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カペー朝(1) の商品レビュー

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34件のお客様レビュー

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  2. 4つ

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2012/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

カペー朝の始祖ユーグ・カペーは凡庸な男でした。周りを強力にして華麗な敵たちに囲まれながら、どのように王家はローマ教皇や神聖ローマ皇帝と並ぶ存在に成り上がっていったのか? フランス王朝の礎を築いたカペー家300年の軌跡を、当代一の西洋歴史小説家が鮮やかに描きます。

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2012/09/18

地元の図書館で読む。涼しいですね。読みやすい文章です。しかし、図書館で読む本ではなく、家で読む本です。それだけです。

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2012/03/28

3/28読了。フランスを舞台とした歴史小説を得意とする著者によるカペー朝通史。西フランク王国ではパリ周辺を支配するに止まったものの、ユーグ・カペーが王となって以来の三百余年でフランスの王国としての 基盤を強化したカペー朝、その各王のプロフィールとエピソードを追う構成となっています...

3/28読了。フランスを舞台とした歴史小説を得意とする著者によるカペー朝通史。西フランク王国ではパリ周辺を支配するに止まったものの、ユーグ・カペーが王となって以来の三百余年でフランスの王国としての 基盤を強化したカペー朝、その各王のプロフィールとエピソードを追う構成となっています。それにしても、三百年以上も男系が途絶えなかったのが奇跡です。また、ブクログの本棚でも取り上げてますが、著者のこういった新書もんを読むのは、『ダルタニャンの生涯-史実の三銃士』と『英仏百年戦争』に続いて三冊目で、その語り口は小説よりもむしろノンフィクションの方が向いているかなと思いますね。

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2011/09/06

読み物として面白いという訳ではないが、余計な心理描写や興味本位な醜聞の拡大等がなく、カペー朝の概要がつかめる。

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2011/05/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この時期のフランスについてよく知れました!面白かったです。 筆者は中世フランス史専攻で小説家とのことで、お堅い歴史書を読むより、こちらのほうが砕けた文体でリズム感のある語りだったので、親しみやすいかも。 しいて言えばオジさま向け。

Posted byブクログ

2011/03/23

名ばかりのフランス王位に実力を与えた王朝の物語。教科書クラスの名君の活躍の足場を作った、日陰の王たちの話は目新しく面白かった。続編になるであろうヴァロワ朝も楽しみ。

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2010/11/30

[ 内容 ] 「時間を超えた逆転劇」、それが、冴えない始祖、ユーグ・カペーが頭の中で描いていたことなのか? 「名ばかりの王」から300年の時を経て、ローマ教皇、神聖ローマ皇帝と並ぶ権力者としてヨーロッパに君臨するまでの物語。 [ 目次 ] フランス王とは誰か ユーグ・カペー(九...

[ 内容 ] 「時間を超えた逆転劇」、それが、冴えない始祖、ユーグ・カペーが頭の中で描いていたことなのか? 「名ばかりの王」から300年の時を経て、ローマ教皇、神聖ローマ皇帝と並ぶ権力者としてヨーロッパに君臨するまでの物語。 [ 目次 ] フランス王とは誰か ユーグ・カペー(九八七年~九九六年) 名ばかりの王たち 肥満王ルイ六世(一一〇八年~一一三七年) 若王ルイ七世(一一三七年~一一八〇年) 尊厳王フィリップ二世(一一八〇年~一二二三年) 獅子王ルイ八世(一二二三年~一二二六年) 聖王ルイ九世(一二二六年~一二七〇年) 勇敢王フィリップ三世(一二七〇年~一二八五年) 美男王フィリップ四世(一二八五年~一三一四年) あいつぐ不幸 天下統一の物語 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2010/10/29

ナポレオンのような「天才的な」王は出てこない。むしろ「堅実に」コツコツと王国を積み上げて、後の大国の基盤を作ったカペー朝の王たちの物語。王国の発展のカギは、一人ひとりの王が長く生きることと、直系の後継者をきちんと残すことだったようだ。

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2010/08/02

フランス史を王朝からの視点で学ぶのに最適。 王の事績が一人ずつ丁寧に書かれているので、わかりやすく頭に入りやすい。 佐藤賢一は結構好きで読んでいるが、専門家が読んだら突っ込みどころが多いんじゃないかと思いつつ、フランス史関係のザックリの知識を得るには十分ではないかと思っている。 ...

フランス史を王朝からの視点で学ぶのに最適。 王の事績が一人ずつ丁寧に書かれているので、わかりやすく頭に入りやすい。 佐藤賢一は結構好きで読んでいるが、専門家が読んだら突っ込みどころが多いんじゃないかと思いつつ、フランス史関係のザックリの知識を得るには十分ではないかと思っている。 この本と同じく佐藤賢一の「オクシタニア」を合わせて読むと「アルビジョワ十字軍」が面白くなる。

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2010/06/03

チュロスのように美味しく。 フランス王家はブルボン朝しかあまりよく知らなかったが、「神曲」を読むついでに読んでしまった。 まだ未読だけど「王妃の離婚」で有名な作家だけあって面白く読めた。 ヴァロワ朝、ブルボン朝も期待

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