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言えないコトバ コミックエッセイ の商品レビュー

3.5

53件のお客様レビュー

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2024/04/30

「パンツ」をズボンの意味で使いにくいとか、「おあいそ」がなんとなく気恥ずかしくて言いにくいとか、共感できるポイントが多くて笑ってしまった。 「育ちが良い、悪い」は私の祖母たちもたまに口にすることがあった(あと、「お里が知れる」も)けれど、祖母たちはお金持ちだとか由緒ある家柄だとか...

「パンツ」をズボンの意味で使いにくいとか、「おあいそ」がなんとなく気恥ずかしくて言いにくいとか、共感できるポイントが多くて笑ってしまった。 「育ちが良い、悪い」は私の祖母たちもたまに口にすることがあった(あと、「お里が知れる」も)けれど、祖母たちはお金持ちだとか由緒ある家柄だとかいう判断基準では使っていなくて、社会的なマナーのしつけを受けているかどうかが判断基準だった。例えば、ごみを道にポイ捨てするとか、公共の場で騒ぐとか、そういう人達を「育ちが悪い」と言っていたなと思い出した。 「流されてよいところでは、ざぶざぶと流される。小さな自己主張はしたくない。そこに、わたしの本質なんてないのだから。」(81頁) この文章が刺さった。私も、本質とは関係のない小さいことにはあまりこだわらずに、できるだけ軽やかに生きていたい。

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2023/06/14

読みやすかった。 共感出来る言葉とそれは普通に言えるって思う言葉もあり、益田ミリさんは一つの言葉について色々考えられるんだな、と。一つの言葉に2ページ、ましてや漫画まで付ける程。ネタが豊富で凄い。 チェイサーだのプレゼンフィーだのこの本で初めて知った言葉… 普段私も思ってたモヤモ...

読みやすかった。 共感出来る言葉とそれは普通に言えるって思う言葉もあり、益田ミリさんは一つの言葉について色々考えられるんだな、と。一つの言葉に2ページ、ましてや漫画まで付ける程。ネタが豊富で凄い。 チェイサーだのプレゼンフィーだのこの本で初めて知った言葉… 普段私も思ってたモヤモヤをこの本で言語化してもらった部分もあったり、反対に考え過ぎではないかと思う言葉もあったり。しかし流石作家さん、思考が深いんだなとよく分かる本だった。

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2022/10/14

大好きな益田ミリさんの本♡ 読んでいると「あ〜!分かる〜!」 てことばが多かった! 途中で入るマンガにいつも 癒されながら楽しんでる(笑) いつも私の心を癒してくれて ありがたい〜♡

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2022/06/17

益田ミリさんらしい話だった 周りを気にする感じや言葉のイメージを考えていることがわかった 私も優しい言葉遣いになれるようにする

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2022/04/04

益田ミリさん、初めてのエッセイ。 軽く読書がしたくなったときにおすすめ。益田ミリさんの使えない言葉たち、「わかる!」となるものもあれば、「そこまで気使う…?」となるものもあったり。言葉って、その人のことを一番よく表すものでもあるよね。自分が普段使う言葉について、考えさせられます。

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2022/03/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

岸本氏で味を占め、少しエッセイの世界を広げてみることに。 「おひや」、「おあいそ」という何気ないコトバ。 いざ使おうとしてみると、いろいろ考えて気恥ずかしくなってしまい使えない。 代わりに出てくるのは「お水」、「お会計」という実直なコトバ。 そんな著者から見た、ちょっと着飾ったコトバにまつわるエッセイ集。 文章だけではなく、同じテーマの象徴的な場面を漫画でも表現しているところが著者ならでは。 「おひや」、「おあいそ」が言えないというエピソードは、小心者、あるいは考えすぎな著者の姿に微笑ましく思う読後感。 一方、「さばさば」は女性にしか使われない、「思っていたより」の後に続くコトバは含意を持ってしまう、「元気だけが取り柄です」→それ以上何を求める!?、というような考察には、はっとさせられるものがある。 平易なコトバで綴る短い文章の中に深い洞察とコトバの難しさ、奥深さを感じされられた。

Posted byブクログ

2021/09/18

日常でよく耳にするちょっとした言い回しなどで、著者が「言えないコトバ」が見開きで掲載されている。それぞれの後ろに四コマもあって、ゆるい雰囲気で楽しく読めた。 私はそんなに深いこと考えないで、よく聞く言葉は自分でも色々使ってしまうなー。物事をよく考える方、めちゃくちゃ空気を読む方の...

日常でよく耳にするちょっとした言い回しなどで、著者が「言えないコトバ」が見開きで掲載されている。それぞれの後ろに四コマもあって、ゆるい雰囲気で楽しく読めた。 私はそんなに深いこと考えないで、よく聞く言葉は自分でも色々使ってしまうなー。物事をよく考える方、めちゃくちゃ空気を読む方のように思った。

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2022/03/26

ああわかる!私もサザンオールスターズをサザンって言えない!と思った。 益田さんはいろいろなコトバにとても敏感。こんなふうにいちいち世の中のコトバにひっかかっていたら生きにくいんじゃないかな?と心配になる反面、そうだなこの言葉は使わない方がいいなって反省することもあったりでとても...

ああわかる!私もサザンオールスターズをサザンって言えない!と思った。 益田さんはいろいろなコトバにとても敏感。こんなふうにいちいち世の中のコトバにひっかかっていたら生きにくいんじゃないかな?と心配になる反面、そうだなこの言葉は使わない方がいいなって反省することもあったりでとても楽しく読んだ。

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2020/01/10

「おひや」とか「カフェ」とかが気恥ずかしくて使えないというエッセイ。このこだわりは私には謎。友達にはなれないと思いました。

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2019/12/20

 自分にも言えない言葉ってあるかなと考えてみた。言えない言葉はないけど、使わないように意識してる言葉だったり、時代に合わせてなのか、自然になのか使わなくなった言葉はあるなと。  益田さんみたいにひとつひとつの言葉について考えを巡らせてみるのは楽しい。

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