カラーひよことコーヒー豆 の商品レビュー
『博士の愛した数式』の小川洋子さんが『Domani』で連載していたエッセイをまとめたものです。小説のイメージとは、全く違った小川洋子さんを感じることができました。 働く女性には、是非読んでいただきたい1冊です。 http://www.shogakukan.co.jp/books/...
『博士の愛した数式』の小川洋子さんが『Domani』で連載していたエッセイをまとめたものです。小説のイメージとは、全く違った小川洋子さんを感じることができました。 働く女性には、是非読んでいただきたい1冊です。 http://www.shogakukan.co.jp/books/detail/_isbn_9784093423816
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小川さんのエッセイ。色々な考え方、感じ方があるんだなぁ、と。小川さんの人柄が見えた感じ。小説からも著者の人物像を想像していましたが、同じくやわらかな方ですよねぇ。 縁日のひよこ、私も買いました。当時100円とか200円とかで2匹。ビビットなビンクとグリーン。日々、成長して色がハ...
小川さんのエッセイ。色々な考え方、感じ方があるんだなぁ、と。小川さんの人柄が見えた感じ。小説からも著者の人物像を想像していましたが、同じくやわらかな方ですよねぇ。 縁日のひよこ、私も買いました。当時100円とか200円とかで2匹。ビビットなビンクとグリーン。日々、成長して色がハゲて、白く立派な雄鶏になってビックラ。大人になってもビビットカラーのまま、と思っていたし、雄鶏になるなんて思わなかった。母がしきりに、今はいいけど色がねぇ、見た目がねぇ、と買い渋っていたのが、理解できます、もう大人だから。
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雑誌『Domani』に2年間にわたり連載したエッセイ(プラス書き下ろし)。 あとがきによると『Domani』は“仕事、私生活、お洒落、すべてに手を抜かず頑張っている若い女性たちのための雑誌”なんだそうで、小川さんは“自分には不釣り合いなのでは?”と仰っていますが、ではおぢさんがそ...
雑誌『Domani』に2年間にわたり連載したエッセイ(プラス書き下ろし)。 あとがきによると『Domani』は“仕事、私生活、お洒落、すべてに手を抜かず頑張っている若い女性たちのための雑誌”なんだそうで、小川さんは“自分には不釣り合いなのでは?”と仰っていますが、ではおぢさんがそれを読むのはもっと不釣り合いなのかも知れません(^^; どのエッセイも肩肘張らずに読める、後味のすっきりしたお話なのですが、中でも『思い出のリサイクル』『楽しみ上手な人』の2編が個人的にお気に入りです。
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+++ 連載分24本+書き下ろし5本から一貫して伝わってくるのは、スポットライトが当たる人の周縁で密やかに、でもしっかりと生きる人々への、深い愛と感謝の気持ち。装丁・装画は『ミーナの行進』も手がけた寺田順三氏 +++ とてもやさしい一冊だった。著者のお人柄と心持ちのやさしさが...
+++ 連載分24本+書き下ろし5本から一貫して伝わってくるのは、スポットライトが当たる人の周縁で密やかに、でもしっかりと生きる人々への、深い愛と感謝の気持ち。装丁・装画は『ミーナの行進』も手がけた寺田順三氏 +++ とてもやさしい一冊だった。著者のお人柄と心持ちのやさしさが、ページのいたるところからゆらゆらと立ちのぼってきて、何度もじんわりと目頭を熱くさせられた。はしっこで生きる者のひとりとしてもたいそう励まされる一冊でもある。
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タイトル通り装丁が可愛らしく 2歳の甥っ子ちゃんが目をハートにしてめくっていた。 絵本だと思ったんだろうな。 日常や読んだ本などの話題を静かに優しく語っている感じ。 「アンネの日記」でのアンネのお姉さんの話題がグッときた。 【図書館・初読・5/2読了】
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小川洋子のエッセイ。初めて読みました。このタイトルと表紙に惹かれ読んでみた。なんか、遠慮しがちに生きている小川洋子という作家の形が浮き彫りになり、作家の中にもこんな人がいるのだなあと思った。作家ってもっと、「先生」ってイメージがありましたから…
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図:小川洋子さんのエッセイ。『黙々と労働する人』の話では泣けた…。 内容紹介 連載分24本+書き下ろし5本から一貫して伝わってくるのは、スポットライトが当たる人の周縁で密やかに、でもしっかりと生きる人々への、深い愛と感謝の気持ち。装丁・装画は『ミーナの行進』も手がけた寺田順三氏
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小川洋子のエッセーって読んだことなくてとても新鮮に感じられた。 小説の妖しい感じとはまた違う。 やさしい目線の聡明な人という印象。 靴についての項が面白かったので、「ユルスナールの靴」をさっそく借りてみた。
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ラジオに小川洋子さんが出ていて、カラーひよこの話をしていたのをたまたま聞いた。そのときの話に関連するエッセイだと思っていたのだけど、全く別のラブラドールの内容になっていた。ラジオのときは確か、カラーひよこと夏祭りの思い出の話だった。「残酷さというのは子どもの心の中にも存在する」と...
ラジオに小川洋子さんが出ていて、カラーひよこの話をしていたのをたまたま聞いた。そのときの話に関連するエッセイだと思っていたのだけど、全く別のラブラドールの内容になっていた。ラジオのときは確か、カラーひよこと夏祭りの思い出の話だった。「残酷さというのは子どもの心の中にも存在する」という内容で、むしろそちらの方が興味深かったのだけど・・・。 「ジュウシマツの芸術」と「靴は人生の同伴者」は新たな発見だった。
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小川洋子のエッセイ集。そうか、驚きの阪神タイガースファンだったのか!!すごいな。今までで一番驚いた!
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