ドン・キホーテ 全6冊(訳者:牛島信明) の商品レビュー
「小説はまずエンターテイメントであるべきで、その上で、たくみな人間描写とか 風刺とか、考えさせられるテーマが含まれているのがベスト」というのが私の持論である。 その点、Don Quixote は理想的な小説である。 ストーリーがとにかく面白い。ドン・キホーテとサンチョ・パンサの...
「小説はまずエンターテイメントであるべきで、その上で、たくみな人間描写とか 風刺とか、考えさせられるテーマが含まれているのがベスト」というのが私の持論である。 その点、Don Quixote は理想的な小説である。 ストーリーがとにかく面白い。ドン・キホーテとサンチョ・パンサの漫才のような掛け合い、 ドン・キホーテの妄想から引き起きる、ドタバタ喜劇の数々。 うっかり図書館で読むと、ニヤニヤしてしまって、まわりから不審がられること必至である。 その上、箴言めいた言葉が飛び出したり、痛烈な風刺がでてくるからたまらない。 牛島氏の訳も、原文の面白さをそのまま日本語に移し替えており、すばらしい出来である。 児童文学としての抄訳しか読んだことがない人、風車のシーンしか記憶していない人、 完訳に挑戦したものの、堅苦しい日本語で挫折した人、この牛島訳を読んでほしい。
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時代ってのがあるんでしょうけど、なんか認知症の老人を笑うような内容で私はそんなにうけなかったというか・・・ 全体に漂う哀愁がいいっていうのは分かります
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学生時代、ドン・キホーテと呼ばれてた。ぼろぼろの鎧で身を固めて、何かと戦ってたのか。。。 ま、サンチョ連れてたけどね。
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