ハニービターハニー の商品レビュー
おもしろい短歌を詠む人だなあと思って文庫本まとめ買いした中の1冊。 初めての加藤千恵さん。 正直、読んでいる時も読み終わった後も印象が薄い。記憶に残らない。 期待していた分、残念でした。 でも、電車で軽く読むにはちょうどいい。 割と好みだったのは甘く響く、ねじれの位置く...
おもしろい短歌を詠む人だなあと思って文庫本まとめ買いした中の1冊。 初めての加藤千恵さん。 正直、読んでいる時も読み終わった後も印象が薄い。記憶に残らない。 期待していた分、残念でした。 でも、電車で軽く読むにはちょうどいい。 割と好みだったのは甘く響く、ねじれの位置くらいかな。 ハッピーエンドが好きなのです。
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スラスラと読み終わったものの何度も放置して読み終わった一冊(笑) 私的に、登場して来た女の子は、特別可愛いわけでもない素朴な何処にでもいそうな女の子のイメージ。でも、そこが良いなと私は思いました。一番好きなお話はねじれの位置。あれは、良かった。理系彼氏の優しさと数学を好きな気持ち...
スラスラと読み終わったものの何度も放置して読み終わった一冊(笑) 私的に、登場して来た女の子は、特別可愛いわけでもない素朴な何処にでもいそうな女の子のイメージ。でも、そこが良いなと私は思いました。一番好きなお話はねじれの位置。あれは、良かった。理系彼氏の優しさと数学を好きな気持ち。わからないところも丁寧に、それでいて楽しそうに説明する部分がとても。もう一度読み返したら違う視点で読めそう。
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ハニーよりもビターが多かった。 どの話に出てくる男の子も、「えっ!?」って思うようなどうしようもない感じだけど、何故か憎めない。なんでそんな人に執着するの?と思うけど、それが恋なんだなあ。 それにしてもおかざき真里さんの表紙や挿絵が素敵すぎる。
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非常に好みな恋愛短編集。 短歌集の方も読んでみたいと思った。場面場面の言葉の選び方もそうだし、あとがきにもあるように出てくるアイテムも場面を引き立てる。 登場人物がすごく生きてる感じ。最後にドライブ日和を持ってきたところに更にぐっと来た。 友だちの彼/恋じゃなくても/甘く響く/...
非常に好みな恋愛短編集。 短歌集の方も読んでみたいと思った。場面場面の言葉の選び方もそうだし、あとがきにもあるように出てくるアイテムも場面を引き立てる。 登場人物がすごく生きてる感じ。最後にドライブ日和を持ってきたところに更にぐっと来た。 友だちの彼/恋じゃなくても/甘く響く/スリップ/もどれない/こなごな/賞味期限/ねじれの位置/ドライブ日和
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大人向けの少女マンガのような可愛らしい表紙、を裏切らない短編集。 短歌をつくってらっしゃるかただそうで、短編集のかたち。恋愛の崩壊、関係の崩壊、再生、そういうシーンがあつまっていて、よんでいて心地よい。なれていらっしゃらないのか、会話文も地の文もおもいがけずひっかかって、あれ?と...
大人向けの少女マンガのような可愛らしい表紙、を裏切らない短編集。 短歌をつくってらっしゃるかただそうで、短編集のかたち。恋愛の崩壊、関係の崩壊、再生、そういうシーンがあつまっていて、よんでいて心地よい。なれていらっしゃらないのか、会話文も地の文もおもいがけずひっかかって、あれ?とおもうこともあるけど、しかしそれでも人とひととの距離感はうまくすっと心に入ってくる。 いままでの人生において経験した恋愛にかんする感情が、ふっと生々しく呼び起されて、でもそんなに重くならない。 この作者さんの短歌がよんでみたい。読んでみたい。
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余韻がいい感じ 短歌を書く人だからかな なんかほんと、お菓子みたいなきらきらサラサラした短編集 ◎友だちの彼 ◎ねじれの位置
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タイトルが言うとおりに、あまく、苦く、甘い。 お菓子の詰め合わせみたいな短編集でした。 軽やかな余韻と物語のテンポのよさが心地よくて、表紙に惹かれて読んだのですが、どうやら当たりを引いたようです。 島本理生さんがあとがきを書かれているんですが、あとがきを読んだらもう一度読みたく...
タイトルが言うとおりに、あまく、苦く、甘い。 お菓子の詰め合わせみたいな短編集でした。 軽やかな余韻と物語のテンポのよさが心地よくて、表紙に惹かれて読んだのですが、どうやら当たりを引いたようです。 島本理生さんがあとがきを書かれているんですが、あとがきを読んだらもう一度読みたくなって、最初から読み返してしまったほど。 加藤さんがもつ軽やかさやシャッターチャンスを逃さないような瞬間の切り取り力なるものは、短歌を作る過程で培われたものなんですね。 いや、むしろそういったセンスがあるからこそ、多くの人に愛される短歌をつくりあげられたのかもしれませんね。 くすぐったいような恋愛から、苦くざらりとした恋まで、午後の紅茶タイムのおともにおすすめな一冊です。
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著者が同い年なんですよ。 出てくる男がみなだめんずに見えるが、これがけっこう現実に近いような。男だけじゃなくて女にも似たような面はある。相手の気持ちに無頓着すぎたり、ずるかったり、ためらいなく相手を傷つけしまったり。 永遠に続く恋愛なんてなくて、出会って恋が始まってときめいて...
著者が同い年なんですよ。 出てくる男がみなだめんずに見えるが、これがけっこう現実に近いような。男だけじゃなくて女にも似たような面はある。相手の気持ちに無頓着すぎたり、ずるかったり、ためらいなく相手を傷つけしまったり。 永遠に続く恋愛なんてなくて、出会って恋が始まってときめいて、関係が落ち着いて成熟する、あるいは熟れすぎて壊れる、とか、常に状態は揺れ動いているもの。だからこそ一緒にいたかったらお互い努力がいるし、きれいごとばかりでもない。 どうしようもない相手で一度は見限っても、本当に本当にふっきるまでにはもうワンクッションいるとか。何年もわだかまっていたのに、ある日突然ふっとどうでもよくなるとか。あこがれ続けていたのに、急に色あせて見えるとか。 そういう瞬間瞬間ですよね、きっと誰にもある。
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これも借りたやつ。『真夜中の果物』のほうが好きだったかな。この本だったら「こなごな」がよかった。 短歌詠む方なんですね。それを知らなかった。一瞬一瞬を拾い上げるセンスはそこからなのかなって納得したりしました。
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やっぱり素敵だなぁと思った作品。 読んだことのある加藤千恵さんの作品は少ないけれどこれはその中でも名作だと思う とりあえず素敵
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