ココ・シャネルという生き方 の商品レビュー
詳細な伝記というわけではなく、ちょっとした読み物だがかえって丁度よかった。ココ・シャネルという人物の筋の通った考え方や、派手だけれども孤独ともとれる人生を概観できて面白かった。
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これは以前ビブリオバトルをやった時に紹介されていた本です。 タイトルのとおり、ココ・シャネルの一生について書いた本です。 10~15ページくらいの章がたくさんあります。生い立ちから亡くなるまでが小刻みに書かれていて、それぞれにメッセージとして参考になるまとめみたいなものがありま...
これは以前ビブリオバトルをやった時に紹介されていた本です。 タイトルのとおり、ココ・シャネルの一生について書いた本です。 10~15ページくらいの章がたくさんあります。生い立ちから亡くなるまでが小刻みに書かれていて、それぞれにメッセージとして参考になるまとめみたいなものがあります。 とにかく読みやすかったです。分量が重くなく、著者の言葉とシャネルの言葉がはっきり分かれていて、レイアウトとしても読みやすいです。 シャネルの生き方は、なにより自分と自分のプライドを大切にしているように感じました。とても強い人だと思いました。 いろいろな人にお勧めできる本だと思いました。
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自分の生き方を考えさせられる本です。 時代背景も押さえながら、シャネルの言葉をたくさん盛り込んで書いてあるので、とても読みやすい。 挫けそうになったときに、読み返すのがおすすめです。
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映画「ココ・シャネル」を観て、本を読んでみようと思った。 映画とは少し違う。 黒いワンピース、ジャージ、プリーツスカート、イミテーションジュエリー、ショルダーバッグ、リップステイック。 全てシャネルが生み出したなんてすごい。 「人間の生まれの違いからくる幸、不幸。そのハンディキ...
映画「ココ・シャネル」を観て、本を読んでみようと思った。 映画とは少し違う。 黒いワンピース、ジャージ、プリーツスカート、イミテーションジュエリー、ショルダーバッグ、リップステイック。 全てシャネルが生み出したなんてすごい。 「人間の生まれの違いからくる幸、不幸。そのハンディキャップを考えるとき、出だしが不幸だったことをあたしは全然恨んでない。」 ピカソと友達だったことも驚きだ。こんなに成功して50歳になっても恋をして、それでも孤独で人生って何だろうと思う。
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終了日:4/5 新聞書評で知った。わたしは一流ブランドに興味はないんだけど、すごい人だというので読んでみようかと。 シャネルはもともとボーイッシュで、シンプルで、ジャージーのような現代的な素材を使ったりしたような人だった。No5っていう香水も、試験管の5番目から来てるらしいほどシ...
終了日:4/5 新聞書評で知った。わたしは一流ブランドに興味はないんだけど、すごい人だというので読んでみようかと。 シャネルはもともとボーイッシュで、シンプルで、ジャージーのような現代的な素材を使ったりしたような人だった。No5っていう香水も、試験管の5番目から来てるらしいほどシンプルな。 ごてごてした上流階級への反発や怒りが彼女をそうさせた。でも50くらいになって富や名声を手に入れて自分もそこに位置してたのはちょっと皮肉だ。その辺で戦争がおきたり、男の人に頼りそうになったりして、よりごてごて、激しい感じになって、今のコンサバで反抗してないような感じになったのかな。 ブランドはさておき、おかしいと思う気持ちを持ち続けること、普通とは違っていても、それをあえてのばすこと、自分の力でやること。 よく考えれば大したことないことで泣いたり、くよくよしてた今のわたしにはいい薬でした。 解決法が見つかった気がします。 そして、15日まで南青山でやっているシャネルの写真展にいこうと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
シャネルの生き方や言葉から見える、筆者の考えるシャネルという人物、が綴られた本。 シャネルの言葉が多用されており、 シャネルに対する自分なりの感じ方もできる本であると考える。 すべてのシャネルの言葉に同意することはできないが、 ところどころに、胸に突き刺さる言葉がある。 自分の気に入った言葉を胸に、日々生活していけたらと思う。 以下、自分の気に入った、もしくはハッとした言葉たち。(一部) ・「傲慢」でいることは、逃避やごまかしを捨て去ること。 ・女の才能を伸ばす男を選びなさい。 ・あなたの援助が必要でなくなったとき、 あたしがあなたを愛しているかどうかわかると思うから。 ・「シンプルで着心地が良く、無駄がない。」 ・欠点は魅力のひとつになる。 ・もしも相手との深い関係を築きたいならうわべだけの言葉、偽りの薄ら笑いをやめなければならない。 ・「過剰」は下品。 ・あたしはこれから起こることのそばにいる人間でいたい。 ・誰かに愛着するのは好きじゃない。忠告されるのも嫌い。それは頑固だからではなく、あたしが影響されやすい性格だから。
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言いたい放題言って自分の道に進んでいくのも嫌いじゃない。 ココ・シャネルの生き方は実にシンプル。今のブランドでは想像できない。高価なものであるのは変わりないが、用途を考えて制作されているのが良い。 関わっている人との影響によって彼女は輝いているようだった。彼女の思いやりも素敵。
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シャネルの54歳の時の写真が美しすぎて息をのんだ。生きざまが人を美しくさせるのか。一点の甘えもない厳しさ、哀愁を内包した力強い佇まい。忘れられない一枚だ。ジャージー素材を着た写真もツイードのシャネルスーツもむしろ今の女子のスタイルと変わらなかった。シャネルの確立したスタイルは、世...
シャネルの54歳の時の写真が美しすぎて息をのんだ。生きざまが人を美しくさせるのか。一点の甘えもない厳しさ、哀愁を内包した力強い佇まい。忘れられない一枚だ。ジャージー素材を着た写真もツイードのシャネルスーツもむしろ今の女子のスタイルと変わらなかった。シャネルの確立したスタイルは、世界規模で現代のスタイルの源流を作った革命者で、彼女無しには今の楽しいファッションは無かったかもしれない。彼女はただ自由を求めてただけなのかもしれない。
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強烈な生き方。 かっこいいけど、そばにいたら疲れちゃうタイプの人だと思う。 で、この人生を上手くまとめてプレゼンしなきゃなんだよなー。 濃密過ぎてどうまとめれば良いのやら。
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『ココ・シャネルという生き方』山口路子。再読了。デザイナーとしてではなく、実業家、起業家としてのシャネルは素晴らしい。時代を読む力、マスの使い方。何がカッコいいって、正にストリート育ちなのがクールだよ。
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