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ダイナー の商品レビュー

3.9

134件のお客様レビュー

  1. 5つ

    31

  2. 4つ

    61

  3. 3つ

    27

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

    1

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2013/06/22

「ステーキにしゃぶしゃぶに寿司にカツ丼とハンバーグを載っけたような」エンタテインメント。美女と野獣の物語、主人公の成長と再生の物語、確かに堪能しました。 カバーデザインも秀逸。作品中に出てくる料理の描写は本当に美味しそう。 ちなみに作者のあとがきによると、「ステーキにしゃぶしゃぶ...

「ステーキにしゃぶしゃぶに寿司にカツ丼とハンバーグを載っけたような」エンタテインメント。美女と野獣の物語、主人公の成長と再生の物語、確かに堪能しました。 カバーデザインも秀逸。作品中に出てくる料理の描写は本当に美味しそう。 ちなみに作者のあとがきによると、「ステーキにしゃぶしゃぶに、、、」とは黒澤明が映画「七人の侍」を撮影している時に目指していたものだそうです。

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2013/06/09

全体的にあまりにもグロイので読み直したいとは思わないが、ボンベロのつくるハンバーガーの美味しそうな表現がすき。

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2013/05/30

トントンと最後まで駆け抜けていった。 とてもテンポがよく、おもしろかったの一言。 平山先生の人柄を知ってから読んだので、らしいなーと感じた。 グロ描写がキャラのやり取りのせいで、キャッチーに感じた。 読みすすめるうちに、自分もボンベロに惚れていた。 全部のキャラがたってて、おもし...

トントンと最後まで駆け抜けていった。 とてもテンポがよく、おもしろかったの一言。 平山先生の人柄を知ってから読んだので、らしいなーと感じた。 グロ描写がキャラのやり取りのせいで、キャッチーに感じた。 読みすすめるうちに、自分もボンベロに惚れていた。 全部のキャラがたってて、おもしろい。 最高のエンターテイメント小説。

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2013/04/04

このミスで15位に入っていたので、読んでみたが、まず、「これ、ミステリー?」と思わせるものであった。ひょんなことから、カナコは殺し屋専門のダイナーにウエイトレスとして、働かされてしまう。しかも、ここでは人の命が軽い。色々な殺し屋が来て、死ぬスレスレのところでいつも助かりながら、成...

このミスで15位に入っていたので、読んでみたが、まず、「これ、ミステリー?」と思わせるものであった。ひょんなことから、カナコは殺し屋専門のダイナーにウエイトレスとして、働かされてしまう。しかも、ここでは人の命が軽い。色々な殺し屋が来て、死ぬスレスレのところでいつも助かりながら、成長していく姿は何ともいえない。

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2013/03/29

友人に勧められて 最高にクセのあるキャラと、殺し屋や殺人犯ばかりが客の定食屋。 一気読みする程引き込まれました。 グロい表現と裏腹に、ボンベロが作るバーガーの美味しそうな表現。 スフレも食べたいな。 当たりな一冊でした(≧∇≦)

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2013/03/26

青春アドベンチャーでラジオドラマ化されるということで、満を持して借りた平山さんの小説。 やっぱりこんなんなんかい! 青アドは録音してまだ聴いてません。一体どのように…! 何にせよハンバーガーは食いたくなるわな。

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2013/03/15

殺し屋たち専用の定食屋(ダイナー)に働くことを余儀なくされるヒロイン視点の小説。舞台はほとんど一箇所に固定してある。日本の地名と人名はカタカナで時代設定もよくわからない。時間経過も不明。グロテスクな殺し屋達は山田風太郎の登場人物のように見える。会話や描写に切れがあってスピードがあ...

殺し屋たち専用の定食屋(ダイナー)に働くことを余儀なくされるヒロイン視点の小説。舞台はほとんど一箇所に固定してある。日本の地名と人名はカタカナで時代設定もよくわからない。時間経過も不明。グロテスクな殺し屋達は山田風太郎の登場人物のように見える。会話や描写に切れがあってスピードがある読み応えのある本だった。個人的には料理人の配役は、古いがジャンギャバンを脳裏に浮かべた。設定は日本なんだろうけども日本人役者がやると薄汚くみみっちいヤクザものになるのでコレジャナイ感が漂う、と映像化を夢想した。娯楽作。

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2013/01/03

文庫版で書き直された部分が多い第6章以降を再読。頭から通しで読んだ訳ではなかったけど、最初に読んだ時のラストに向けての違和感は、やはり加筆訂正された分、単行本より文庫版の方がないと思われました。いずれにしてもやっぱり良いものは良い。

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2012/11/18

ふとしたきっかけで殺し屋が集うダイナーでウェイトレスとして働くことになった女性のお話。 殺し屋のキャラクターが個性的で、ダイナーという閉鎖空間が舞台ながらも飽きさせない。 平気で人が死んでいくえぐい描写に対比するように、とてつもなく旨そう描かれるハンバーガー。死体もパティも、肉と...

ふとしたきっかけで殺し屋が集うダイナーでウェイトレスとして働くことになった女性のお話。 殺し屋のキャラクターが個性的で、ダイナーという閉鎖空間が舞台ながらも飽きさせない。 平気で人が死んでいくえぐい描写に対比するように、とてつもなく旨そう描かれるハンバーガー。死体もパティも、肉という存在をこうも一つの作品に振り幅を持って描いているのは圧巻。ラストの襲撃シーンはそれが短い行間に共存していて、不思議と感極まるものがあった。 主人公の過去、ちょっと匂わせたわりにあっさり過ぎたかなと。

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2012/11/15

表紙のハンバーガーの写真に惹かれてたまたま手に取ったのですが、久々に一気読みした作品でした。平山夢明さんの作品を読むのは初めてだったのですが、ところどころ残酷な描写がありました。この作品はグロテスクな表現は少ない方みたいなので今後平山さんの他の作品に手が伸びるかは微妙なところです...

表紙のハンバーガーの写真に惹かれてたまたま手に取ったのですが、久々に一気読みした作品でした。平山夢明さんの作品を読むのは初めてだったのですが、ところどころ残酷な描写がありました。この作品はグロテスクな表現は少ない方みたいなので今後平山さんの他の作品に手が伸びるかは微妙なところですが、本作はとても読みごたえがあり、面白い作品でした。なんといっても、キャラクターがいい。ただ、少し幼稚というか中学生男子が好きそうだなーという(勝手な)感想も併せて持ちました。クライマックスはちょっとやり過ぎじゃないか?と少し苦笑してしまいましたがラストの終わり方も私好みでした。

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