十四歳の遠距離恋愛 の商品レビュー

嶽本野ばら【著】

2009/12/20

野ばらさんワールド。
珍しくピュアで可愛い話だった。
名古屋に行ったことがある人は読んでみるべきだと思う。

2009/12/10

　野ばらさんの本ということと大好きなPUTUMAYOが出ているから読んだけれど、改めて考えてしまうと十四歳、中学生って微妙な年齢。
　それは高校生もそうだし、二十歳になった私もまだまだ子供で成人っていう社会からの見られ方と自分の子供っぽさに戸惑っているけれど。

　今の私の恋はこの二人の恋愛と変わらないかもしれない。
　少なくとも私は仲葦ほど純粋ではなかったとしても近い部分はある気がする。
　私から見れば、十四歳の二人の恋愛も二十歳の私の恋愛もコドモの恋愛には変わりない。

2009/12/04

▼友達に「笑っちゃうから絶対！」と言われ、借りた。どピンクの装丁、私はたぶん手に取らない類の書籍。序盤のロリータ迫害＆バンカラ少年が助けてくれる「いつもの」展開に、微妙な倦怠感を覚えながら読み進める。
▼三分の一まで。最初は、鼻の穴に綿あめを延々と詰め込まれる拷問かと思っていたのだけど、慣れてきたら結構切ないし、可愛い話。
▼ブルセラを「プルメラ」と言ってしまう藤森くんに萌えた。かわゆい。
▼二時間程度で読了。必死な初恋の話。実はこれくらいの純度でいいんだよね……ってことがわかってるねえ。帯の「リトルロマンス」っていうのが全体像をよく言い表していると思う。ほんと、中学生の時って、恋愛と時間とお小遣いが密接に関係している。生活のいろんなものと引き換えに、恋をしてるから切実なんだ。そういうことをふと思い出した。(09/11/28 読了)