もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら の商品レビュー
奇抜な表紙とタイトルが目を引き、購入しました。 ドラッカーのマネジメントに興味があり、ちょっと読んでみようかなという人には良い本だと思います。 序盤は文章の拙さが目につき、読みづらかったのですが読んでいくうちに不思議な面白さが出てきて一気に読んでしまいました。 興味本位で買った本...
奇抜な表紙とタイトルが目を引き、購入しました。 ドラッカーのマネジメントに興味があり、ちょっと読んでみようかなという人には良い本だと思います。 序盤は文章の拙さが目につき、読みづらかったのですが読んでいくうちに不思議な面白さが出てきて一気に読んでしまいました。 興味本位で買った本の割に、意外と面白かったです。
Posted by
話題に違わぬ素晴らしい一冊。弱小野球部を甲子園に導 くために必要なのは、データ?経験か?組織を強くする には「人と人との結びつき」が極めて重要。難しそうな マネジメントの極意がこんなにわかりやすいなんて、凄。 今の会社を少しでもよくしたいあなたへ! ------------...
話題に違わぬ素晴らしい一冊。弱小野球部を甲子園に導 くために必要なのは、データ?経験か?組織を強くする には「人と人との結びつき」が極めて重要。難しそうな マネジメントの極意がこんなにわかりやすいなんて、凄。 今の会社を少しでもよくしたいあなたへ! --------------------------------------------------------------------------------------- ▼3つの共感ポイント▼ ■「われわれは何を売りたいか」ではなく、「顧客は何 を買いたいか」を問う。「われわれの製品やサービス にできることはこれである」ではなく、「顧客が価値 ありとし、必要とし、求めている満足がこれである」 という(P57) ■「働く人たちに成果をあげさせる」ことは、マネジメ ントの重要な役割だった。そのためみなみは、「どう やったら部員たちに成果をあげさせられるか」という ことを、ずっと考えてきた(P89) ■ぼくたちは、顧客からスタートしたいのです。顧客が 価値ありとし、必要とし、求めているものから、野球 をスタートしたいのです(P266)
Posted by
弱小高校野球チームを女子マネージャーが甲子園へ導くという、ありきたりな(笑)お話だが、そのありきたりな話の中にドラッカーのマネジメントがとてもわかりやすく落とし込んであるため、マネジメントとはいかなるものか、ということがストーリーで理解できるようになっている。ドラッカーの入門書と...
弱小高校野球チームを女子マネージャーが甲子園へ導くという、ありきたりな(笑)お話だが、そのありきたりな話の中にドラッカーのマネジメントがとてもわかりやすく落とし込んであるため、マネジメントとはいかなるものか、ということがストーリーで理解できるようになっている。ドラッカーの入門書としても非常にお勧めな1冊。
Posted by
P.F.ドラッカーの『マネジメント』を宣伝するために書かれた小説。題のとおり、高校野球部の女子マネージャーがその本を指南書としてマネジメントを実践するという物語。 実は「あとがき」はまだ読んでないんだけど、この本の目的はたぶん上述のとおり、ドラッカーの『マネジメント』の宣伝。同社...
P.F.ドラッカーの『マネジメント』を宣伝するために書かれた小説。題のとおり、高校野球部の女子マネージャーがその本を指南書としてマネジメントを実践するという物語。 実は「あとがき」はまだ読んでないんだけど、この本の目的はたぶん上述のとおり、ドラッカーの『マネジメント』の宣伝。同社から出ている『マネジメント』という本に相当の自信があって、その本をもっと多くの人に読んでもらうにはどうすればいいか、ってとこからこの企画が上ったじゃないだろうか。結果、この『もし高校野球の…』はベストセラーになったそうだから、最終目的であった『マネジメント』を手にした読者も多かったんじゃないかと思う。 いちばん面白かったのは、この販売戦略そのものが『マネジメント』の手法に則って作られたものなんじゃないか、と錯覚してしまうところ。『マネジメント』を実践的に使用する例を示したことで、いままで興味はあるけどなかなか手を出せないとか、エッセンスはわかったけど実際にどう使えばいいかわからない、などといった顧客のニーズに答えることができただろう。また、「本当に読んでもらいたい本」を物語のなかで主題として扱うことで、効果的に、また小説としての手軽さも失うことなく宣伝することができ、かつこの小説そのものの売り上げも期待できるという、まさに出版業界の「イノベーション」ともいえる手法を開拓できた、のかもしれない。 僕はこの本が作られていく過程にこそ興味をもったけど、やはり販売戦略に乗せられて、ドラッカーの『マネジメント』を読んでみたいとも思わされた。しかし宣伝のための小説に1600円払うのは、ちょっと惜しい気がする…。
Posted by
ドラッカーを身近なものに置き換えて、分かりやすく表現した作品。ドラッカーはその言葉の全てが定義とされるくらいなので、受け止める方にある程度の土壌がなければ、適切に理解できない。この本では、敷居をなくし、誰もが入りやすくマネジメントやマーケティングを教えてくれる。ところが、クライマ...
