花と流れ星 の商品レビュー
真備シリーズの3作目となる短編集。前々作、前作を読んでなかったことが悔やまれる。 ただ短編ということもあり、前々作、前作を読んでいなくても楽しめる作品に仕上がっていたのが救いか 。 短編もたまには気楽に読めていいかもと思える作品でした。
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真備シリーズの第3作になる本書は、5編の短編で構成された短編集。 初めて真備シリーズを読んだけど、第1作から読んでなくても、すんなりと物語に入っていける。 これを読んだおかげで、シリーズの第1作から読んでみたくなった。長編での真備の活躍を読んでみたい。
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暗いイメージの作家だったけど、これはそうでもなかった。短編集。引っかかりなくスムーズに読める。20111109
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事件やキャラクターに変な派手さがないのが好感度高し。凛ちゃんがとても好き。 真備シリーズが他にも何冊かあるようなので、読みたい。
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『背の眼』『骸の爪』に続く真備シリーズ3作目の短編集で、秘密を抱えた5人の話。中でも「流れ星のつくり方」はせつなかった。久しぶりに3人の近況報告を聞けたようで嬉しかった。それにしても豆のにしかわのスペシャルブレンドを飲んでみたい!(笑)
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死んだ妻に会いたくて、霊現象探求所を構えている真備。その助手の凛。凛にほのかな思いをよせる、売れないホラー作家の道尾。三人のもとに、今日も、傷ついた心を持った人たちがふらりと訪れる。友人の両親を殺した犯人を見つけたい少年。拾った仔猫を殺してしまった少女。自分のせいで孫を亡くした老...
死んだ妻に会いたくて、霊現象探求所を構えている真備。その助手の凛。凛にほのかな思いをよせる、売れないホラー作家の道尾。三人のもとに、今日も、傷ついた心を持った人たちがふらりと訪れる。友人の両親を殺した犯人を見つけたい少年。拾った仔猫を殺してしまった少女。自分のせいで孫を亡くした老人…。彼らには、誰にも打ち明けられない秘密があった(amazonより抜粋) 真備シリーズの短編集です。 私はあまり真備シリーズは好きじゃなかったんですが、短編は面白いと感じてしまいました。 短編ならではの面白さがあったと思います。 一つ一つの短い物語がよかったです。 短編ってもっとこれを長編で読みたかったとか、話の展開が早いとか感じてしまうものですが、この短編は適度でよかったなぁ。 ただ可もなく不可もなく。 そんな感じだったのも否めません。
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シリーズ物と知らず、前から気になる作家さんだったので読みました。 短編5編からなるのですが、1つ1つのお話がとてもよく出来ているので、これまでの背景を知らなくても面白く読むことができました。霊現象探求所に相談してくる人たちがメインとなってくるので、そこには死や死者が絡んでくるのだ...
シリーズ物と知らず、前から気になる作家さんだったので読みました。 短編5編からなるのですが、1つ1つのお話がとてもよく出来ているので、これまでの背景を知らなくても面白く読むことができました。霊現象探求所に相談してくる人たちがメインとなってくるので、そこには死や死者が絡んでくるのだけど、切なさの残るお話ですが、切なさだけでなく、温かさもあり、文章が美しいなと感じました。 「流れ星のつくり方」が一番印象深いです。
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初めのお話から道尾さんの独特な雰囲気が出ていて、とても好きです。タイトルも中のお話に関係していますし、装丁も素晴らしい!
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道尾先生の本は向日葵の話が合わなくて、敬遠していたのだけどこの本は割と気軽に読めてよかった。全体的に切ないミステリー。真備シリーズは読んだことなかったけど、読んでみようかなぁ。
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短編集。「光媒の花」同様切なく、けれど軽い。 1話目「流れ星の作り方」がかなり良かったが、以降がイマイチです。 トリック自体はツマラないので、ならばもっとドラマ仕立てに力を入れてほしかった。 特濃のミステリーをバンバン成功させた道尾さんだからこそ言いたくなるのだが、 少し手を抜...
短編集。「光媒の花」同様切なく、けれど軽い。 1話目「流れ星の作り方」がかなり良かったが、以降がイマイチです。 トリック自体はツマラないので、ならばもっとドラマ仕立てに力を入れてほしかった。 特濃のミステリーをバンバン成功させた道尾さんだからこそ言いたくなるのだが、 少し手を抜いて書いたようにしか思えない。
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