ふだんの料理がおいしくなる理由 の商品レビュー
料理研究家、土井善晴さんのレシピ本というか、料理の基本を写真付きで紹介する本。主に和食だが、洋食も少し含まれる。 とても平易に説明されているので、料理初心者でも実践できるだろう。 シンプルで、誰の家にもある調味料を使い、ありきたりな食材で基本的な料理(目玉焼きなど)を作るのが素晴...
料理研究家、土井善晴さんのレシピ本というか、料理の基本を写真付きで紹介する本。主に和食だが、洋食も少し含まれる。 とても平易に説明されているので、料理初心者でも実践できるだろう。 シンプルで、誰の家にもある調味料を使い、ありきたりな食材で基本的な料理(目玉焼きなど)を作るのが素晴らしい。食材の洗い方、調理の順番、火加減、出汁の取り方、下ごしらえ、色どり、料理の組み合わせ、食器などトータルに気を遣うことで美味しい食事が出来上がるのだ。 料理を作ってきた人たちの様々な経験から煮詰められたベストなやりかたが載っているのはありがたい。基本を学ぶのにとてもいい本だと思う。
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自分で料理をするのは、楽しい。と言っても、作ってくれる人がいないので、自分で作るしかない。 中国に行って、初めて自分で料理を作るようになった。中華料理屋は、一人分でいろいろ食べることができず、量が多い一点だけで食べるのが辛かった。中国の料理の形式は、たくさんの人で食べるのが美味し...
自分で料理をするのは、楽しい。と言っても、作ってくれる人がいないので、自分で作るしかない。 中国に行って、初めて自分で料理を作るようになった。中華料理屋は、一人分でいろいろ食べることができず、量が多い一点だけで食べるのが辛かった。中国の料理の形式は、たくさんの人で食べるのが美味しい。いろいろ料理を作るが、自分だけの味を作ってみたい。 名古屋生まれなので、赤だし、それにペプチド系の味が好きだ。とにかく、自分で作っているうちに、自分なりの快味を作れるようになった。味噌汁に少しコーヒー粉を入れたりして、朝の雰囲気を味わう。カレーには、すりおろしのじゃがいもを入れるとか。 そんな時に、この本に出会った。あまり緑の野菜が好きではないが、なぜかキャベツだけは好きだ。食感がいいからかなと思っている。そこで、千切りキャベツ。「芯を取り外して、葉を外して、両手でぎゅっとおして、端から切っていく。短時間水につけ、水切りする」ふーむ。芯をそのままにして切っていた。確かに、せん切りキャベツが「きれいで、フワッとしている」。料理っておもしろい。 こんなわずかなコツが、きれいに見えておいしくなるのだ。もっぱら、キャベツはお好み焼きにしてしまうのだが。それでも、お好み焼きは随分と違う。お好み焼きをフライパンでひっくり返すことが一番の得意技。 私は、卵が好きだ。卵のとき汁がうまくできない。どうしてだろうと思ったら、水溶き片栗粉を先に入れることなんだ。ふーむ。知らなかった。目玉焼きも、白身の周りにチリチリ感を出すとおいしくなるって、本当だった。ちょっと違うけど、ほんの少しの違いがおいしくなる。オムレツは、強火で一気に。なるほど。 土井善晴は、「きれいだな」と思うのが、美味しいという。自分で作って、自分で食べるのだから、どうでもいいやと思っていたが、やっぱりきれいでおいしい方がいい。土井善晴マジックに魅せられる。料理のコツ、つまり料理の型を自分流にしないで、ちょっとのコツで土井善晴流にすれば、自分一人で、うまいと言ってしまう。自分の料理のうでが上がったように感じる。 炒め物も、それまでは一緒くたに炒めていたが、別々に炒めて合わせればよろしいという。ゴーヤチャンプルは、そんな手順だけで、見違えてうまくなる。肉どうふは、いかに肉の味を豆腐に染み込ませるのか。犠牲肉を使って、やればよろしい。筑前煮はだし汁を少なめに、煮ればよろしい。大根おろしは、おろした後に水気を取ればよろしい。なんか、実に単純なんだけど、理屈にかなっている。 とにかく、土井善晴流をマスターして、あとは自分なりに工夫すれば、一人で美味しいと言える状態になる。一人で食べるなら、一汁一菜一腕飯(米は洗って水切りをする)でいいのだ。料理なんて、男でもできるのだ。あとは、缶ビール1本で十分に満足できる。 『普段の料理が美味しくなる理由』を『ふだんの料理がおいしくなる理由』と漢字をひらがなにしただけで、おいしい感じがする。そんな気配りが、料理のコツをさりげなく伝える。日本の家庭料理をおいしくした功労者ですね。とにかく、自慢げにインスタグラムに自分の作った料理をアップする。
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土井善晴 著「ふだんの料理がおいしくなる理由」、2009.12発行。昼は、あじフライや一口カツにふわふわの千切りキャベツとレモンを添えて、ビールをグイっといきたい気分です(^-^) 夜は、肉豆腐、里芋の含め煮、鮭のムニエルで冷えた清酒(吟醸酒)を(^-^)
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なかなかお見かけしない「じっくり読める」料理本。 土井善晴先生の金言に触れられる一冊。 ページ下のちいさなスペースにまで、ヒゲ根をとったもやしだけの「もやし炒め」のおいしさが綴られていたりする。 「もやし炒めって、いろいろ他のものが入っているけど、それは、料理屋さんでもやしだ...
