きゅうりの王さまやっつけろ の商品レビュー
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あいつのせいで家族がめちゃくちゃ! ある日地下室から現れたのはきゅうりの王さま。困ったことにお父さんが王さまに心酔してしまって家はギスギスしている。なんとかあのきゅうりの王さまを追い出せないか——。 奇想天外な物語だが、展開が気になって一気に読んでしまった。意外だったのは弟がきゅうりの王さまを追放したこと。きゅうりの王さまが何を表しているのかはわからないし、もしかしたら何も表していないのかもしれないけれど、一連のトラブルの中で主人公の「ぼく」は大人へと近づく。何かと自分のやり方を押し付ける父親に反抗し、その支配から抜け出ること。嫌っていた先生の新たな一面を知り、見方を変えること。母親に秘密を持ちつつも、心配させないように信頼を示すこと。子どもだと思っていた弟の勇気ある行動を見て、態度をあらためること。どれもが大人へと近づく一歩である。 自分の見識を広げるきっかけはどこにあるかわからない。きゅうりの王さまが急に現れるようなことはそうそうないだろうが、トラブルの中で考え行動するとき、少年は成長する。それを味わえる作品である。
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主人公一家の暮らす家の地下室。そこににきゅうりそっくりの生き物の国があり、きゅうりの王さまが家来に追い出されて逃げてくる。 すごい奇妙な設定だな、とおもったけれど物語は異質な存在が家族に加わったがきっかけで、我慢してきた家族間の問題が表に現れて、それをどうにかしようとこどもたちが...
主人公一家の暮らす家の地下室。そこににきゅうりそっくりの生き物の国があり、きゅうりの王さまが家来に追い出されて逃げてくる。 すごい奇妙な設定だな、とおもったけれど物語は異質な存在が家族に加わったがきっかけで、我慢してきた家族間の問題が表に現れて、それをどうにかしようとこどもたちが頑張る、しっかりした物語でとても良かった。
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地下室に住みついていたきゅうりの王さま。 いい人かと思ったらとんでもない。。 ドイツの児童文学らしい独特のユーモアがあって、なかなか面白かったです。
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「子どもだって、自分の考えをもって自立しようとしている普通の人間なんだってことが、お父さんにはわからないから、こういうことになるのよ。お父さんにはそれががまんならないのね。どうしてなのかは、わたしにもわからないけど。」 そう、だからこんな事件が起こってしまったのだ。 きゅうりの...
「子どもだって、自分の考えをもって自立しようとしている普通の人間なんだってことが、お父さんにはわからないから、こういうことになるのよ。お父さんにはそれががまんならないのね。どうしてなのかは、わたしにもわからないけど。」 そう、だからこんな事件が起こってしまったのだ。 きゅうりの王さまのせいで、家族は一人一人 その問題に立ち向かわざるを得なくなる。 ドイツの児童文学は常にユーモアと深い洞察に溢れている。 すらすら読めてしまう割に、立ち止まってじっと考える余韻を 与えてくれる素敵な作品。
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家来の反乱から逃れてきたきゅうりの王様が、家族から孤立してるお父さんと結託!それにしてもこの王様きゅうり、かわいくないなー。
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