世界記憶コンクール の商品レビュー
1本目にしか礼が出てこなくて(4本目も出てきたか)ちょっと寂しかった…。「黄金の日々」で、恵と再会できたのは嬉しかった。彼の学校生活も素敵。
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サイドストーリーもいいけどもうちょっと記者と絵師の話が読みたいよーと思いつつも、「氷のような女」も「黄金の日々」もかなり好きでした(笑) 読後感のよい、やさしい話で好きだな。
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4編収録の第2弾。 趣向がかわって父上の昔語りだったり、ふたりの出会いだったり、恵の話だったりで、とてもよろしかった。 あ、白菜が明治の始めに初めて入ってきたんだって。そんな新しい野菜なんだ…! 「世の中には僕の絵を良いとは思わぬ人間もいるだろうからな」「それに関してだけは間違...
4編収録の第2弾。 趣向がかわって父上の昔語りだったり、ふたりの出会いだったり、恵の話だったりで、とてもよろしかった。 あ、白菜が明治の始めに初めて入ってきたんだって。そんな新しい野菜なんだ…! 「世の中には僕の絵を良いとは思わぬ人間もいるだろうからな」「それに関してだけは間違ってると思うんだよなあ」
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ある日萬朝報に載った『記憶に自信ある者求む』という求人広告。昔から見たものを瞬時に覚えてしまう力に長けた博一は、義父の勧めもあってその募集に応じ、見事採用となった。高い日給を受け取りながら、大学教授から記憶力の訓練を受けていた博一だが、あるときを境に急に教授と連絡が取れなくなり不...
ある日萬朝報に載った『記憶に自信ある者求む』という求人広告。昔から見たものを瞬時に覚えてしまう力に長けた博一は、義父の勧めもあってその募集に応じ、見事採用となった。高い日給を受け取りながら、大学教授から記憶力の訓練を受けていた博一だが、あるときを境に急に教授と連絡が取れなくなり不安を覚える。そこで友人である高広に相談を持ちかけたところ、『赤髪連盟』に酷似したこの出来事に、礼が興味を示し―(表題作)。心優しき雑誌記者と美貌の天才絵師。ふたりの青年の出会いをはじめ、明治の世に生きる若者の姿を、人情味豊かに描いた四編を収録した短編集。好評“帝都探偵絵図”シリーズ第二弾(「BOOK」データベースより) 帝都探偵二人のなれそめもわかる第二弾。 相変わらず安定した内容で、気負わず読めるミステリです。
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舞台は明治。雑誌記者・里見高広と美形の天才絵師・有村礼の帝都探偵物語の第2弾。 ホームズの『赤髪連盟』を彷彿とさせる「世界記憶コンクール」 高広の義父である司法大臣・里見基博とその妻との出会いを描いた「氷のような女」 一作目で事件に巻き込まれ高広たちと知り合った森恵の美術学校での...
舞台は明治。雑誌記者・里見高広と美形の天才絵師・有村礼の帝都探偵物語の第2弾。 ホームズの『赤髪連盟』を彷彿とさせる「世界記憶コンクール」 高広の義父である司法大臣・里見基博とその妻との出会いを描いた「氷のような女」 一作目で事件に巻き込まれ高広たちと知り合った森恵の美術学校での出来事を描いた「黄金の日々」 幕末に来日し数年を過ごした英国貴族の胸に残るしこりを溶かした「生人形の涙」 以上4編収録。 1作目を読んだのはおととし。 以来続編を待ち望んでいたのですが、昨年末にこの2作目が出されていたようで、ようやく読むことができました。 そしてそのレベルアップぶりが嬉しい驚きでした。 本当に探偵物語というのがぴったりな作品で。 礼と高広のやりとりも微笑ましいのですが、事件の真相に対しての高広の優しさもとても心地いい余韻を残してくれます。 各章を読み終えて、冒頭をまた読み返すとじんわりときます。 明治末期という舞台もハマっていますね。 この中では「生人形の涙」が一番よかったです。 「氷のような女」も好みですね。いわゆる「氷のような女」のイメージとは違うところが巧い。 それにしても『世界記憶コンクール』をそのままタイトルにしちゃうとは。 まるっきり、ミステリだなんて思わないですよね。。。 続きがますます楽しみになってきました。 でもこれは短編だからいいのかな?ここらでひとつ長編も読んでみたいものですが。
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帝都探偵絵図シリーズの第2弾。短編集であり、お馴染みの高広と礼が登場するのは第1話。その後は、高広の父や恵が主人公の話や、高広が礼と出会う前の話が登場する。目線は違えど、起こる事件は1作目と同様人間味を感じる物語。
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6/21 前作が大好きだったので、期待しすぎってくらいに期待してましたが、裏切らない面白さでした。 それにしても、礼出番少なっ。
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前作の前日談というか番外編が含まれ、馴れ初め的な話もあるので、主人公2人のシーンが少ない分、前作よりすっきりした感じ。
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やっぱ素敵な話です。「帝都」って響きがいいよね。 「生人形の涙」はホラーかと思いきや、ホロリとさせられる話でした。 表紙といい、話といい切なさ漂う小説です。
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続きの話が2本と、過去の話が2本。 これで最初に戻るのか…と、ちょっと笑ってしまいました。 子供の様な、必死なきらきらした目で見てたのでしょうか?w 1話でちらりと出てきた『質草』もない生活が 2話目で出てきていますが…結構大丈夫だったのでは? というより、周囲に結構恵まれてま...
続きの話が2本と、過去の話が2本。 これで最初に戻るのか…と、ちょっと笑ってしまいました。 子供の様な、必死なきらきらした目で見てたのでしょうか?w 1話でちらりと出てきた『質草』もない生活が 2話目で出てきていますが…結構大丈夫だったのでは? というより、周囲に結構恵まれてます。 やはりこれは人徳かと。 前に出てきた少年も出てきていますが まぁ…大人になったといいましょうか 世の中の渡りがうまくなったといいましょうかw こうして人は大人になっていくのです(笑) お友達が出来ました、の巻? どれも最後がのほほんとしていて 何だか可愛らしかったです。
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