もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら の商品レビュー
2016/10/30読了。 前から気になっていたもしドラ。 なんとなくのイメージ程度の予備知識ではあったが、ドラッカーの言葉と野球部のマネジメントを繋げる努力をしていく姿が、意外とリアリティがあり、また、勉強になった。 素晴らし過ぎる結果とサクセスストーリー感は、ちょっと出来...
2016/10/30読了。 前から気になっていたもしドラ。 なんとなくのイメージ程度の予備知識ではあったが、ドラッカーの言葉と野球部のマネジメントを繋げる努力をしていく姿が、意外とリアリティがあり、また、勉強になった。 素晴らし過ぎる結果とサクセスストーリー感は、ちょっと出来過ぎで、これはあり得ないとは思うものの、フィクションとしては面白かった。 そして、小説には必須だと思っている伏線と回収も心地よく、終わり方も好きだった。 ドラッカーも読んで勉強したいと思う。
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話題の本だったので興味があったので友人が貸してくれたのを読んでみた。 ドラッガーのマネジメントを読んでみようかなと思わさせるための本?なのかな?? ストーリー展開としては、ちょっとご都合主義的でものたりなさを感じた。 どんな宣伝方法で去年一番売れたのか? 誰が何の目的で企画し...
話題の本だったので興味があったので友人が貸してくれたのを読んでみた。 ドラッガーのマネジメントを読んでみようかなと思わさせるための本?なのかな?? ストーリー展開としては、ちょっとご都合主義的でものたりなさを感じた。 どんな宣伝方法で去年一番売れたのか? 誰が何の目的で企画してどういう宣伝を?? ターゲットはどこ??? それのほうが気になる。 読み終わったあとに他の人のレビューを読んでみた。 やはり小説としてもビジネス書としても中途半端という意見も多い。 そのなかに 『この本を読んで学ぶやつは学ぶ。学ばない人はたぶん、どんな人に会っても学ばないだろう』 と書いている人がいてそれはそうだな、この本に限らずそうだな、と思う。 しかし、これを新品で買って読んだのだとしたら文句を言いたくなるかもなとは思う。 この本の功績はドラッガーの名前を小学生レベルまで知らしめたという点だろうか。 とりあえずマネジメントも読もうと思った。
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変化球のドラッカー入門。 ビジネス指南本を読んでも、それを実践するのはなかなか難しい。 僕の場合、それには大きな二つの原因がある。 まず「自分の状況には当てはめ難い」とつい思ってしまうこと、そして、「すぐ内容を忘れちゃう」ことだ。 この本は、その二つの原因を見事な変化球で解...
変化球のドラッカー入門。 ビジネス指南本を読んでも、それを実践するのはなかなか難しい。 僕の場合、それには大きな二つの原因がある。 まず「自分の状況には当てはめ難い」とつい思ってしまうこと、そして、「すぐ内容を忘れちゃう」ことだ。 この本は、その二つの原因を見事な変化球で解決している。 まず、マネジメントの実践例として、高校野球という所謂ビジネス以外の状況を挙げることで、この理論があらゆる場において応用できるものであることが示されている。 そして、覚えやすいストーリーの小説の中で理論が紹介されるため、ストーリーを想い出すことで同時に理論のポイントを想い出すことができるのだ。 もちろん紹介されているのはドラッカーのマネジメント理論のほんの触りの部分でしかない。 でも、ドラッカーに興味を持つのにこれほど口当たりの良い本は無いと思う。 【メモ】 ◆組織力 ◆長所を活かす ◆「いきたい」ではなく「いく」と決めた ◆顧客は誰か? ◆真摯さ
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小説としての肉付けが少なく、脚本家が書く、まさにドラマの脚本といった感じ。これがここまでヒットしたというのが正直分からない。全然面白くない。ザ・予定調和。 見所はドラッガーのマネジメントにはこうある〜という引用のみ。
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単純にストーリーに感動してしまった感がある。 ベタな話かもしれないが読み入ってしまった。 肝心のマネジメントについても、いろいろな学びがあった。組織としてのあるべき姿、考え方について考えさせられた。 自らの仕事の本当の目的などを深く考えたことがなかったので、ためになった。だが、目...
単純にストーリーに感動してしまった感がある。 ベタな話かもしれないが読み入ってしまった。 肝心のマネジメントについても、いろいろな学びがあった。組織としてのあるべき姿、考え方について考えさせられた。 自らの仕事の本当の目的などを深く考えたことがなかったので、ためになった。だが、目的は中々パッと考え付かない。。 ドラッカーのマネジメントも読んでみようと思う。
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・ドラッカーのマネジメントを用いる事で、組織がどう変化するかが描かれている ・1つ1つ「マネジメント」の内容を詳細に記載しているワケでなく、それをどう用いたのかを書いている ・ただこれを読んだだけで、アウトプットにつなげられるものではない。 ・ドラッカーのマネジメントの内容(翻訳...
