雑食動物のジレンマ(下) の商品レビュー
▶図書館にあり。 ●2025年12月24日、メルカリアプリ開いたらトップ画面に出ておすすめされた。この上巻が1,000円で売られてた。 評価高い…!!図書館にあったのでお気に入りに入れた。
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有機(オーガニック)食品とそれ以外とでの栄養素、それによるコストパフォーマンスの違いについての記述が非常に興味深かった。 動物を殺し、食べる事への倫理的問題を問いかける。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
雑食動物のジレンマ=雑食動物は、何でも食べられるが、危険なものを避ける能力が必要。 単色動物は、危険なものかどうかを見分ける必要がない。 雑食動物のほうが高度な脳が必要。 甘さへの偏向、嫌悪感が生まれる要因。 調理によってタピオカのシアン化物がなくなる=人間が独占できる。 料理のルールは雑食動物のジレンマと折り合いをつけている=生魚とわさび、熱帯地方の抗菌性のあるスパイス、など。 家畜は、人間との両立作戦。自然界で生きるすべを失った。野生の祖先は衰えた。 パイソンは狩猟によってつくられた=人間から身を守るために集団で行動するようになり、角が邪魔になって退化した。 全員がビーガンになっても、動物保護になるかはわからない。 肉食を止めることは、これまで以上に化石燃料と化学肥料に頼ることになる。 嫌悪感は、雑食動物のジレンマを潜り抜ける手段として発展した。 完璧な食事は不可能に近い。
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なんとなく食べている日々の食事を改めて問い直したくなる本。 アメリカに住む人達が日々どのような食事をとっていて、その食事はどうやってやってきたのかというところに目を向け、食事として届くまでの過程を丁寧に追っている。 アメリカの食生活に比べれば自分はまだちゃんとしたご飯を食べてい...
なんとなく食べている日々の食事を改めて問い直したくなる本。 アメリカに住む人達が日々どのような食事をとっていて、その食事はどうやってやってきたのかというところに目を向け、食事として届くまでの過程を丁寧に追っている。 アメリカの食生活に比べれば自分はまだちゃんとしたご飯を食べていると思ってほっとしてしまうが、食べているものがどこからきたのかということを気にしたことがなかった。スーパーの精肉コーナーには安い肉と高い肉があることは認識しているが、なぜ価格が違うのか、産地はどこなのかなんて全く見ていなかった。 現代人がものを食べるまでに何が起こっているのか改めて考えさせられる。
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この本は3部構成になっており、工業製品のような食品(トウモロコシを原料としたもの)、有機食品、自力で入手した食品について語られている。農家、食品加工業者、穀物業者をを含めた米国の「食」について克明に記録されている。記述は科学的かつ論理的だが、第3部は趣味的出来事の描写がほとんどで...
この本は3部構成になっており、工業製品のような食品(トウモロコシを原料としたもの)、有機食品、自力で入手した食品について語られている。農家、食品加工業者、穀物業者をを含めた米国の「食」について克明に記録されている。記述は科学的かつ論理的だが、第3部は趣味的出来事の描写がほとんどで、不要だったと考える。印象的な記述を記す。 「ワインをがぶ飲みし、チーズをむさぼるフランス人は、心臓病も肥満の率もアメリカ人よりも低いことが、食の通説を混乱させている」 「アメリカの飼い犬の半数は、今年のクリスマスにプレゼントを受け取るはずだ。一方、犬と同じように知能の高い豚の一生について考えてみる人は少ないだろう。そして豚はクリスマスに、ご馳走のハムとして食されるのだ」 「個々の鹿にとって狼は残忍かもしれないが、群れとしての鹿全体の幸福は、実は狼にかかっている。捕食者によって淘汰されなければ、鹿は生息地に氾濫し、飢えることになるだろう。鹿だけではなく、鹿が食べる草や、その草に依存するほかのすべての種に影響が出てしまうだろう。ある意味で、狼の良い生活や、補色の試練でつくられた生き物としての特徴は、狼にかかっているのだ。同じように、鶏の幸福は人間という捕食者の存在にかかっている。個体としての鶏は違うかもしれないが、種全体としての鶏はそうなのだ。鶏を絶滅させる確実な方法は、鶏に生活の権利を与えることにある」
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"普段、お肉を食べるときは、切り身になっている。その切り身になる前、の姿を想像することなくおいしく食べる。 この本では、切り身になる前の牛、豚、鶏を描くことで、私たちが食べる食事は、多くの生き物がかかわっていることを改めて考えさせられる。 そして、自然の摂理にかなった循...
