天冥の標 Ⅰ(上) の商品レビュー
大河小説のはじまり? 人類、ミュータント、アンドロイドに昆虫型原生生物、失われたテクノロジー、宇宙移民船、テラフォーミング、そして墜落した昔の宇宙船という古典的ガジェットが盛り込まれた「箱庭」的宇宙で、よくありがちなキャラクターがドタバタするという感じなのかな-、と思っていたので...
大河小説のはじまり? 人類、ミュータント、アンドロイドに昆虫型原生生物、失われたテクノロジー、宇宙移民船、テラフォーミング、そして墜落した昔の宇宙船という古典的ガジェットが盛り込まれた「箱庭」的宇宙で、よくありがちなキャラクターがドタバタするという感じなのかな-、と思っていたのですが・・・・(下巻に続く) 1.石模様の怪物 2.警邏艦の襲撃 3.恋人たち 4.衝突 5.昏き過去より
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全10巻予定の大河小説 1は上下巻なんですが、これは全10冊なのか全10部なのかどっちよ? 小川一水のタイトルは常々センス無い!と思っていたけど、今回はなかなかいいんじゃないでしょうかね?
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いやぁ、小川一水はあまり好きではない作家さんでした。 現代作家としては、ある程度の存在感を放ちつつ、 『復活の地』も面白くないわけではなかったんですが、 いまいち世界観の作りこみに欠ける感じがしてました。 たとえて言うなら、『鋼の錬金術師』のように、 世界地図を広げるものの、...
いやぁ、小川一水はあまり好きではない作家さんでした。 現代作家としては、ある程度の存在感を放ちつつ、 『復活の地』も面白くないわけではなかったんですが、 いまいち世界観の作りこみに欠ける感じがしてました。 たとえて言うなら、『鋼の錬金術師』のように、 世界地図を広げるものの、空白の場所が目立つような・・・ 箱庭的世界観が苦手な自分としては、 いつも消化不良でした。 ゼルダよりFF派です(笑) で、恐る恐る手を出した『天冥の標』。 上下巻を読み終わったとき、手が震えていました。 何気なく過ごしていたはずの日常は、 世界の裏側にうごめく何かによって、仮面をはぎとられ、 その向こう側に見えた世界の真の顔は、 昨日までの見知った存在とは似ても似つかない、 おぞましいモノとして首をもたげる。 だけど、その過程が、愛らしいキャラクター達によって、 丁寧に織り込まれ、一見ほのぼのとしているから、 なんともすごい。 作家自身があとがきで書いているように、 本当に自由にやったんだろうなぁと思う作品でした。 でも、この伏線、どうやって回収するんだろう、 という不安をもちつつ次巻以降に期待です。 10年春の発売が待ち遠しい・・・ 未読の方、特にSF好きな方、必読♪
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移住船が不時着した惑星でのお話。 で。 なんだか最初からどんどこ話が進んで行って おろろろろっ?と思っている間に下巻に続く! のであった。 すごい登場人物量。
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あらすじを書いていてあと8巻出ると言うことに恐ろしさを覚える(笑) 物語の始まりはいつもの小川節で、あーいつもの佳作的出来かと思いながら読んでると 下巻の途中からどうにも止まらない話の坂道急展開 なんていうか、ドラゴンボールを10巻くらい飛ばした感じで話が進む 面白いし...
あらすじを書いていてあと8巻出ると言うことに恐ろしさを覚える(笑) 物語の始まりはいつもの小川節で、あーいつもの佳作的出来かと思いながら読んでると 下巻の途中からどうにも止まらない話の坂道急展開 なんていうか、ドラゴンボールを10巻くらい飛ばした感じで話が進む 面白いし続きも気になるが、10巻まで持つんだろうか 著者の代表作になるか、途中で放置されるか… 固唾を呑んで見守りたい。
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読み終わって。…続いてるじゃん!! この本は上下ではなく1、2と以後続巻にしたら言いと思いますよ。 ネタバレがあるので細かいことは書けませんがしょっぱなからずいぶん飛ばしてるなあと思ったのにこれから10巻ですか… いやあすごいなあ… 連続している話なので途中でぶちきること...
読み終わって。…続いてるじゃん!! この本は上下ではなく1、2と以後続巻にしたら言いと思いますよ。 ネタバレがあるので細かいことは書けませんがしょっぱなからずいぶん飛ばしてるなあと思ったのにこれから10巻ですか… いやあすごいなあ… 連続している話なので途中でぶちきることはできないのかも知れませんが。でもコレは上下って表示するべきじゃあないと思うんですけどねえ… まあいいか。 最終的な評価は最終巻を読んでからにします。とりあえず1・2巻は登場人物が多いです。これ、最後まで出番あるのかなあと言う人も多数…
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