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トリセツ・カラダ の商品レビュー

3.8

58件のお客様レビュー

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2013/07/01

海堂氏が身体の取扱説明書を書きました。 この本を書いたきっかけは、中学生を相手に講演会をした時に上記のような質問をして「カラダ地図」を描いてもらったところ、きちんと描けた者は1人もいなかったそうです。 2時間教えたところ立派に描けるようになりました。 東大生にも同じように「カラダ...

海堂氏が身体の取扱説明書を書きました。 この本を書いたきっかけは、中学生を相手に講演会をした時に上記のような質問をして「カラダ地図」を描いてもらったところ、きちんと描けた者は1人もいなかったそうです。 2時間教えたところ立派に描けるようになりました。 東大生にも同じように「カラダ地図」を描いてもらった時もやはり描けない人が多かったそうです。 皆が身体のことを知らないことにびっくりし、簡単な説明書をつくることを企画しました。 海堂氏は、皆が身体のことを自分が知らないということすら知らないのだろうと指摘しています。 無知は、無関心につながり、無関心でいると知らないうちに何かが壊れてゆく。そうやって壊れたもののひとつに「医療」があるとかっこよく言い放っています。 http://ameblo.jp/nancli/entry-11564138235.html

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2013/04/04

ほとんどの人が自分の身体の地図が書けない... 自分の身体の事を解るように、図などを使い分かりやすく、名称、機能を説明してあり、 大まかな臓器を言えるように、描けるようにと本にされたものです。 医学に携わって無い方でも簡単に解りやすかったです。

Posted byブクログ

2013/01/29

『チーム・バチスタの栄光』を書いた海堂尊氏による、医療小説ではなく現役医師として、人体のトリセツ(取扱説明書)本。 子供にもわかるように、短く平易な文章で、身体の仕組みが紹介されています。 人体器官の機能や場所について、だいたいはわかっていても、はっきりとは知らないことを、この本...

『チーム・バチスタの栄光』を書いた海堂尊氏による、医療小説ではなく現役医師として、人体のトリセツ(取扱説明書)本。 子供にもわかるように、短く平易な文章で、身体の仕組みが紹介されています。 人体器官の機能や場所について、だいたいはわかっていても、はっきりとは知らないことを、この本で実感しました。 血液は、体中を均等に循環しているものだと思っていましたが、そうではないようです。 大脳は血流の20パーセントを独占するもので、つまり心臓からでる血液の1/5が脳に流れていくということです。 さりげなく「こころは大脳(の神経繊維の電気活動の中)にある」と書かれていました。 いまだに心とはどういうものなのか、よくわかりませんが、ここまで表現をそぎ落として端的なまとめられていると、頭に入りやすいものです。 横隔膜はたまにリズムから外れて勝手に動くことがあり、それを「しゃっくり」と呼ぶという表現に、(なるほど)と思いました。 一番(おお、そうか)と思ったのは、「胎児が生まれおちた時、初めて肺で呼吸するためにびっくりして、大声で泣く」という説明です。 生まれてくるのが嫌なわけではないんですね。(それはそうですが) 子供の気分になって、ふむふむと読み進めて行けます。 そう思って安心していると、突然「トポロジー変換」というような難しい言葉も出てきたりしますが。 わかりやすさを重視しているため、説明の物足りなさはありますが、この本を足がかりにさらに詳しい専門書へと手を伸ばすのもよさそう。 最後に、中学生、東大生、社会人による、カラダの器官図が4枚ずつ掲載されています。 どれもまともに描けておらず、笑えます。 でも、自分が描いてもこうなりそう。 つまり学校を出て、大人になっても、体内器官について知らない人ばかりだということでしょう。 「人間の身体は途方も無い精密機械のごときもので、現代科学をもってしても、100億円を投入しても、作ることはできない」と述べる著者。 自殺の多発は、自分んの身体が奇跡のようなものであるということを知らないのが原因の一つだという考えに、共感できます。 学校教育段階で、もっと詳しく人体の勉強を取り入れればよいのではないかと思いました。

