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極楽カンパニー の商品レビュー

3.7

30件のお客様レビュー

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2024/02/15

定年し図書館にが良いをしていた主人公。 似たような境遇の桐峰と出会い会社ごっこを始める. 立ち上げたごっこ株式会社は社員100人を超え、県外にもネットワークができどんどん広がっていく。 すっとんだストーリーの中にも働くことの意義ってなんだろうと考えさせられる原宏一さんらしい話でし...

定年し図書館にが良いをしていた主人公。 似たような境遇の桐峰と出会い会社ごっこを始める. 立ち上げたごっこ株式会社は社員100人を超え、県外にもネットワークができどんどん広がっていく。 すっとんだストーリーの中にも働くことの意義ってなんだろうと考えさせられる原宏一さんらしい話でした。

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2023/11/29

毎回思うが原宏一作品は、最初の数ページの掴みがスゴイ!定年退職して暇をもて余している主人公が再び輝くストーリー。

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2023/04/24

会社ごっこの雰囲気が途中でよくわからなくなってしまったのですが、息子さんの話にシフトしていってからは面白かったです。 最後はあーぁとも思いましたが、読み終わりはすっきりでした。

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2023/02/02

痛快な読み心地‼️ 定年退職後の男たちの思いついた遊びがどんどん波及して、何となく遊びにもエゴが出てくる感じが笑えます そしてきっと最前線を退いた働き蜂の心境ってこんな感じかと思い至りました やっぱり人間はいくつになってもやる事とやり甲斐と頼られることが必要なんですね

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2022/10/23

ユニークな設定のお話でとても面白かった。発想が豊かでうまくいくかと思いきや…なところも楽しく読み進められました。

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2022/09/29

 原宏一らしいユニークな着想と視点で書かれた作品。  現実には有り得ない社会組織だと思うのに、なぜだか現実味を感じた。

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2019/12/05

定年退職親父達の仮想会社が巻き起こす一大ムーブメント。 平凡な毎日を送る須河内賢三は、図書館で桐峰という同じ境遇の男から、会社ごっこに誘われる。 会社の理念や、営業方針を決め、毎朝出勤していく賢三達は、周囲にもこの遊びへの参加を呼び掛けたところ、全国的な広まりを見せていく。 ...

定年退職親父達の仮想会社が巻き起こす一大ムーブメント。 平凡な毎日を送る須河内賢三は、図書館で桐峰という同じ境遇の男から、会社ごっこに誘われる。 会社の理念や、営業方針を決め、毎朝出勤していく賢三達は、周囲にもこの遊びへの参加を呼び掛けたところ、全国的な広まりを見せていく。 賢三の息子・慎平は会社から独立し、新興産業を率いる二谷からの後ろ盾を得、賢三達の事業をフランチャイズ化しようと目論むも、高齢者を金づるとしたことに賢三の怒りを買ってしまう。 賢三の会社員の妻としての苦労や、二谷の陰謀など、賢三の会社ごっこは如何なる結末を迎えるのか? 単行本が検索にヒットしなかったので文庫で。 1998年発刊の書き下ろしですが、まさに今、超高齢社会となり、身につまされる思いがする作品。 人間、死ぬ迄、いろんな形での使命は必要かもしれない。

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2018/10/04

リストラで生気を失った男たちがどんどん架空の仕事によって若返り、それがリアルで快活としていておもしろかった。後半からの結末は前半での面白さの勢いはなくなってしまった。

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2018/05/17

定年後に生活のハリを失った男性たちが会社ごっこで活力を取り戻す話。 荒唐無稽っぽさもあるがあながち本当にあってもおかしくないリアリティもありますね。 気軽に読めました。

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2018/01/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

昭和〜平成初期の空気感を感じられるコメディ。ページをめくるのを止めることなく読了。面白かった! 会社人間、平成初期の若者の考え方、家族観、夫婦観、会社観、様々な層が重なり合いつつ物語が進んで行く。 正直、昭和のサラリーマン的人生をかなり卑下していた自分にとって、彼らの気持ちが少し理解できるようになる本でもあった。

Posted byブクログ