よりも楽しめた。

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