超訳 古事記 の商品レビュー
前書きなく始まる。そして話を追っていくだけ。もちろんそこには超訳ならではの著者の解釈があり、風景が浮かんでくるかのような、よき本です。それにしても、こうしてくだけて読むと、古事記の神々、ますます自分勝手です。
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読み物として純粋に面白い。八百万の神とはよく言ったもので、この国の神話には本当にさまざまな神が出てくるなというのがダイレクトに感じられた。そして、そうした神々の人間くささがまた意外で、神話って思ったより身近なものなんだなと感じた。断片的に知っている物語の出所が古事記だったんだ、と...
読み物として純粋に面白い。八百万の神とはよく言ったもので、この国の神話には本当にさまざまな神が出てくるなというのがダイレクトに感じられた。そして、そうした神々の人間くささがまた意外で、神話って思ったより身近なものなんだなと感じた。断片的に知っている物語の出所が古事記だったんだ、ということがいくつもあり、こちらも自分にとっては新たな知識となった。
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神代の物語。 日本国の成り立ちを伝えるとされる「古事記」を、 日本民族学の研究者である著者が、 自身の感覚を織り込みながら、「超」訳したもの。 詳しい解説はない。 古事記の世界に触れてみたい人には読みやすい、 ひとつの入門書。
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詩のように紡がれる文体で、今の私達も神話の世界から繋がっている感じが染みてきた。しかし何より特筆すべきは鎌田東二がこれをヒエダノアレ(変換できず汗)よろしく口述したということ。すごく実験的だ。
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古事記は常々、読み直してみたいと思いつつも、なかなか読めていない。 で、超訳という、とてもキャッチーなタイトルに惹かれ、読んでみた。 5段階評価で、★6つくらいつけたい面白さ。 原文で読んだ時に、中身は面白い気がしたけれど、リズムよく読めなかった印象があるけれど、この本はリズム感...
古事記は常々、読み直してみたいと思いつつも、なかなか読めていない。 で、超訳という、とてもキャッチーなタイトルに惹かれ、読んでみた。 5段階評価で、★6つくらいつけたい面白さ。 原文で読んだ時に、中身は面白い気がしたけれど、リズムよく読めなかった印象があるけれど、この本はリズム感がとてもよくて、というよりも、稗田阿礼が目の前で詠んでくれたらこんな感じじゃないかな?って思った。 なので、あとがきに口述筆記した、と書いてあり、興味深い。 これは、古事記とセットで、所有したい1冊。
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僕は中学生くらいの頃から神話に興味があったから 「古事記」は普通に読んだけれど、 一般の人たちにとって読みづらい、というのはよく分かる。 僕も結構一生懸命読んだ記憶がある。 だけど、中身自体は一般の人たちにとっても間違いなくおもしろい。 あらゆるファンタジーの原点のような、壮大な...
僕は中学生くらいの頃から神話に興味があったから 「古事記」は普通に読んだけれど、 一般の人たちにとって読みづらい、というのはよく分かる。 僕も結構一生懸命読んだ記憶がある。 だけど、中身自体は一般の人たちにとっても間違いなくおもしろい。 あらゆるファンタジーの原点のような、壮大な物語。 僕は苦労して古事記を読み通したあと、「これはすごい!」って思ったし、 みんなにももっと知ってもらいたいなぁ、と思ったものだから、 この本はとってもうれしい。 「超訳」と題してはいるけれどそんなにぶっ飛んだ解釈、というわけではなく、 ただ現代の人にわかりやすいように解説なんかを加えているから 「逐語訳ではない」ということ。 むしろ、余計な解説を入れずに、 きちんと心地よいリズムを考えた詩のような文体になっていて、 (もともと古い書物は全部詩のようなものだった、とも言えるだろうし) とにかく情景が描写しやすくてするする読める。 同じように「読みにくい本を読みやすく」というコンセプトで作られたものとしては、 「マンガでわかる」みたいなシリーズがよくあるけど、 やっぱりイラストにしてしまうとイメージの齟齬もあってなかなか受け入れにくい。 こっちの方が断然おすすめ。
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さらっと読めてしまった。 著者も書いているとおり、史実に忠実なものではない。かなり自由な訳のようである。 でも、リズムがよく、細かいことを省いたスタイルが、かえって、古事記というものを俯瞰して捉えることができて、よかった。 これを最初に読んで、全体の雰囲気を感じてから、改めて...
さらっと読めてしまった。 著者も書いているとおり、史実に忠実なものではない。かなり自由な訳のようである。 でも、リズムがよく、細かいことを省いたスタイルが、かえって、古事記というものを俯瞰して捉えることができて、よかった。 これを最初に読んで、全体の雰囲気を感じてから、改めて古事記に挑戦してみるのがいいかもしれない。 そして、日本書紀や風土記も読んでみたくなった。 2014.04.23 再読。
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日本誕生の神話は、こんなに面白かったのか! 生老、病死、愛憎、諍い、霊・・・ 全ての物語の要素が宿る『古事記』。 本邦最古の書が、1300年の時を超え、「今の言葉」になって蘇る!
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古事記って名前だけは知ってたけど、こんな内容だったんだー。 絵本読んでるみたいな感覚ですらすらと、アッという間。 こんなに短いんなら、学校でも歴史の時間とかに読ませればいいのに。
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