二つの祖国(二) の商品レビュー
20111104読了。第二巻は語学兵養成の教官篇〜対日情報戦の翻訳兵、二世兵士のヨーロッパ前線の戦い、太平洋戦線での苛烈な戦いの描写、原爆投下ごのヒロシマ、終戦からGHQの描写と盛りだくさん。 太平洋戦争の記述はこれまでも結構目にしてきたが、アメリカの視点での描写を読んでやっと...
20111104読了。第二巻は語学兵養成の教官篇〜対日情報戦の翻訳兵、二世兵士のヨーロッパ前線の戦い、太平洋戦線での苛烈な戦いの描写、原爆投下ごのヒロシマ、終戦からGHQの描写と盛りだくさん。 太平洋戦争の記述はこれまでも結構目にしてきたが、アメリカの視点での描写を読んでやっと両面から補完出来た感がある。 一方ヒロシマの描写は、記憶に新しい灰燼に期した東北の街並みや原発事故とダブって見えてなんとも辛い。遠い過去と思っていた世界がいつでも現れ得るのだと知っている今は、ヒロシマを近く感じる。 それにしても二世たちの境遇は戦争が終わっても一向に晴れない。 差別と偏見というニンゲンの性がいかに愚かで情けない行為かという作者の思いが伝わってきた。
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実の兄と弟が、敵と味方に分かれてしまう。小説のような話だけど(小説だけど)、実際そういうことがあったんだろうな。広島の描写は細かい地名までわかるだけに、具体的なイメージを持って迫ってくる。
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二世の目でみる戦争の本は、初めてです 必死で抵抗する日本兵が 気味悪くコワイです 沢山ビラを撒いたのに 降伏しなかったから、原爆が落とされたのかな 沢山の被害... 戦争は、おそろしい... だから、痴話喧嘩は要注意です 夫婦、親子、仕事、友達... 相手を受け入れた...
二世の目でみる戦争の本は、初めてです 必死で抵抗する日本兵が 気味悪くコワイです 沢山ビラを撒いたのに 降伏しなかったから、原爆が落とされたのかな 沢山の被害... 戦争は、おそろしい... だから、痴話喧嘩は要注意です 夫婦、親子、仕事、友達... 相手を受け入れたら 争い事が小さくおさまって 笑顔が増えるかなぁ ...エイミー どうなるのかな...
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