ソウルケイジ の商品レビュー
久々姫川シリーズ! 様々な登場人物の視点で話が進んでいく。 あちこちに散らばる点がどんどんつながっていく面白さ。 スピード感はさすが。 今回は笑いあり、涙あり。 感情が忙しく動いた作品だった。 登場人物の人間くささがより濃く出ていて、 『ストロベリーナイト』よりも格段にあつみがあ...
久々姫川シリーズ! 様々な登場人物の視点で話が進んでいく。 あちこちに散らばる点がどんどんつながっていく面白さ。 スピード感はさすが。 今回は笑いあり、涙あり。 感情が忙しく動いた作品だった。 登場人物の人間くささがより濃く出ていて、 『ストロベリーナイト』よりも格段にあつみがある。 『ストロベリーナイト』のようなグロさはなくて、ホッ。
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前作と比べるとやや地味だが、渋めの佳作。 予想とおり日下のキャラもいい感じ。日下が姫川玲子を嫌ってないのは予想外だった。この二人がもっとぶつかる話も読みたい。 玲子と菊田のぎこちない恋愛もいいけど、玲子からキスまでされときながら好きだの一言も言えない菊谷は流石にイライラしてしまう...
前作と比べるとやや地味だが、渋めの佳作。 予想とおり日下のキャラもいい感じ。日下が姫川玲子を嫌ってないのは予想外だった。この二人がもっとぶつかる話も読みたい。 玲子と菊田のぎこちない恋愛もいいけど、玲子からキスまでされときながら好きだの一言も言えない菊谷は流石にイライラしてしまう。それくらい勇気だせよ!
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誉田さんにしては、ずいぶん地味、というか堅実っぽい作品を書いたなぁという感じがします。イヤ別に、いつもの誉田節も大好きですけれど。 私の誉田本の読み方は、登場人物の誰とも心を沿わせず、ジェットコースターのように進むストトーリーを楽しむ、というものだったのですが、今回の作品につい...
誉田さんにしては、ずいぶん地味、というか堅実っぽい作品を書いたなぁという感じがします。イヤ別に、いつもの誉田節も大好きですけれど。 私の誉田本の読み方は、登場人物の誰とも心を沿わせず、ジェットコースターのように進むストトーリーを楽しむ、というものだったのですが、今回の作品については、色々と、心情的に感じる部分があって、ちょっと驚いた。 最後にどうもやりきれない感じがしてさ…。 早い段階から、犯行の構造がわかってしまうので、謎ときとして読む小説ではありません。
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捜査一課の警部補姫川玲子さんシリーズ第2弾!!ストロベリーよりまとまってるし読みやすいけど、なんとなくストロベリーの方が元気があって好きだったかなぁ。そしてテーマは・・・。血のつながりより、大事に思って一緒に過ごした時間が大切だなぁって。
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姫川シリーズ第二弾。 ストロベーリナイト、ジウに比べ、かっとびさはないが、登場人物の設定もしっかりしてきて、地に足が着いた(?)良作。 保険金目当てに、自殺に見せかけ他人の人生に背乗りした主人公が、その関連の被害者の息子を守るために殺人を犯すという「父性」を主題とした作品。 今回...
姫川シリーズ第二弾。 ストロベーリナイト、ジウに比べ、かっとびさはないが、登場人物の設定もしっかりしてきて、地に足が着いた(?)良作。 保険金目当てに、自殺に見せかけ他人の人生に背乗りした主人公が、その関連の被害者の息子を守るために殺人を犯すという「父性」を主題とした作品。 今回が落ち着いた作風なので、次回作は再びかっとびのでは。
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ラストはやっぱり途中で読めちゃうんだけどわかっていつつ読んでも面白い。でも面白いけど、あまりインパクトは残らない・・・かな。
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警視庁の花形、捜査一課殺人班に27歳で主任としてとりたてられた姫川玲子警部補シリーズの第2段。 前作、ストロベリーナイトの事件で、心に深く傷を負った玲子。休む間もなく、事件は起こる。 河原に止められた車から、血まみれの左手が発見される。 近くのガレージに多量の血痕が見つかり、被害...
警視庁の花形、捜査一課殺人班に27歳で主任としてとりたてられた姫川玲子警部補シリーズの第2段。 前作、ストロベリーナイトの事件で、心に深く傷を負った玲子。休む間もなく、事件は起こる。 河原に止められた車から、血まみれの左手が発見される。 近くのガレージに多量の血痕が見つかり、被害者の姿はない。死体なき殺人事件か。 今回のテーマは「父性」。 父として子を思う気持ちに打たれます。様々な人物の「父性」があるのですが、玲子の父の姿に涙が出そうになりました。 他にも「容疑者Xの献身」を思わせる衝撃の、「自分を犠牲にしても誰かを守る」姿に、苦しくなりました。
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ストロベリーナイトからのシリーズものです。相変わらずの軽いノリで、いわゆる「本格派」なものが好きなら、これもダメでしょう。著者も最初からシリーズ化で行くことを想定してたようですが、ストロベリーナイトみたいな作品をもう1本、って感じで出て来た感はあります。姫シリーズはもういいかなー...
ストロベリーナイトからのシリーズものです。相変わらずの軽いノリで、いわゆる「本格派」なものが好きなら、これもダメでしょう。著者も最初からシリーズ化で行くことを想定してたようですが、ストロベリーナイトみたいな作品をもう1本、って感じで出て来た感はあります。姫シリーズはもういいかなー。
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初めて誉田哲也さんの作品を読みました。 警察物ということで、以前読んだ日明恩の作品に雰囲気が似ています。 私としてはどちらも好みです。
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ストロベリーナイト(http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=5313) に続く、姫川玲子が活躍の刑事もの。 ストロベリーナイトでは、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体だったのが、...
ストロベリーナイト(http://mogura7.zenno.info/~et/xoops/modules/amaxoop2/article.php?lid=5313) に続く、姫川玲子が活躍の刑事もの。 ストロベリーナイトでは、ビニールシートに包まれた男の惨殺死体だったのが、本書では、放置車両に残された血塗れの左手首から始まる。クセ者揃いの刑事たちの丁々発止も相変わらず。 タイトルの意味は、「ケイジって人の名前?」ってなもんで、解説を読むまでさっぱりだったが、読んだ後もよくわからなかった。 (2009/11/23)
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