なかなかお見かけしない「じっくり読める」料理本。 土井善晴先生の金言に触れられる一冊。 ページ下のちいさなスペースにまで、ヒゲ根をとったもやしだけの「もやし炒め」のおいしさが綴られていたりする。 「もやし炒めって、いろいろ他のものが入っているけど、それは、料理屋さんでもやしだけでなかなか対価をもらいにくいから。でもね、こうしてヒゲ根を丁寧にとったもやしを炒めるだけで、とってもおいしい一品となるのです」
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土井先生の基本の料理! キャベツの千切りがふんわりしすぎー!とか目玉焼きは蓋しないで焼くの?とか大根の煮物は下茹でしないの!とか錦糸卵美しいすぎ!とかザッと興奮しつつ目を通し、そしてじっくり読む。 ムニエルは油を高温にしすぎない、切り身は水気を拭き取って保存する。 ほんの少しのコツが盛りだくさん。 椎茸のうま煮としらすと錦糸卵のシンプルなちらし寿司。やってみよー! 最初は上手に出来なくても、同じお料理を何回も作り続けるうちに、必ずきれいに作れるようになります。すると、そこにおいしさが宿る。誰も言わないけれど、お料理とは実はそういうものなんですよ。 「きれい」はおいしい、のです。
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まずはそこから 他の方がレビューに書かれているように、これはレシピ本としてももちろん素晴らしいんだが、読み物としても楽しめる。 一人暮らしを再開して、何となく自炊も始めたが、食べてくれる相手が居ないからという定番の言い訳を免罪符に、料理の腕前はちっとも向上しないままやり過ごし...
まずはそこから 他の方がレビューに書かれているように、これはレシピ本としてももちろん素晴らしいんだが、読み物としても楽しめる。 一人暮らしを再開して、何となく自炊も始めたが、食べてくれる相手が居ないからという定番の言い訳を免罪符に、料理の腕前はちっとも向上しないままやり過ごしていた。 お菓子作りの方は実は割と慣れてる方なんだが、料理とお菓子作りはそもそも留意するところが違うようで。 お菓子作りは、とにかく正確に。分量もキッチリ、工程もキッチリ。脳みそ空っぽにしてただただシスティマティックにレシピ通り混ぜれば、あとはオーブンにおまかせ。それで上手くいく。ところが、こと料理となると、手際の悪さに加え、自分の場合は必要じゃないところでイジリ過ぎ。焼く、煮る工程で途中心配になり、手間ひま必要ないところでつい触り過ぎてしまう。結果、毎度素材の良さを最大限殺しにかかった何かが完成する。 そんな料理超初心者にも、どこで手間をかけ、どこでラフに扱うべきなのか、ものすごく細かく教えてくださる神本。 また、自分の場合、手際の悪さはどうも基本的なことから出来てないようで。 (以下抜粋) P.62「きれい」を作る基本の道具 ○まな板 私は魚などを扱うとき以外に、調理中にまな板を洗うことをあまりしません。その代わり、いつも傍らに清潔なふきんを置いておき、使ったまな板や包丁をふきんで拭いて次の作業をするんです。 ○ふきん ふきんは必ず使う前に水を含ませて固く絞ります。そして、まずは使う前のまな板を拭き、包丁も拭きます。… ぬれぶきんで拭くことをしなければ、まな板や包丁に素材の色やにおいがダイレクトに移ってしまいます。ふきんで拭いて、水の薄いヴェールで覆うことで、それをカバーできるわけですね。 (抜粋終) こんなことも懇切丁寧に教えてくださるのがこの本の魅力かと。 まな板を複数枚用意し、素材毎使っては流しにぶん投げ、足りない時は慌てて洗ってビチョビチョのやつ使ってた私のような不束者にとって、これは神のお告げに等しく。 超初心者から人並みに作れるようになっても、これからも末永いお付き合いとなりそうです。
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春雨サラダの調味料がピタリ。 キュウリの切り方を意識したことはなかった。。 豚汁の具のシンプルさに驚き。 カレールウを使用する際、元々色々入っているのだから チョイ足ししないのが一番美味しいというデータがあったが 今、調味料が便利で足し過ぎかも。。。と。 美味しい料理を作る...
春雨サラダの調味料がピタリ。 キュウリの切り方を意識したことはなかった。。 豚汁の具のシンプルさに驚き。 カレールウを使用する際、元々色々入っているのだから チョイ足ししないのが一番美味しいというデータがあったが 今、調味料が便利で足し過ぎかも。。。と。 美味しい料理を作るコツは美味しいレシピを発見する事だと思う。
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メディア予約 ものすごく、きれいな仕上がりの写真に惚れ惚れ。きちんと美しく作られていて、これぞまさに先生のレシピという感じ。わかりやすい理屈が書かれてあり納得のいくレシピばかり。
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本当に普段の料理がおいしくなる! 実際にいくつかのレシピを作ってみたら(キャベツと豚バラの炒め物とか那須の田舎煮とか)おいしくて自分を過信しそうになった(笑)
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コツがわかりやすい。 勉強になります。 ちょっとした手間・集中力って、お料理には大切ですよね。 丁寧に、キレイでおいしい料理を、毎日作っていきたい。 改めてそう思った。 これからもこの本を開きながら、精進してゆこうと思う。
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