おとぎ話の忘れ物 の商品レビュー
残酷童話。イラストと文章でお互いを引き立てていた。文章の長さもちょうどいい。イラストはとても素敵なのだけど官能的なので電車で読んでてあせった。
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ほんのり、グロだったりするんだけど、秘密めいていて・・・素敵なのです! 挿絵のイラストも素晴らしい!
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絵・樋上公実子 物語が内包する毒を明示するイラストにインスパイアされた小川洋子版本当は怖いおとぎ話。 ベースになる物語は「ずきん倶楽部」赤ずきん、「アリスという名前」不思議の国のアリス、「人魚宝石職人の一生」人魚姫、「愛されすぎた白鳥」…これのベースは何だろう? 金子國義を...
絵・樋上公実子 物語が内包する毒を明示するイラストにインスパイアされた小川洋子版本当は怖いおとぎ話。 ベースになる物語は「ずきん倶楽部」赤ずきん、「アリスという名前」不思議の国のアリス、「人魚宝石職人の一生」人魚姫、「愛されすぎた白鳥」…これのベースは何だろう? 金子國義を思い出させる無表情な少女のエロス画は楽しかった。 物語はありふれた印象。題材が既に出尽くし語り尽くされた感があるので仕方ないか。 アリスの洒落は脱力。
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絵本のように、樋上さんの挿絵を楽しみながら。 先にイラスト、それからお話という構成になっている斬新なつくり。 優雅でグロテスク、古臭く新鮮、甘く残酷。 一話一話は短く、シンプルなお話ですがそれがいい。 読者が想像力をフルに働かせて、物語の奥に隠されたものを探しながら読みたい一...
絵本のように、樋上さんの挿絵を楽しみながら。 先にイラスト、それからお話という構成になっている斬新なつくり。 優雅でグロテスク、古臭く新鮮、甘く残酷。 一話一話は短く、シンプルなお話ですがそれがいい。 読者が想像力をフルに働かせて、物語の奥に隠されたものを探しながら読みたい一冊。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
冒頭の、ちょっと古めかしい感じの文章も好き。 最初の2つのお話はあんまり好きになれませんでしたが 「人魚宝石職人の話」と「愛されすぎた白鳥」の話がとてもひんやりした感じ。物語を彩る細かい描写がとても美しくて、透明な氷の中に美しい情景を閉じ込めたような感じ。
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毒気のあるおとぎ話に、エロティックな絵が良く合っていました。 小川洋子さんの書く文章はやっぱり素敵。
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人魚宝石職人の一生が全四話(前振りを入れると五話)で一番好きでした。 どれも本当にキャンディーでも用意して読みたくなる本です。 大人向けの甘いけど苦みもある、薄荷のような童話達は楽しかったですv
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絵がとても美しい。 画家の絵に合わせて小川洋子さんが物語を書いたみたいだけど、 どれもまるで最初からこの絵と文章が組み合わさっていたかと 思うほどぴったり。 人魚姫の宝石職人の話が好き。
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好き嫌いはあるだろうけれど、私としてはとても好みな話だった。「綺麗」では終わらない、ちょっと毒を持った結末。個人的には人魚姫が一番好きな話。
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結構楽しかった! ずきん俱楽部が1番好きかな。 それにしても、絵が良いね。 どの絵も素敵。
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