Posted byブクログ

2012/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

めっちゃおもしろかった! アロマテラピーインストラクターの資格を取るために 解剖生理学を勉強していたことが、改めて整理できた。 これを読んでから勉強したかったなー、と何度も思った。 でも、勉強してたから簡単に読み進めることができて 整理できたのかな、とも思ったり。 そのもの(臓器など)の仕組み、なぜそこにあるのか、が理解できた。 解剖生理学では、一つ一つの臓器の役割については学んだけれど、 なぜそこにあるのか、はわからなかった。 というか、疑問に思うこともなかった。 けれど、カラダは繋がっているわけで、 繋がりには理由があるわけで。 消化の流れ、遺伝子の仕組み、心電図・・・ 知っているようで、知らなかった(無知を知らなかった)ことが 整理してわかって、なるほどね、としっくりくる雑学でもあるような医学の話。 なにより、ヨシタケシンスケさんのユーモアあるイラストが本当に より理解を深めてくれる。 消化器官から出る分泌物がなぜ”外分泌”と言われるのか、 ずっと不思議でならなかったけれど、 カラダは”ちくわ族”ということで、やっとわかった! そして、話の流れは最終章になり、この本のある意味に気付かせてくれる。 Aiのこと、医学のこと、先人たちに感謝をしなければならないと同時に 自分のカラダを大切にすること、生きるということ、 自分に子どもが生まれたら、伝えていきたい。 これはとっても正直に、正確に生きていることについて教えられる。 また、装丁も気持ちよくて、カバーのつるつる感を何度も触ってしまうし、 手にしっくりくるサイズに何度もページをパラパラめくってしまう。 そういうのも大事。 まだ「わかった」くらいのわたしだけれど、 これから「すごくよくわかる」ようになりたい。

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2012/11/08

いい本です。 勉強になりました。 医学の基本というか、体の基礎知識はもちろんですが、序論、総論、各論、概論や、難しいことを簡単に教えるなどのこと、分解して、理解し、教えるということなども、基本的な学習の仕組みの部分なども勉強になった。 本当にとてもよい本だと思います。 ただ、Ai...

いい本です。 勉強になりました。 医学の基本というか、体の基礎知識はもちろんですが、序論、総論、各論、概論や、難しいことを簡単に教えるなどのこと、分解して、理解し、教えるということなども、基本的な学習の仕組みの部分なども勉強になった。 本当にとてもよい本だと思います。 ただ、Aiについての部分だけは、そう思わせようとする意思というか、作為的な感じを受けてしまったので、ちょっとそこまでよかっただけにがっかりした。 でもよい本です。 Aiの部分も主題からのつながりもないわけではないですし。

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2012/09/23

☆$$いまいち。タイトル通りすぎて、捻りも無かった。$$確かに分かりやすいが、逆に深堀すると気持ち悪くなる性質なので、$$あわなかった。

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2012/09/07

”常識”よりちょっと上の”体の知識”が得られるとおもう。かなりわかりやすく書かれていておもしろかった。

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2012/05/17

イラストや行間の取り方、先に論法を説明して、とても読みやすいイメージだった。 が、各名称についてや説明に関してはやっぱりわからない部分が。 名前を覚えたいわけではないのでいいんだが・・・ でもメインの内臓の配置や機能、循環系について簡単に理解できた。 中高生から万人におすすめ...

イラストや行間の取り方、先に論法を説明して、とても読みやすいイメージだった。 が、各名称についてや説明に関してはやっぱりわからない部分が。 名前を覚えたいわけではないのでいいんだが・・・ でもメインの内臓の配置や機能、循環系について簡単に理解できた。 中高生から万人におすすめ。

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2012/05/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

解剖学のとっかかりの為に、友達が買った本。 とてもわかりやすく「人間の地図をかく」本である。 イラストが可愛い。 シンプルに、人の中身を書く方法が書いてある。 解剖学がたのしくなりそう。

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2012/04/22

海堂さん、あまり人物的には好きでなかったが、この一冊で少し変わったかもしれない。本は面白いと思う。 医学に興味を持つ初めの一歩的教材に感じた。

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