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扉守 の商品レビュー

3.8

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    9

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2011/10/27

久しぶりに読んだ光原作品。毒やトゲを包み込むようなものが読みたいなあと思って手に取った、その期待通りに優しく懐かしさを感じる風景が広がっていた。 ファンタジーは苦手だけれど、光原さんの書かれるものは何故かすーっと入ってくる。不思議要素のない「十八の夏」のようなのをまた書いてほし...

久しぶりに読んだ光原作品。毒やトゲを包み込むようなものが読みたいなあと思って手に取った、その期待通りに優しく懐かしさを感じる風景が広がっていた。 ファンタジーは苦手だけれど、光原さんの書かれるものは何故かすーっと入ってくる。不思議要素のない「十八の夏」のようなのをまた書いてほしいなあ。

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2011/10/27

【ひとこと感想MEMO】   潮ノ道という街と繋がる不思議な人たちの縁が、とても優しいお話だった。 モデルの街である、尾道に行ってみたくなった。     【気に入ったひとこと】   誰かと一緒にいたいなら決まりごとは守らなきゃならにという、三千世界のどこでもかわらない真理を、あん...

【ひとこと感想MEMO】   潮ノ道という街と繋がる不思議な人たちの縁が、とても優しいお話だった。 モデルの街である、尾道に行ってみたくなった。     【気に入ったひとこと】   誰かと一緒にいたいなら決まりごとは守らなきゃならにという、三千世界のどこでもかわらない真理を、あんたは学んでこなかった。(P.113より)   調和の大切さ・・・だね。  

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2011/10/21

光原さんはひりひりした部分が無くって、心安らかに読める感じ…。 舞台は潮ノ道。出てくる方言がほっとする感じでよい。 そう、全体的に包む柔らかいイメージなのよね。好きかも。

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2011/05/30

連作短編集。7作品あります。 面白かったです。 癒し系です。 地元が舞台なのでより楽しめました。 方言も良かったです。 『天の音、地の声』『ピアニシモより小さな祈り』 この辺りが良かったです。 あと、了斎和尚がどうしても尾美としのりをイメージしてしまうのも地元民ならではだろう...

連作短編集。7作品あります。 面白かったです。 癒し系です。 地元が舞台なのでより楽しめました。 方言も良かったです。 『天の音、地の声』『ピアニシモより小さな祈り』 この辺りが良かったです。 あと、了斎和尚がどうしても尾美としのりをイメージしてしまうのも地元民ならではだろうか(笑)

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2011/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

街が重要。それは解ったけど、その説明がちょっと分かり難く長い。分かり難いから長く感じるんだろうけど。でも、シリーズにしたいと書いてあるので、続きは気になります。短編読み切りで、切りよく読めますが。

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2011/03/14

(収録作品)帰去来の井戸/天の音、地の声/扉守/桜絵師/写想家/旅の編み人/ピアニシモより小さな祈り

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2011/03/08

不思議な町の、不思議なお話短編集。 主人公は同じかと思いきや、まったくきれいさっぱり違う人。 一度出て、そのまま終了…と思いきや 脇役の人で再登場している人も。 全編通して出ている脇役がいましたが…正体が…狸? と 思ってしまうような性格の方がw 不思議な、けれど大事なものを大...

不思議な町の、不思議なお話短編集。 主人公は同じかと思いきや、まったくきれいさっぱり違う人。 一度出て、そのまま終了…と思いきや 脇役の人で再登場している人も。 全編通して出ている脇役がいましたが…正体が…狸? と 思ってしまうような性格の方がw 不思議な、けれど大事なものを大事だと思わせてくれるような そんな気分にさせてくれました。 感情、想い、そんなもの? でしょうか?? 思わず頷いてしまったのは、表題になっている話。 それは『友達』ではありません。 勇気を持って捨てましょう! なんて、普通はできません。 そういう意味ではいいきっかけになったかと。 人間、思っていても動く事がすぐ直結、ではありませんから。 そういう意味では『桜絵師』も。 人を小馬鹿にするような人種には関わりたくもないですし 関わりも持ちたくないです。 己の選択に恥じる事がないように、が一番です。 後悔は、いつだってついてきますから。

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2011/02/03

尾道をモデルにした潮ノ道という、 気、エナジィの集まる街のちょっと不思議な、 絡んだ糸をふわりと解いてくれる様な柔らかな優しいファンタジー。 共通して出てくるのは持福寺の了斎翁。 そして集まる不思議な旅人達。 了斎と旅人と交流したい。追っていきたいシリーズ(多分次でますよね?)...

尾道をモデルにした潮ノ道という、 気、エナジィの集まる街のちょっと不思議な、 絡んだ糸をふわりと解いてくれる様な柔らかな優しいファンタジー。 共通して出てくるのは持福寺の了斎翁。 そして集まる不思議な旅人達。 了斎と旅人と交流したい。追っていきたいシリーズ(多分次でますよね?)が増えた。 「ピアニシモより小さな祈り」「帰去来の井戸」が切ない。

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2011/02/03

読んでいると自分の故郷を思い出しました。 一つの街で起こる不思議な物語。 この本を読むと、周りのどんなものにも命があるのかなと感じます。

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2011/01/11

ささやかで優しい話。どの話もすきで1つを選べなかった。なんとなく蟲師を思い出す。尾道がモデルの舞台、憧れる。

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