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悪霊の島(下) の商品レビュー

3.6

17件のお客様レビュー

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2024/03/04

後半いよいよパーシーと対決するあたりからは一気読み! パーシーがなにで、何が目的なのかはよく分からなかったけれども引き込まれた。

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2017/01/30

最初に上巻を読んで6年ぶりに読み直し下巻も読みました。 冗長に思えた上巻から一転して悪いことが起きていく、壊れていく感が加速する下巻。 水が流れていくのを止められないような絶望感。 神の手 を感じる部分はあれど一枚の絵画のような印象を受けました。

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2016/01/20

ボロボロに傷つき、どん底まで堕ち、それでもなお堕ち続ける孤独な魂。喪失と再生、友情と愛の物語。それでも人生は続く。

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2014/07/07

キングの小説で、最終的に勝つのは愛。 今回の愛はもしかするとメルダの愛がいちばん大きく強いのかもしれない。 上巻は本題に入るまで読み進めるのに時間がかかったが、下巻は一気に読んでしまった。

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2014/02/02

上巻に比べるとスピードはある。 描写しているものの途中で文字数の多さが気になることもなかった。 けれど、結末については少しフツーで、 キング独特の一番最後にそれまでの冷酷な結末に 優しさが添えられるようなこともなく… ホラー一般で考えるなら、たぶん充分に完結された作品だと 思えま...

上巻に比べるとスピードはある。 描写しているものの途中で文字数の多さが気になることもなかった。 けれど、結末については少しフツーで、 キング独特の一番最後にそれまでの冷酷な結末に 優しさが添えられるようなこともなく… ホラー一般で考えるなら、たぶん充分に完結された作品だと 思えますが、キング作品であるだけに物足りなさが残りました。

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2013/12/06

後半のジェットコースターのような展開、ミステリーホラーSFゴシックの融合。怖さがすご過ぎて笑っちゃうほど・・・ 絵画的要素たっぷりで、実際に目にしたい欲望が。 真似して描くと今度はこちらにあのすさまじき悪霊たちが? いえいえ、絵が描けないので、ホッとしてますが。 表紙の絵を2冊並...

後半のジェットコースターのような展開、ミステリーホラーSFゴシックの融合。怖さがすご過ぎて笑っちゃうほど・・・ 絵画的要素たっぷりで、実際に目にしたい欲望が。 真似して描くと今度はこちらにあのすさまじき悪霊たちが? いえいえ、絵が描けないので、ホッとしてますが。 表紙の絵を2冊並べて眺めてみて「はぁ~」と深いため息。

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2012/01/22

かなり細切れに読んでしまったせいかスピード感が失われてしまったような感じ。悪霊もあれでいいんでしたっけ?って感じです。でも芸術家の執り付かれたような心境が前面に出ていてさすがキング。少し前に読んだ最新作の方が面白かったから、キングが復活してきているってことでしょうか。

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2011/07/01

潮風の混じったねっとりとした匂いが漂ってくる作品。私は春に読みましたが、熱帯夜に読むと怖さが増すかもしれません。汗をかきながら、夜風を浴びながら読んでみてはいかがでしょうか。

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2011/03/13

相変わらずのスティーブン・キング。で面白かったけど、本気で一人称なので淡々としてた、事件の四年後に書いてる設定だったし。 日没直後の双子とアイワマンたちの死闘やイルサとアリスの場面がそれぞれ描かれてたらもっと面白くて怖かったのにと思うのは贅沢?・・・もう本人そういうの書き飽きたか...

相変わらずのスティーブン・キング。で面白かったけど、本気で一人称なので淡々としてた、事件の四年後に書いてる設定だったし。 日没直後の双子とアイワマンたちの死闘やイルサとアリスの場面がそれぞれ描かれてたらもっと面白くて怖かったのにと思うのは贅沢?・・・もう本人そういうの書き飽きたかな~。

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2010/06/24

6月24日読了。事故で片腕を失った男の苦悩と再生を描き、どちらかというと希望に満ちた上巻から一気に暗転。あまりにギアが切り替わり過ぎてポカーンとなるくらい。ただ、上巻でのエドガーの障害、絵を描くプロセスなどの丁寧な描写からすると、『悪霊』に影響される人々の狂気、追い詰められる恐怖...

6月24日読了。事故で片腕を失った男の苦悩と再生を描き、どちらかというと希望に満ちた上巻から一気に暗転。あまりにギアが切り替わり過ぎてポカーンとなるくらい。ただ、上巻でのエドガーの障害、絵を描くプロセスなどの丁寧な描写からすると、『悪霊』に影響される人々の狂気、追い詰められる恐怖、また悪霊の本拠地へ乗り込む恐怖と高揚感の一体となった盛り上がり、などにはやや物足りなさを覚える・・・。『悪霊』の正体については、そこはかとなくクトゥルフの神々との関連がほのめかされるが、キングの書く「悪」はどうも人間的な悪意を持っていて、「人智を超えた」という感じではないなー。作家の個性だと思うが。

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