"普段、お肉を食べるときは、切り身になっている。その切り身になる前、の姿を想像することなくおいしく食べる。 この本では、切り身になる前の牛、豚、鶏を描くことで、私たちが食べる食事は、多くの生き物がかかわっていることを改めて考えさせられる。 そして、自然の摂理にかなった循環型の食生活を送るには、現在の生活を根本的に変えないと不可能なほど、工業化した毎日が横たわっている。何がよくて、何が悪いかという視点ではなく、何も考えない日々に渇を入れてくれたのが、この本だ。 シンプルな導入文にすべてが込められている。 夕食は何を食べよう? この問いを深く深く掘り下げたのが本書であり、この上なく楽しめる読み物でもある。"
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著者を含め、一般的な食事をする人が口にする食べ物がどう処理されて、どこから来るのか-を巡る旅の本。その下巻です。 この旅を通して、ファーストフードやス―パ-で販売している加工品など工業的に作られた食べ物と、オーガニックやスローフードなど生産者の顔が分かり、環境に負荷をかけないと...
著者を含め、一般的な食事をする人が口にする食べ物がどう処理されて、どこから来るのか-を巡る旅の本。その下巻です。 この旅を通して、ファーストフードやス―パ-で販売している加工品など工業的に作られた食べ物と、オーガニックやスローフードなど生産者の顔が分かり、環境に負荷をかけないという哲学のもとで作られた食べ物はどう違うのか?を著者は問いかけます。 下巻ではいよいよ、著者は狩猟を自ら手掛ける決意をします。猟銃を扱う資格を取って、森へとワイルドピッグ狩りへ出かけ、知り合いのシェフとともに解体、加工することになります。 さて、動物を打ち殺すことが惨いと思うのか、工業製品のように、人知れず1日数百頭も肉牛が機械的に殺され解体されパック詰めの牛肉となっている事実に目をそむけて、誰がどこでどのように処理されたのか分からない肉を食べることと、本当に惨いのはどちらなのか? 少なくとも猟では、無駄な殺しはしない。そして解体した肉や骨も利用できる物は全て利用し、無駄にしない。もちろん何千キロも離れた場所へ輸送するようなエネルギーの使い方もしない。地元で処理し、食べる。そこには自然と自ら葬った動物への感謝の気持ちがわく。著者は本書で、猟で失敗した面白エピソード(絶好のチャンスに銃に弾を込め忘れていた)なども加えながら、このような体験を、偉そうに主張することも、こうした生活を営むべきだと強制もすることなく、ただ自分が経験したかったことをやってみせ、思ったことをつづっている。 狩猟の後はキノコ狩りに出かける。キノコは無知の状態で口にすると大変危険な食べ物であるため、一般的な生活では経験できない、死と隣り合わせの収穫物であることから、食材にわざわざ選んだようだ。無知でも失敗しないスーパーでの買い物と比較すると、それを得るための緊張感が違う。 最後に、この旅で得た肉やキノコ、野菜などを著者自らが、彼に協力してくれた人たちを自宅に呼んでふるまわれるところで物語は終結する。 安いものには、含まれていないコスト(低賃金労働、環境の悪化、エネルギーの無駄使いなど)がかかっているということは、私も知っていますが、それを自ら経験してまで体験してみせる人は初めてでした。 偽善者ぶってオーガニックはよいと主張するのではなく、自ら葛藤しながら、本当に打ち殺したことが正しかったのか、食べ物を食べるには動物を殺さないといけないことに対する気持ちの整理の付け方などがつづられている部分は下巻の大きなテーマです。
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著者は、食や農に関して鋭く問題を指摘し続けるアメリカの著名なジャーナリスト。雑食動物たる人間は、何を食べるべきなのか?という問いに答えるために、食の流れを大地から食卓まで追跡取材する。国際・園芸をともに考えられる好著。 (松村 教員)
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本物の食材を手に入れることは至難の業なのです。『雑食動物のジレンマ ある4つの食事の自然史』を読んで > 詳細 >「身軽に気軽に移動のできる、創造的な人生を送るためのブログ」http://goo.gl/IfcRqU
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読み終わるのに何年かかったんだろう・・・ずっと「積読」状態が続き、上巻を読み終わってもしばらくは読み始めることさえなかったのだが、やっと本を読もうという気持ちになって、まるでリハビリのように毎日少しずつ読み進めるうちに上巻の話がありありと浮かんできて、読書の楽しみ自体を思い出して...
読み終わるのに何年かかったんだろう・・・ずっと「積読」状態が続き、上巻を読み終わってもしばらくは読み始めることさえなかったのだが、やっと本を読もうという気持ちになって、まるでリハビリのように毎日少しずつ読み進めるうちに上巻の話がありありと浮かんできて、読書の楽しみ自体を思い出してからはかなり早く読み進めた。 やっぱりこういう社会科学的な本、好きだわ~。
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