午前零時 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
午前零時に起こる事をモチーフにしたアンソロジー。豪華な執筆陣で軽く読めました。 ホラーテイストがほとんどでした。既読だった桜庭一樹さんの「道徳という名の少年」からの1篇だけ異質に思えます。 朱川湊人さんと恩田陸さんも既読でした。どちらも好きです。 岩井志麻子さん、近藤史恵さん、馳星周さんの作品も好きでした。馳星周さんのお話は犬好きには堪えます…ウルウルしてしまいました。
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人が死ぬ話が多かった。 午前零時ってそういう、神秘的だったり不吉だったり、特別な感じのする時間。 はじまりで、おわり。 最初2つか3つは人が死んでたから「死者縛りでもあるのかな...」と思ってたけど、一番最後の石田衣良さんの話はワクワクした高揚感の残る終わり方で、締めはそういう...
人が死ぬ話が多かった。 午前零時ってそういう、神秘的だったり不吉だったり、特別な感じのする時間。 はじまりで、おわり。 最初2つか3つは人が死んでたから「死者縛りでもあるのかな...」と思ってたけど、一番最後の石田衣良さんの話はワクワクした高揚感の残る終わり方で、締めはそういうかんじなんだ〜と思った 冷たい手 母の年齢と近い女の人の葛藤というか内面の描写がある作品を見ると、連想してしまってつらいなー。更年期障害とか、人生の後悔とか、未来への恐れとか。
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「午前零時」をキーワードに綴った、13人の作家によるアンソロジー。 ホラーあり、ファンタジーあり、人間ドラマあり、SFありと、 やや一貫性の無い感じは否めない。 完全に個人的な好みで言えば 鈴木光司「ハンター」・・・☆ 坂東眞砂子「冷たい手」・・・☆☆☆ 朱川湊人「夜、飛ぶもの」...
「午前零時」をキーワードに綴った、13人の作家によるアンソロジー。 ホラーあり、ファンタジーあり、人間ドラマあり、SFありと、 やや一貫性の無い感じは否めない。 完全に個人的な好みで言えば 鈴木光司「ハンター」・・・☆ 坂東眞砂子「冷たい手」・・・☆☆☆ 朱川湊人「夜、飛ぶもの」・・・☆ 恩田陸「卒業」・・・☆ 貫井徳郎「分相応」・・・☆☆☆ 高野和明「ゼロ」・・・☆☆☆☆ 岩井志麻子「死神に名を送られる午前零時」・・・☆☆ 近藤史恵「箱の部屋」・・・☆ 馳星周「午前零時のサラ」・・・☆☆☆☆ 浅暮三文「悪魔の背中」・・・☆☆☆☆ 桜庭一樹「1、2、3、悠久」・・・☆☆ 仁木英之「ラッキーストリング」・・・☆☆☆ 石田衣良「真夜中の一秒後」・・・☆☆
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「午前零時」をキーワードにした、13人の著名作家たちによるオムニバス短編集…ときけば、ちょっと期待するものがあったんですが… 人気作家たちが片手間に小手先で参加した、大喜利みたいな出来。 そもそも「午前零時」というモチーフの使い方すら野放し状態。 今日と明日、昨日と今日の境い目...
「午前零時」をキーワードにした、13人の著名作家たちによるオムニバス短編集…ときけば、ちょっと期待するものがあったんですが… 人気作家たちが片手間に小手先で参加した、大喜利みたいな出来。 そもそも「午前零時」というモチーフの使い方すら野放し状態。 今日と明日、昨日と今日の境い目という特別な時間を題材に、文学的な情感を生み出そうという試みは一切感じられず。 酷いわ、これ。 まあ、よく顔ぶれをみれば、ミステリ・ホラー・ファンタジー系の作家ばかりで、こっちの期待した方向性が間違っていたのかもしれませんが。
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最初は新しく読む作家さんを探そうかなぁ、位の気持ちであまり期待せず読み始めましたが、意外に面白い内容の話もありました。 ただし、なかには、あまり意味がわからないものもあります。 気楽に読むにはいいと思います。
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ページ数の制限でもあったのか? 鈴木光司さん、貫井徳郎さん、高野和明さん目当てだったけど、特におお!とも何ともなく・・・。 坂東眞砂子さんのがよかったな~~~という感じ。残念。
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午前零時にまつわる短篇集。色々な作家さんの作品が読めるが、いかんせんひとつひとつの作品が短いのでそれぞれの作者の良さが出せていたのかどうかは疑問。 でも面白い作品が多々ありました。
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いろんな人の午前零時。 表紙には、「人生は一瞬で変わってしまうと知りました」 と書いてあるけれど、 そういった内容の作品は少なかったような気がする。 真夜中から連想されるような恐怖もなく。 午前零時が絡んでいる、というだけなので、統一性もなく・・・。 私が期待していたものは違...
いろんな人の午前零時。 表紙には、「人生は一瞬で変わってしまうと知りました」 と書いてあるけれど、 そういった内容の作品は少なかったような気がする。 真夜中から連想されるような恐怖もなく。 午前零時が絡んでいる、というだけなので、統一性もなく・・・。 私が期待していたものは違っていた。 アンソロジーとか短編集は読みやすくて好きだったけれど、 しばらくは読むの辞めようかな、と思った。
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ある人は希望的に、ある人は暗い不気味なものとして「午前零時」を受け取り描く短編集。ホラーサイドのものについては本当に不気味で、午前零時がこわくなりました。
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いろんな作家さんが書いているので新たなお気に入り作家さんを探すために読んでみた。が、全体的にコワい話が多くビビりな私には余り向かなかった。もともと長編小説好きなので、短編は物足りない(^-^;特にチェックしたい作家さんにも出会えず残念(*_*)
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