バガボンド(31) の商品レビュー
プロフェッショナルで、又八のお母さんの表情のひとこまを 作者が納得のいく表情を描きたいがためにギリギリまで悩んでいるのを見た。半端なく思い入れて描いている。
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旅を続ける武蔵は、彼を倒すことで名を挙げようとする浪人たちの襲撃を退けながら、かつて訪れた柳生の村へと向かいます。 一方、本位田の婆に再会した又八は、体力が衰え死が近づきつつある彼女の前で、自分の心の弱さをさらけ出します。そんな彼のことを、婆は「強くあろうとする者」だと励まし、...
旅を続ける武蔵は、彼を倒すことで名を挙げようとする浪人たちの襲撃を退けながら、かつて訪れた柳生の村へと向かいます。 一方、本位田の婆に再会した又八は、体力が衰え死が近づきつつある彼女の前で、自分の心の弱さをさらけ出します。そんな彼のことを、婆は「強くあろうとする者」だと励まし、やがて息を引き取ります。 劣等感に苛まれ続けた末に、残り少ない命の母親を介抱する中で、ようやく彼自身の等身大の姿を見出した又八に、思わず目頭が熱くなってしまいました。
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★★★★★ 冒頭から治っていない足が痛そう。お杉にも若いころはあって。語り部又八、その年まで生きられたんだね。よかった。武蔵、こんなタイミングで彼に会うとは!
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この辺の戦闘シーンがない感じもけっこう好きだなぁ・・・! 又八と母親のエピソードは良い話だけど、ありがちにも見えた。又八が語り部になっているのは時間軸がもうひとつ入ってきてるようで面白いし、物語を俯瞰している感じもする。
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又八が自分自身の嘘と向き合う。嘘を見抜いてた母も他界した。天下無双と呼ばれるようになってから、武蔵は目指すものを少しづつ変え始める。
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あんなに怖かったおばばも母の優しさと強さを持つ。亡くなってしまって寂しい。又八がんばれ!それにしても伊藤一刀斎の濃いこと…。
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武蔵、囚われの身からまた漂白者へ。又八と母・お杉のエピソードに涙が…。一刀斎と武蔵の対峙にゾクゾク。
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レ。 30巻手前くらい(吉岡一門70人斬り)から、新章入ってたのはわかってたけどこの巻はすごかった。 又八はここで一区切りかな。 急に時間が飛んで、おっさんになり、昔話をし始めたのはビックリしたけど。 一刀斎キターーー。 武蔵はいまだに殺しの螺旋から降りられず。
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「強い人間がいるのではない。強くなろうとしている人間がいるだけだ」 あの軟弱な又八の母(それまでは悪く描かれていた)の言葉だけに、一層の重みを増す。 母とは、なんと深い愛情をもった存在なのだろう。 後表紙の見返しに書かれていた、井上氏の言葉が深くて、温かかくて、「表現...
「強い人間がいるのではない。強くなろうとしている人間がいるだけだ」 あの軟弱な又八の母(それまでは悪く描かれていた)の言葉だけに、一層の重みを増す。 母とは、なんと深い愛情をもった存在なのだろう。 後表紙の見返しに書かれていた、井上氏の言葉が深くて、温かかくて、「表現者」の一種の悟りともいうべき、真摯な境地をかいま見た。 私も人生に困難が起こる度に、より一層、使命を深く自覚していきたい。いやどこまでも自分と未来を信じたい。
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又八の物語に、母は号泣。一時期離れていた「バガボンド」に戻ってきたのは、又八母のおかげです。うんうん。ばか息子でもかわいいのだ。育てているのが母なのだ。わたしも強い母になりたい。
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