ロード&ゴー の商品レビュー

日明恩【著】

2012/08/20

「ロード＆ゴー」
救急における非常事態宣言。

日明(たちもり)さんの消防官物語、
「鎮火報」「埋め火」の続編
心優しい作者の眼差しが伝わってくる。

2012/08/18

ダヴィンチで、確かお仕事小説ってくくりで紹介されてたのを見て、興味を持ったのが手に取るきっかけ。
しばらく積んでたけど、読み始めたら気になって、殆ど一気に読んだ。
お仕事小説としては面白かった。
救急隊について、全然知らなかったことも分かったし。命を預かる仕事は大変だー。
ただし、話は面白かったけど、犯人の動機とか、割と最初の方からバレバレなのがちょっとマイナスかなぁ。
映像向きというか、この話映像で見てみたいんだけど、ほぼムリだろうな。

そして全然関係ありませんが、作者さんの名前の読み、難しい！

2012/08/16

自分の仕事にプライドを持つ、カッコイイ男がたくさん出てくる。
でも、イチバンカッコイイのは生田の妻、だな。
言ってみたいねぇ、この状況でこのセリフ。

2012/07/29

「鎮火報」「埋み火」の番外編。元暴走族の機関員生田温志が主人公。
渋谷消防署恵比寿出張所の機関員となった生田の運転する救急車が，
傷病者を装った犯人にハイジャックされてしまう。

他の日明恩作品と同じく，登場人物のキャラクターが魅力的で楽しめる。
みんなかっこいい。

2012/07/19

救急車がジャックされる、というテレビ的なストーリーだけど、何というか、さわやかで、熱くて、カッコイい本でした。

2012/06/25

救急車の乗組員のお話です。
病院への搬送をした道すがら、倒れている人を発見し
救助したところ、その人にハイジャックされてしまう
というクライムサスペンス＿と思いきや、
救急の場で働く漢達（女性もいる）の熱い物語に切り替わって行く。

社会問題としてよく取り上げられる
簡単に救急車を呼ぶ人たちがいる反面、
妊婦などのたらい回し問題等
働く側の立ち場、思い
そして利用者側の思い
などが交錯して、物語は終焉を迎える。

さくっと読める軽い語り口のお話ですが、
あまりフューチャーされない現場から医療現場
へ運ぶ人たち＿でも、無くてはならない人たちの
仕事ぶりをよく理解できる一冊でもあると思います。

2012/06/08

救急車がハイジャックされる話。救急のシステムとか今の問題点とかを言いたかとんだろうなと思いつつも、ストーリーはいたってありきたり。視点があちこち動くのもちょっと…。
最後のテレビドラマっぽいエンディングも好きではない。

2012/06/01

5月-6。4.0点。
救急車ジャック。二億円の身代金要求。
運転は、Fire's Outの生田。
行き先と時間を指定され、間に合わなければ爆破。
生田の腕と、同乗した救急隊員たちの優秀さが光る。
おもしろかった。一気読み。
生田の妻がサイコー。

2012/04/16

救急車がジャックされた！犯人の要求は… キャラクターがわかりやすく話しが進む。コマンダーかっこいいわあw女子高生とお母さんは最後まとまってよかった。犯人の要求はわかるけど、現場に迷惑かけたら駄目なんじゃないかな〜と思ってしまう。あとマスコミうっとうしい。

2012/04/16

この作者の小説を読むのは３冊目だが、いつも泣ける。
救急車が爆弾を持った男にジャックされるという前代未聞の事件。救急隊員の一人を人質に取られ、機関士の生田は爆弾を積んだ救急車で犯人の指示通り都内の病院を走り回ることになる。果たして犯人の狙いは…
序盤は救急隊員のお仕事小説という感じで少々読みづらかったが、事件が起こってからはノンストップ。消防だけではなく警察、マスコミ、無線マニアなどの視点から次々と多面的に事件が描かれていく。
救命救急の問題点を真正面から取り上げた話で、考えさせられることが多かった。
登場人物がみな真摯なプロ意識を持っていて素敵。しかし、だからこそラストの主人公たちの行動は、冷静に考えると納得できないものがあるかも。絵的にはいいんだけど。