ドラッカーを身近なものに置き換えて、分かりやすく表現した作品。ドラッカーはその言葉の全てが定義とされるくらいなので、受け止める方にある程度の土壌がなければ、適切に理解できない。この本では、敷居をなくし、誰もが入りやすくマネジメントやマーケティングを教えてくれる。ところが、クライマックスではまさかの展開になり、物語としても読者を引き込む作品。ドラマ化も可能だと思う。
Posted by
(1)マネジメントがわかる (2)高校生の友情や夢とかが楽しめる 私にとっては、こんな本でした。 マネジメントに興味はないのですが、 会社に勤めている中で、マネジメントを知っていると 仕事に奥行きが出そうだなと思いました。 あと、高校野球が好きなので 高校野球ならではのアツイ...
(1)マネジメントがわかる (2)高校生の友情や夢とかが楽しめる 私にとっては、こんな本でした。 マネジメントに興味はないのですが、 会社に勤めている中で、マネジメントを知っていると 仕事に奥行きが出そうだなと思いました。 あと、高校野球が好きなので 高校野球ならではのアツイものを思い出しました。 楽しみ方はいろいろありそうな本です!
Posted by
萌え絵を使ったヌルいドラッカー入門書?なのかとおもいきや、 文体は若干硬いものの後半かなりドラマチックな展開に驚いた。
Posted by
萌え系の表紙に、高校野球を舞台にすえた物語で、涙あり、感動あり、悲劇を乗り越え自己実現していく、日本人好みのお涙ちょうだい青春サクセスストーリ-です(はっきり言って、(多分)日本人的なコンキチはお涙頂戴青春サクセスストーリーが大好きです)。 まあ、物語は非現実的なんだけど、秀逸...
萌え系の表紙に、高校野球を舞台にすえた物語で、涙あり、感動あり、悲劇を乗り越え自己実現していく、日本人好みのお涙ちょうだい青春サクセスストーリ-です(はっきり言って、(多分)日本人的なコンキチはお涙頂戴青春サクセスストーリーが大好きです)。 まあ、物語は非現実的なんだけど、秀逸な作品と思いました。ニュアンス的には、(コンキチの大好きな)ゴールドラット博士の著作を想起させるっていう感じですかね。物語仕立てでサクセスさせることによって、読者が感情移入し易くし、リアリティーを感じさせるという戦略商品です。 で、この本の内容は、経営学のカリスマ、故P. F. ドラッカーの「マネジメント」に書かれているフレーズを頼りに、高校の野球部をマネジメントし、組織改革していくというお話で、その成果物が甲子園出場ということになります。 ところで、本書にはドラッカーの(著作に記述されている)言葉が幾つかでてきます。で、その言葉は、経営学の組織論的な文脈上で出て来るんですが、もはや経営学を越えて自己啓発の啓蒙書の域に達していますね。自己啓発本は高校で卒業したコンキチが猛烈に読みたくなったほどのクオリティーがドラッカーの言葉にはあると思いました(多分、カエルがひしゃげたような顔をしている人が書いた本とは比べ物にならない読後感が得られると思います)。 アマゾンでは、「もしドラ」が売上げランクの上位の食いこんでいるんですが、同書で取り上げられた「マネジメント [エッセンシャル版]」も上位にランクインしています。「もしドラ」の影響ではないかとコンキチは思っているのですが、そうなると、「もしドラ」は「マネジメント [エッセンシャル版]」の秀逸なマーケ本ということになると思います。また、逆に、本家「マネジメント [エッセンシャル版]」は、その絶大なネームバリューによって「もしドラ」を強烈にプロモートしたのだとも思います。 出版社は同じダイヤモンドだし、これは、「デュアル•プロモート戦略」とコンキチは思いましたね。ちなみに、コンキチは「もしドラ」に影響されて「マネジメント [エッセンシャル版]」を購入してしまいました(完璧にダイヤモンドの術中にはまりました)。
Posted by
意外と最後は感動したりしてw 未読の方は文章力は目を瞑って読むといいと思います(2010.04.11読了)
Posted by
購入の際、表紙にちょっと抵抗があったー(笑) 本書の女子マネージャーみなみはAKB48の峯岸みなみさんがモデルみたいですね。 峯岸さんの現場での立ち回り方が人の強みを活かすように動いてたそうで。背景を知るとなんかいい本だなって思ってしまった。
Posted by