中枢は末梢の奴隷 解剖学講義 の商品レビュー
1985年7月発行の本。昭和12年生まれの養老先生だから48歳くらいに書かれた本である。対談本なのでおしゃべりされたと言った方がいいかも知れない。 1961年生まれの島田雅彦さんは34歳くらい。活発そうであられる。 養老先生は、島田さんに現物を見せて余計な解説をなさらない。言葉で...
1985年7月発行の本。昭和12年生まれの養老先生だから48歳くらいに書かれた本である。対談本なのでおしゃべりされたと言った方がいいかも知れない。 1961年生まれの島田雅彦さんは34歳くらい。活発そうであられる。 養老先生は、島田さんに現物を見せて余計な解説をなさらない。言葉で語るのではなく、ものに語らせておられる。そして、物は言葉よりもよく語るのであろう。「言葉にならない!」現実は枚挙にいとまがないどころか、言葉にできていると思ったところから現実を見誤ることばかりなのではなかろうかなどと意気消沈。 とか思いながらも、みたものを言葉にせずにはいられないのも人の習性で、少なくとも俺にはそういう癖がある。そして、でてくる言葉は陳腐なものばかりで、いつも言葉になどしなければよかったと悔やまれることばかりである。
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