ヘヴン の商品レビュー
おぞましい、逃げないことが弱さなのか 善悪はどうやって付けられるのか 人にされて嫌なことは自分もしちゃいけない、というのは矛盾のない人間だけが言っていいことなのか ずっと胸糞、救いがなさすぎる 百瀬の屁理屈が大嫌い、質問を質問で返して論点をずらしてずっと逃げてる、いちばんつまらな...
おぞましい、逃げないことが弱さなのか 善悪はどうやって付けられるのか 人にされて嫌なことは自分もしちゃいけない、というのは矛盾のない人間だけが言っていいことなのか ずっと胸糞、救いがなさすぎる 百瀬の屁理屈が大嫌い、質問を質問で返して論点をずらしてずっと逃げてる、いちばんつまらない人間だと思う 作中の人間にこんな嫌悪感を抱けるのは久しぶりだ〜
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物語を通して虐めの被害者側からの視点が多く描かれていて、読み進めることに疲弊感を味わう それでいて、その展開に引き込まれた 文章の語尾に独特の表現があり、幻想的とも取れる世界観を作り出しているように思う 中学生の性的・生理的な側面も淡々と描いていた 現実から離れて閉鎖的でありなが...
物語を通して虐めの被害者側からの視点が多く描かれていて、読み進めることに疲弊感を味わう それでいて、その展開に引き込まれた 文章の語尾に独特の表現があり、幻想的とも取れる世界観を作り出しているように思う 中学生の性的・生理的な側面も淡々と描いていた 現実から離れて閉鎖的でありながら精神的な高みまで感じるストーリーだった
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胸くそ悪い時間が長過ぎて、 途中読むのやめようかと思った。 どういうように、善悪の根源を問われているのか 私には少々わかりませんでした。 ただお母さんの佇まいは好きですね! 病院のお医者さんと!
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胸に残ったのは、言葉に尽くしがたい「気持ち悪さ」だ。それは、人間が「女」という存在であるだけで、過剰なまでの「意味」や「役割」を背負わされ、逃げ場を失っていく過程への、生理的なまでの嫌悪感である。 コジマは凄惨な暴力の中にいながら、そこから逃げることを拒む。彼女にとっての「正しさ...
胸に残ったのは、言葉に尽くしがたい「気持ち悪さ」だ。それは、人間が「女」という存在であるだけで、過剰なまでの「意味」や「役割」を背負わされ、逃げ場を失っていく過程への、生理的なまでの嫌悪感である。 コジマは凄惨な暴力の中にいながら、そこから逃げることを拒む。彼女にとっての「正しさ」とは、世間から蔑まれている父親を否定せず、父と同じ苦難を「聖なる形」として引き受けることだ。 雨の中で自ら服を脱ぎ、いじめっ子たちを「聖母」のように撫でる彼女の姿は、あまりに記号的で、おぞましい。彼女は自身の身体や苦痛さえも、「母性」や「慈愛」という「女」の役割へと強引に回収させてしまった。コジマが男であったなら、この物語は成立しない。彼女が女の子であったからこそ、この「聖母の物語」という歪んだ救済の形が成立し、それが彼女をさらなる地獄へと閉じ込める。一方で、手術で「正しい視界」を手に入れた主人公が歩き出す世界もまた、救いではない。彼が手に入れたのは、何の「意味」も「物語」もない、ただただ平坦で乾いた現実だ。そこにはコジマを救う言葉も、苦しみを正当化する理由もない。ただ「遠くが見える」ようになっただけの、空虚な自由があるだけだ。ラスト、コジマだけが「ヘヴン」に行けたのだと思う。けれど、それは現実の生を捨て、狂気という名の記号に逃げ込んだ結果だ。対して主人公は、無味乾燥な現実という名の荒野に取り残された。 聖域に閉じこもるか、荒野を歩くか。 どちらが幸せなのかなんて、誰にもわからない。というより、どちらも等しく地獄なのだ。生きて、何かの「意味」を背負わされることも、あるいは「意味」を失って立ち尽くすことも。この世界で息をしていること自体が、逃れられない地獄なのかもしれない。
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非常に苦しかった 読んだ後まだ動悸がしている これは何故ヘヴンというタイトルなのか 彼等のヘヴンは何処にあるのか 主人公を取り巻く世界は平坦ではなく奥行きがあり何よりも美しいと気がつくラストに救いがある気がするが その美しさを伝えたい相手はもう側にいない その後のコジマは?二ノ宮...
