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マグマ の商品レビュー

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127件のお客様レビュー

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    31

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2015/02/26

地熱発電というテーマを中心に、社会の上層が垣間見える。コラプティオでは原発推進、マグマでは原発撤廃。未来のためにどちらを選ぶべきなんだろう。

Posted byブクログ

2015/02/21

原発に代わる再生可能エネルギーとして地熱発電のことを初めて知った。 再生可能エネルギーの常として総出力数が小さく大きく発展が望めないようだが、今後改善してこうした発電方法で大きなエネルギーを生み出させるようになってほしい。そうすれば安全で中東に依存することなく暮らせるのだが、、、

Posted byブクログ

2015/02/14

エネルギー関連の企業をめぐる経済小説。外資系のファンドに所属する主人公が、九州の地熱発電会社の再生を請け負い、原子力発電に対抗し、クリーンなエネルギーを広めようと画策する。外資系ファンドの仕事の模様がわかる一冊。

Posted byブクログ

2014/08/21

これが3.11より前に書かれていたのが示唆的。神の火、原子力発電を手に入れてしまった日本に警鐘をならす作品。代替エネルギーとして地熱発電を主題に、知的美女やら外資の貪欲社長や利権に絡む政治家やら、エンターテイメント性も加わって面白い。この人の本はちょっと俗っぽさが気になるけど、内...

これが3.11より前に書かれていたのが示唆的。神の火、原子力発電を手に入れてしまった日本に警鐘をならす作品。代替エネルギーとして地熱発電を主題に、知的美女やら外資の貪欲社長や利権に絡む政治家やら、エンターテイメント性も加わって面白い。この人の本はちょっと俗っぽさが気になるけど、内容は面白かったです。 Aug 2014

Posted byブクログ

2014/08/12

ちょっと読みにくいけど、内容は面白い。原子力という発電形態がある中で、地熱に代表される自然エネルギーを拡大していくことはできるのか。政治や利権争いがある醜く蔓延る問題故、理想論や効率だけでは語れない世界。「諦めからは何も生まれない」から取り組み続けるしかないんだろう。

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2014/08/07

(2008年に書いたレビュー) あ~おもしろかった! 文明社会に欠かせない「電力」。 原子力発電に反対すれば、「今の便利な生活を捨てられるのか」と脅される。 崩すことが許されない原発神話の欺瞞。 政治と経済の利権食い。 代替エネルギーとしての地熱発電のポテンシ...

(2008年に書いたレビュー) あ~おもしろかった! 文明社会に欠かせない「電力」。 原子力発電に反対すれば、「今の便利な生活を捨てられるのか」と脅される。 崩すことが許されない原発神話の欺瞞。 政治と経済の利権食い。 代替エネルギーとしての地熱発電のポテンシャルについて無知だったことを反省し、当たり前に使うエネルギーの源への興味を持つことができたということだけでも読む価値があった。 できすぎている印象もある。 それでも作者の筆力による疾走感と緊張感が物語を通して持続し、読み始めたら止まらなくなる。 次回作も早く読みたいなぁ。

Posted byブクログ

2014/04/25

電力業界は、典型的な利権構造。さらに、原子力発電という「神の火」手に入れ、複雑に絡み合う。地熱発電が日本で進まない理由がよくわかる。

Posted byブクログ

2014/03/28

【文章】  読み易い 【気付き】  ★★★・・ 【ハマり】  ★★★・・ 【共感度】  ★★★・・ 国の規制、利権争い、安定性や経済的な問題等から、 下火となっていた地熱発電をハゲタカファンドが商業化させる話。 東北大地震以降、原子力発電の運用上の問題に関する情報をよく目にす...

【文章】  読み易い 【気付き】  ★★★・・ 【ハマり】  ★★★・・ 【共感度】  ★★★・・ 国の規制、利権争い、安定性や経済的な問題等から、 下火となっていた地熱発電をハゲタカファンドが商業化させる話。 東北大地震以降、原子力発電の運用上の問題に関する情報をよく目にするようになったが、 それ以前から、原子力発電に対して批判的な意見があった事を改めて認識した。 ハゲタカファンド、政府、電力会社、地域組合関係者等のやりとりは、 まるでドキュメンタリーを読んでいる気分になる。

Posted byブクログ

2014/02/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

○真山仁氏の著作。 ○地熱発電をテーマに、原発に係る安全性、効率性、コストや、その利権を描いた作品。 ○2006年に著された本であるが、現在の「脱原発」をめぐる社会情勢を先取ったものと言えるものであり、著者の取材力・分析力に相変わらずの凄さを感じる。 ○原発や自然エネルギーへの関心が高まっている現在だからこそ、読むべき本である。 ○一方で、GCや政治、官僚の描き方は、他作品に比べてかなりあっさりとした印象がある。

Posted byブクログ

2013/12/15

日本で原発が押し勧められてきたが、代替エネルギーとして、地熱発電を利用とする話。ただ、今では発電量に対しコストが高い事が原因で、余り知られていない。昨今の原油高が更に上昇していくと、見直されるエネルギーなのかもしれない。日本は火山が多いので地熱発電は将来の主エネルギーになるかも知...

日本で原発が押し勧められてきたが、代替エネルギーとして、地熱発電を利用とする話。ただ、今では発電量に対しコストが高い事が原因で、余り知られていない。昨今の原油高が更に上昇していくと、見直されるエネルギーなのかもしれない。日本は火山が多いので地熱発電は将来の主エネルギーになるかも知れないと思いました。

Posted byブクログ