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通天閣 の商品レビュー

3.6

143件のお客様レビュー

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    18

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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2010/01/14

丁寧で、味わい深い人間描写と、 ほっこりと温かい最後。 新入りのお嫁さんってどんな子なんだろうな。

Posted byブクログ

2010/01/13

西加奈子らしい、と思った。 どうしてここまで書けるのか、いや書いてしまうのか。 この「最悪」な状況。 最悪を通りこして滑稽ですらある。 きっとこれはコメディなのだ。 悲劇の先はいつも喜劇なのだから。 これが好きで彼女の本を手に取り続けている。 ものがたりのはじめとおわりで主人公...

西加奈子らしい、と思った。 どうしてここまで書けるのか、いや書いてしまうのか。 この「最悪」な状況。 最悪を通りこして滑稽ですらある。 きっとこれはコメディなのだ。 悲劇の先はいつも喜劇なのだから。 これが好きで彼女の本を手に取り続けている。 ものがたりのはじめとおわりで主人公たちのおかれている状況は全然変わってない。 恋人は戻ってこないし、家族が再会することもない。 人生ってそういうもん。 奇蹟は起きない。 でも、どんなにしょうもないと思える人生でも、肯定することで前に進めるということをそっと教えてくれている。 彼女の小説がやめられない本当の理由はこっちかもしれない。 「そうだ、それでこそ、お前の人生だ。」

Posted byブクログ

2009/12/29

あ、ここでつながるのかぁと最後に納得。 なんかどうしようもない人たちの どうしようもない暮らしでも みんな生きてる感じがしてとても良い。

Posted byブクログ