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吾輩はシャーロック・ホームズである の商品レビュー

3.1

71件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    15

  3. 3つ

    30

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    1

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2016/08/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夏目先生は名探偵? 多分、夏目漱石を知っていた方が面白い。自転車のくだりとか。ミステリとしてはわかったような、わからんかったような。ネタを割ったのは、わかったぞ。しかし、アイリーン・アドラーがこんな形で出てくるとは。 幻覚の部分が作者の主張なのかしら。

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2016/07/14

漱石とホームズが……、という案は、島田荘次や山田風太郎も書いているので、目新しいものではない。 今作で面白いのは、漱石がホームズ幻想にとりつかれている、というところだろう。 しかしそこにはっきりとした理由があるかといえば、うーん。 トリックや話の筋も、うーん。 悪くないけ...

漱石とホームズが……、という案は、島田荘次や山田風太郎も書いているので、目新しいものではない。 今作で面白いのは、漱石がホームズ幻想にとりつかれている、というところだろう。 しかしそこにはっきりとした理由があるかといえば、うーん。 トリックや話の筋も、うーん。 悪くないけど、若干物足りない感じ。 面白かったんだけどね。

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2015/09/07

いやぁ。。。 ジョーカー・ゲームの読みやすさをとワクワクを期待したら…。 残念だった。。。 題材は良かったのに。。。

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2015/05/24

漱石とホームズが大好きな人にとってはたまらないだろう。一応、代表作は読んだ、くらいの人は後半、やっと面白くなる感じかな。

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2015/05/07

面白い作者だから、なんとなく買って大丈夫。ナツメくんの奇行、冷ややかだが好奇心あふれる語り口、時代らしさなどなど揃って、よく笑えました。

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2015/01/24

夏目漱石が神経衰弱になったのは本とこんな感じなんじゃないかなと思っちゃう ワトソンとホームズもほんとにいるのかいないのか、ワトソン自体が怪しいっていうのも引き込まれたぜぇ アイリーンが殺された結末は嫌だなあ そうでないことを祈ったよー

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2015/01/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

パスティーシュもののご愛嬌~ということで。 も、小ネタがガンガン出てきて、シャーロキアンはくすぐられっぱなしかと。 漱石がロンドン留学時に迷い込んだ精神的袋小路については本人のも研究者のもたくさん記述がありますが、これはこれで面白かった。 図書館で「これ全部読めないじゃんか」と本気で不安になるシーンがあって。・・・・・こういう思いって、本読みには共通なのね。 うんうん、わかるよ! ワトソンが阿片で酔ってるところで、取り留めもなく混乱し錯綜する情景が、妙にリアル ^^;; 年末に「坂の上の雲」を見たせいか、ソーセキのお友達、シキについてちょこっと触れているのがやけに気がかり・・・・ちゃんと読もうかな。

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2014/07/23

う~ん。入り込むことができないまま読み終えてしまった。 最後でホームズとワトソンのスマートさと他にも作品のある漱石の 倫敦ものに興味が湧いたあたりがキモでしょうか。 ともあれほかも手にとることとします。

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2013/11/16

イギリス留学中のナツメさんがシャーロック・ホームズになりきって珍道中!?を繰り広げる話。 物語や推理を楽しむより、当時の世界観、日本と欧州の違いみたいなものを感じとる話って感じ。

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2013/10/12

ロンドンで精神に異常をきたした夏目漱石が、自分をシャーロックホームズだと思いはじめて。。。という面白そうな設定にひかれて読んでみた。 当時のイギリス人の日本やアフリカに対する蔑視が背景として描かれており、この小説の隠れたテーマになっている。「裏切ったのは、あなた」の言葉がするどく...

ロンドンで精神に異常をきたした夏目漱石が、自分をシャーロックホームズだと思いはじめて。。。という面白そうな設定にひかれて読んでみた。 当時のイギリス人の日本やアフリカに対する蔑視が背景として描かれており、この小説の隠れたテーマになっている。「裏切ったのは、あなた」の言葉がするどく突き刺さる。 ただ、苦沙弥先生と夏目漱石、ワトソン博士とコナンドイルが一緒になっているキャラクターにちょっと無理があるように思った。

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