非常に苦しかった 読んだ後まだ動悸がしている これは何故ヘヴンというタイトルなのか 彼等のヘヴンは何処にあるのか 主人公を取り巻く世界は平坦ではなく奥行きがあり何よりも美しいと気がつくラストに救いがある気がするが その美しさを伝えたい相手はもう側にいない その後のコジマは?二ノ宮は?百瀬は?百瀬の妹は? クドクドと書き込まずに読者の想像に任せる感じがいかにも作者らしいけれど とてもとてもモヤモヤする
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いじめの描写は読むのがつらく、数行ずつ読み飛ばしながら何とか読了。 最後には大逆転劇が待っているのだと期待して読み進めたが、直接的な解決の場面はなかった。 主人公含め登場人物がみんな幼く、自分の考えをさも世界の真理のように語っているところは痛々しく懐かしく思った。 学校という...
いじめの描写は読むのがつらく、数行ずつ読み飛ばしながら何とか読了。 最後には大逆転劇が待っているのだと期待して読み進めたが、直接的な解決の場面はなかった。 主人公含め登場人物がみんな幼く、自分の考えをさも世界の真理のように語っているところは痛々しく懐かしく思った。 学校という狭いコミュニティでおこるあれこれなんて、これから続く長い人生の中のほんの一部でしかない。でも当人にはそうは思えない。目の前の現実が全てに思えてしまうのだ。 「僕」のこれからの人生が彩り豊かなものであることを願ってやまない。
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百瀬の言った事が衝撃的で、しばらく考えました。これが真実なのか、人間の世界は残酷だが考えれば誰でもわかることなのか。きれいごとのない根底の部分は真実なのかもしれない。怖いけど少し気が楽になった。
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重い話だったけど、ハッピーエンドなのかな。主人公はこれから楽しいといいな。中学校のときいじめられてた子のことを思い出した。「心のアンケート」でバカ正直にその子がいじめられてると書いたら先生から呼び出しをされてどんなことをされてるか報告した。でもあれは万が一私がチクったことがバレて...
重い話だったけど、ハッピーエンドなのかな。主人公はこれから楽しいといいな。中学校のときいじめられてた子のことを思い出した。「心のアンケート」でバカ正直にその子がいじめられてると書いたら先生から呼び出しをされてどんなことをされてるか報告した。でもあれは万が一私がチクったことがバレても私がターゲットになるなんて思ってなかったから出来たことなんだなぁなんて思いました。(結局ターゲットにはなりませんでした。)
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※このレビューにはネタバレを含みます
※評価はしておりません。 人間の内面についてとことんまで突き詰められた、シビアな作品だと思いました。 登場人物がそれぞれ考える善と悪がそれぞれ私の人生で覚えのある内容で、まっすぐ刺さります。 そんなものはないという百瀬、揺れる主人公、絶対にあるというコジマ、みんなの考えにとても共感しました。してしまいました。 ラストで救われるのがコジマでなくて主人公だったところに皮肉というか、理想に縛られて壊れなかった強さというか、善悪の結果ではなく作者が考える「生きる力」が垣間見えたというか…。 「善悪」は人生の全てではないし、生きる力そのものではないと言われたような気がしました。じゃあ生きる力とは何かと考えさせられる作品でした。
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2026.1.9 最後一気にピントが合って世界が澄み渡る感覚 いじめの描写は本当に辛くて脳がグラグラした 何度も呑まれそうになったけど、最後まで読み切って良かったと思った。それはまた、美しさだった。 それはただの、美しさだった。 お母さん好き うれぱみん かなぱみん この物語で辿り着く結末が「美しさ」であること。
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