・ドラッカーのマネジメントを用いる事で、組織がどう変化するかが描かれている ・1つ1つ「マネジメント」の内容を詳細に記載しているワケでなく、それをどう用いたのかを書いている ・ただこれを読んだだけで、アウトプットにつなげられるものではない。 ・ドラッカーのマネジメントの内容(翻訳)が難しくて、何を言ってるのか良くわからないところが多々あった。 ・アウトプットに繋げるには、1つ1つの内容を真剣にじっくり深く考慮しなければ・・・。 ・日頃、マネージャーとは?を自問しすぎて迷子になっていたので、指針にできそう。ドラッカーのマネジメント読んでみるか。 ---メモ---- ・「マネージャーはどのような状況であっても真撃であれ」 ⇒最後までやりぬく事。逃げないこと。 ・「組織構造は組織のなかの人間や組織単位の関心を、度よくではなく業績に向けさせなければならない。 成果よりも努力が重要であり、職人的な技能それ自体が目的であるかのような錯覚を生んではならない。 仕事ではなく成果のために働き、贅肉ではなく力をつけ、過去ではなく未来のために働く能力と意欲を生み出さなければならない」 ・「成果とは百発百中ではない。 百発百中は曲芸である。 成果とは、長期にわたって業績をもたらし続けることである。 すなわち、間違いや失敗をしない者を信用してはいけない。 それは、見せかけ・無難なこと・くだらないことにしか手をつけない者である。 人は優れている者ほど多くの失敗をする。優れているほど新しい事を試みる」 ⇒部下の評価時に使えそう ・「人の強みを生かす、生産的なものにすること。これが組織の目的である」 ・「働きがいを与えるには、仕事そのものに責任を持たせなければならない」 ⇒これを考える事こそマネージャーの役割 組織を構築すること ・マネジャーはすべてに置いてと突出しなくても良い。 それぞれの分野のスペシャリスト(強みを持った人)をうまくコントロール(使う・まとめる)すれば良い ・トップマネジメントのメンバーは自らの専門分野以外について決定をくだしてはならない。 すぐに専門分野の人間にまわすこと
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周りの人がたくさん読んでいるので読まないと話題が展開しない。読んでみたら、小説としても面白かったな。ドラッカーも読んでみますか?
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本家の「マネジメント」jは未読なためドラッカーの詳しい理論についてはわからない。ただ、この本は、自分のような「いきなり難しい本読むのはめんどうだなあ」という人にぴったりである。 本家のエッセンスのまた”エッセンス”のを、わかりやすい高校野球のサクセスストーリーを通じて理解すること...
本家の「マネジメント」jは未読なためドラッカーの詳しい理論についてはわからない。ただ、この本は、自分のような「いきなり難しい本読むのはめんどうだなあ」という人にぴったりである。 本家のエッセンスのまた”エッセンス”のを、わかりやすい高校野球のサクセスストーリーを通じて理解することができた。 例えば、「顧客は誰かの問いこそ、個々の企業の使命を定義する上でもっとも重要」「働きがいを与えるには責任をもたせる」などといった理論を、野球部のマネージャーが部の抱える問題に応用することで課題を解決していく様を通じ、実際どのように概念を当てはめることができるかが理解できるのである。 そのため、「ストーリーが単純すぎる」といった批判はここでは仕方のないことであり、何に重点を置いているかが問題だろう。しかしそうはいっても、さすがにこの本を読んだだけでは「マネジメント」の本質をつかんだとは到底思えないのでそのうち本丸に乗り込もうと思う次第である。
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実用書としての評価はイマイチな声もあるようだけど、ドラッカーのいう「マネジメント」がどういうことかと、理論は実践してこそ価値が出る、というのがストレートに伝わってくるので、入門書としては悪くないと思う。ただストーリー的にはできずぎなので、実際はここまでうまくいくことはないだろうけ...
実用書としての評価はイマイチな声もあるようだけど、ドラッカーのいう「マネジメント」がどういうことかと、理論は実践してこそ価値が出る、というのがストレートに伝わってくるので、入門書としては悪くないと思う。ただストーリー的にはできずぎなので、実際はここまでうまくいくことはないだろうけど。
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面白かった。 タイトル通り、もしも高校野球のマネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだらどうなるのか、という話。 高校の野球を舞台に、マネジメントのマーケティング、人事などを彼らの社会に置き換えて成功へ導いていく。 この本では、 顧客=部員、監督、観客など マーケティン...
面白かった。 タイトル通り、もしも高校野球のマネージャーがドラッカーのマネジメントを読んだらどうなるのか、という話。 高校の野球を舞台に、マネジメントのマーケティング、人事などを彼らの社会に置き換えて成功へ導いていく。 この本では、 顧客=部員、監督、観客など マーケティング=顧客が求めているものを探り当てるところから始まる マーケティングとして、主人公と主人公の友人夕紀がお見舞い面談で部員たちの内面を引き出していく場面が面白い。 何がしたいのか、何がネックなのかを聞き出しいわゆる市場調査)そこでの調査を野球部マネジメントにうまく活かされている。 イノベーションも面白い。 すべてのことは陳腐化する。 陳腐化していってしまう部活動を、最終目標(=甲子園出場)のために改革を起こして、野球部たけでなく他の部活動へも良い影響を与えながら成長していく。 ---------------------------------------------- この本から得た自分の生活に落としこみたいこと 私、もしくは働く私の事業を明確にする 顧客が誰であるか 顧客は何を求めているか、何を与えられたら嬉しいか 陳腐化しているものはなにか その問題はどのようにテコ入れしたら解消できるのか 強みはなにか、専門分野はなにか 目的はなんなのか
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